右ピッチャーが来たら吉村を出して、左ピッチャーが来たら清水に代打広沢を出す、というのがジャイアンツの監督に要求される主要な能力(あとは英語が話せて腕毛と胸毛が濃いこと)であることはもう大読売の社主様も含め誰もがよ〜くご存じのことだが、しかし、木の芽時のこの時期、普段からハイな一茂パパはさらに絶好調、素晴らしい采配で30億円もあれば球団ごと買収できちゃう横浜と壮絶な三位争い(ある意味四位争い)を展開している。
清水は実は左にも強い、とか、吉村が打ってるのなんか見たことないぞ、とか、そういうことは大読売内部では禁句になっているらしく、今日も今日とて一茂のファーザーは清水に代打広沢(キてるときには川相)を送り続けている。膝の痛い松井には(高橋がいるにも拘わらず)センターを守らせた上に盗塁までさせて今年も絶対にタイトルは獲らせないという決意を見せているし、井野、友寄に続いて渡田をも自陣に引き込んでジャッジ対策も万全だし、仁志の手首と引き替えに今中を自滅に追い込んで星野組対策も万全。あとは桑田を完投させることと河原に夜を解禁することサエ忘れなければメークミラクルは万全、と言ったところで横浜ファンの俺は今夜も枕を高くして眠れるのである。
育てながら勝つ、とか、5000万円以下の選手とイチローだけで勝つ(神戸地方限定)とか、土台を作りながら勝つ(ムッシュ限定)とか、故障させてでも勝つ(広島地方限定)とか、茶髪を切らせつつカツノリを使いながら勝つ(神宮地方限定・しかも家に帰ればそこには国会議員のなり損ないが!)とか、とかくプロ野球の監督には制約が多いものだが、メークミラクルで勝つ、というのはそれらのなかでも最上級に困難な障壁なのではないだろうか。一茂を使いながらメークドラマで勝つ、に比べれば随分楽だとは思うが、何はともあれ、一茂パパ監督には途中降板などせずに頑張って欲しいものであるよ。
なんて言ってたら今日は負けちゃいましたな。今年はこの調子で四位争いなのかなあ。ちぇ。