インフルエンザ 

 

インフルエンザと普通のかぜとは、どう違うの?

インフルエンザの原因はインフルエンザウイルスで、普通のかぜは主にライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルスなどで起き、インフルエンザと普通のかぜとは別の種類の病気です。インフルエンザでは発熱など全身症状が強く現れ、重症化しやすく気管支炎や肺炎などを併発することもあります。普通のかぜより症状が重いので、インフルエンザにかかったら早めに医師の診断を受けましょう。

●症状の違い

 

インフルエンザ

普通のかぜ

最初の自覚症状

悪寒、頭痛など

鼻やのどの乾燥感、くしゃみなど

主な症状

頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、鼻汁など、強い全身症状が見られる

のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳が中心

発熱

38〜40度(3〜4日間)

ないか、もしくは微熱

予防接種は効果があるの?

特に高齢者や、慢性疾患のある人は予防接種を受けておいた方がよい、といわれています。インフルエンザにかかった人の70〜80%は、予防接種をしていればかからないですんだか、あるいはかかっても症状が軽くてすむという有効性が証明されています。
なお、予防接種は健康保険が適用されないため、原則として全額自己負担となります。ただし、65歳以上の人、60歳以上65歳未満で心臓やじん臓、呼吸器などに重い病気のある人などは、一部公費負担の場合があるので、詳しくは医療機関にお問い合わせください。

●特に予防接種を受けた方がよい人

 

高齢者

 

気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全症(免疫抑制剤による免疫低下も含む)などの疾患のある人

インフルエンザは普通のかぜとは異なり、症状が重いので、発症したらできるだけ早く医療機関を受診してください。薬が処方された場合は、指示されたとおりに薬を飲みましょう。

 

インフルエンザにかかったら、どうすればいいの?

インフルエンザに効果のある薬も今はありますが、一般の薬局や薬店では販売されておらず、医師の処方が必要です。ただし発症後48時間以内に服用しないと効果が少ないので、発症したら早めに医師に相談してください。
またインフルエンザにかかると、のどや鼻などの粘膜がダメージを受けるため、他のウイルスや細菌にも感染しやすくなります。気管支炎や肺炎などの合併症に対しては、治療に抗生物質も使用されますが、使用するかどうかは症状や体調などをみて、医師が判断します。

安静にして、休養をとりましょう。睡眠を十分にとることが大切です。

空気が乾燥していると周囲の人もインフルエンザにかかりやすくなるので、部屋の湿度を保ちましょう。

お茶、スープ、ジュースなどで水分を十分に補給しましょう。

インフルエンザはどう予防するの?

予防接種を受けましょう。

インフルエンザにかかりたくない、インフルエンザにかかったときに重症化を防ぎたいと考えている人には、予防接種をお勧めします。

部屋の湿度を保ちましょう。

加湿器などで適度な湿度を保つことが大切です。また外出時にマスクをすることも予防に役立ちます。

人込みを避けましょう。

地域でインフルエンザが流行ってきたら、できるだけ繁華街や人込みを避けましょう。

帰宅したらうがい、手洗いをしましょう。

日頃から栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

インフルエンザは普通のかぜとは異なり、症状が重いので、発症したらできるだけ早く医療機関を受診してください。
薬が処方された場合は、指示されたとおりに薬を飲みましょう。