この人に聞く

　　　　　　　　　　　　　　　　マスターズ（ベテランズ）大会の主な成績
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～昭和５８年４月から平成１９年９月現在まで～
　　　　　　　　　　　　　　　◇昭和５８年（６０歳）宮城マスターズ陸上競技連盟結成と同時に加入。
◎県内外マスターズ大会
　昭和５８年以来毎年参加、主として投てき競技。
◎東北マスターズ大会
　第１回（昭和５９年）～第２４回（平成１９年）連続出場し、砲丸投げ、ハンマー投げ優勝多数。
　円盤投げは２４回連続優勝。
◎全日本マスターズ選手権
　昭和５９年から平成１８年まで、計２２回出場。投てき種目で毎回入賞。優勝回数：ハンマー投げ４回（７６歳、７７歳、８０歳、８１歳）、平成１８年ハンマー投げ日本新（従来の記録２５ｍ３８を上回る２５ｍ６７の大会記録を樹立、８３歳）、砲丸投げ１回（８２歳）。
◎全日本マスターズ混成競技選手権
　優勝回数：重量五種競技（砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ、槍投げ、重量投げ）
　６回（７２歳、７５歳、７６歳、８０歳、８１歳、８２歳）
　平成１５年、重量五種競技で日本新（従来の記録２４９７点を１０００点近く上回る３４３０点の大会記録を樹立、８０歳）、
　また重量投げも１０ｍ３８の日本新記録を樹立した。
◎アジアマスターズ大会（隔年開催）
　第５回大会の台湾（台南・６５歳）～マレーシア（クワラルンプール・６７歳）～シンガポール（６９歳）～インドネシア（ジャ　カルタ・７１歳）～韓国（ソウル・７３歳）～沖縄（７５歳）～インド（バンガロール・７７歳）～中国（大連・７９歳）～第１３回タ　イ（バンコク・８１歳）と９回連続出場し、毎回投てき競技で入賞。優勝回数：ハンマー投げ３回（ジャカルタ、沖縄、バン　コク）、４×１００ｍ継走（バンコク）で優勝（８０～８４歳クラス）。
◎世界マスターズ大会
　アメリカバッファロー大会で７０歳～７４歳クラス４×１００ｍ継走に出場し、第４位となる。
◎全日本マスターズ・重量五種選手権・投てき競技大会
　平成１９年８月の第１回大会でハンマー投げ優勝。
◎その他　全国スポ・レク祭
　円盤投げ３回（６６歳、７１歳、８２歳）、砲丸投げ１回（７６歳）優勝する。
　　　　　　　　　　　　　　　◇以上全日本・アジア大会での優勝回数計２０回◇
◎平成１９年９月２９日：日本体育協会会長より「第２回日本スポーツグランプリ」を授与される。

パソコン業務に従事する人には肩や手を痛める人が多いようです。キータッチのやり過ぎ、クセなどが原因でしょうか。私も肩の関節が痛むようになって大変難渋していたことがあります。腕が抜けるように痛くて、夜中に眼を覚ますこともたびたびでした。奥津先生が私のパソコン教室の生徒さんだったご縁でハリ治療を受けてみました。アット言う間に治ってしまったので大変助かりました。夜中に眼が覚めることが無くなって体調も良くなったことがうれしいです。それ以来、機会ある毎にハリ治療のお話をさせていただいております。看護師をしている娘がアキレス腱の痛みがひどくて仕事中、病院内の移動に支障を来たすようになりました。早速、奥津治療院に行かせました。おかげさまで病院内を忙しく動き回っても痛まなくなって来ています。ついでに、肩こりや腰痛も軽くなったと喜んでいます。今、娘は「耳のつぼでやせる」痩身法に挑戦しています。私も挑戦してみたいと思っています。
母も「膝関節症」を患って大変苦しみました。水が溜まって自分で立ち上がったり、歩くことが困難になりました。このまま車イスか寝たきりになってしまうのかとひどく気落ちしていました。娘が車に乗せて「奥津はりきゅうさん」に連れて行ったらアットいう間に歩けるようになりました。大変助かりました。

