2  急性腰痛(筋肉性腰痛)
何時痛めたのかはっきりしないが後から段々痛みが強まってきます。やがて痛みのピークを迎えて慌てたり狼狽します。腰が伸びなくなり、ヘッピリ腰になるので仕事にならなくなります。腰の筋肉疲労の蓄積が主因で腰全体が硬く突っ張り、筋肉の伸び縮みが制限されます。無理をして動くとズヤズヤと痛みます。動けなくなることもあります。このタイプの腰痛を起こすと患者は自虐的になり自分のだらしなさを責める人が多くなります。「たかが腰病み位でなんというざまだ」。急性腰痛は肉体労働者と事務系労働者に同じ比率で発生します。
戻る

1  典型例


スポーツ活動や作業中に何となく腰に効いたなという感じを持っていたが我慢して続行した。一息、休憩して立ち上がろうとしたらギリギリと腰が痛み出した。その日は何とか凌いだが翌日は一層痛みが強まって仕事にならなくなって仕方なく受診した」。このようなパターンが最も多い。要因は数週間〜数ヶ月前からの腰の筋肉疲労の蓄積が背後にあります。疲労の蓄積は主として長時間の「前かがみ」の姿勢で作業を続けた事が主因にあります。



2  鍼灸治療


ハリの「筋肉緊張緩和作用」がよく効きます。筋肉の緊張が解消し痛みも早期に解消できます。多くの人は痛みが緩和した時点で治療を中断しがちです。このため腰痛を再発させたり慢性化させたりします。痛みが緩和しても筋肉の中の硬い「硬結」(こり)は多少残ることが多いので再発、慢性化の要因になる為です。痛みが緩和した後の「ダメ押し治療」が再発防止の決め手です。