１年ほど前から膝に水がたまって何度か注射をしてもらいましたが思わしくありませんでした。だんだん、悪化して歩けなくなってきたのを孫の志穂が見かねて無理やりハリ治療に連れてこられました。行くときは孫の肩を借りてやっとの思いで治療院の玄関を入りました。２～３回通ったら自分て立って歩けるようになりました。「もしかして今一度、元気になるかも知れない」と言う見通しが見えてうれしくなってきました。一生懸命治療に通いました。

通院が始まって１０日位のことです。秋のシーサイド・マラソンの日、交通規制があって自宅まで車が入って来れないので表通りまで歩きました。それでもタクシーを拾えないので、仕方なく歩き続けました。ぜんぜん痛くないのでそのまま治療院まで歩きとおしてしまいました。門脇の自宅から千石町のハリ治療院まで１～１．５キロ歩いたことになると思います。ついこの間で全く歩けなかったのに夢のようでした。
孫の志穂から「だからもっと早く行けばよかったのに」と叱られました。その後、ドンドン、楽になって最近は週に１～２回の通院を続けています。実は私は膝ばかりではなく「腰痛もち」で「肩こり症」でもあるのです。少しばかり、欲張りですがこちらの方も直してもらおうと思って、もうしばらく通院を続けたいと思っています。直ったら季節の変わり目などに時々お願いして健康管理を図ってゆきたいと思います。将来に希望の光が見えてきたようで大変うれしうです。
今は痛みもほとんど収まって膝の動きも良くなってきたので先生に教えてもらった「膝体操」を実行して予防を図っています。「何歳になっても、自由に動き回れるように足腰を丈夫にしておくことが大事です。」と言われましたが本当にその通りだと思います。元気な老後を目指したいと思います。膝の悪い人は大変多いようですがハリ治療はお勧めですね。効きが早いのが魅力だと思います。

石巻が生んだ昭和の名スプリンター。少年期から頭角を現し、住小６年時には学童オリンピック三種競技（１００メーター、走り幅跳び、ボール投げ）で大会新記録で優勝。旧石中（現石高）時代リレーランナーとして明治神宮国民体育大会に参加。早稲田大学進学後、早慶戦で活躍したが戦争が始まり日本を代表する短距離走者としての全盛期を兵役で過ごしてしまった。

戦後は国内の大会で活躍（東北大会短距離１０回優勝、全国大会６回入賞）したが、６０歳から日本陸上マスターズに参戦。現在、国内、国際大会で活躍中。平成１９年には全日本・マスターズ大会ハンマー投げで金メダルを獲得し、秋には日本スポーツ・グランプリ賞（７０歳以上で陸上競技歴５０年以上）を受賞し天皇・皇后両陛下より親しくお言葉を賜りました。モットーは「生涯現役」。９５歳で世界新記録樹立が目標。

千石町で鍼灸治療院を開業してまもなく、中塩先生が訪ねてきました。瞬間的に、授業の合い間に聞いた先生の伝説のエピソードを思い出しました。
　「戦後、陸上競技も復活しアジア大会代表選考を兼ねた日本選手権直前の大会（全国勤労者陸上）の２００ｍ決勝、第４コーナーを回ってトップ。あと２０～３０ｍでゴールと言う時、プツンと音がして、そのまましゃがみ込んでしまった。太ももの肉離れだった。本命と言われたアジア大会出場の夢が消えた。」
早速、うつぶせになってもらい、先生の太もものあたりを丹念に触診すると何度も痛めたと言う肉離れの痕跡らしき固いシコリが見つかりました。何度か丁寧に刺鍼してコリを落としました。感無量でした。以来、すっかりお得意さんになってもらいました。その後、奥様にもお得意さんになってもらいました。
中塩先生が９５歳で世界新記録を樹立する姿を見届けたいと思います。ハリ治療が少しでもお役に立てれば幸いです。先生に肖り私もまずは８０歳で現役を目指してがんばりたいと思っています。

私は看護師をしています。忙しく動き回るので足首周りが苦しくなって大変困っていました。かかとの高い履物が合わなかったのかも知れません。ひどくなると痛みが太ももから腰まで上がってきます。母に勧められて奥津はりきゅうさんのお世話になりました。すぐ楽になりましたが、ある日先生から体重を落とした方が良いとアドバイスを受けました。
「耳のつぼ」に置きバリをしたままにしてもらうと空腹感が減ってダイエットが楽になって少しずつ体重が減りだしました。今は誰からも「細くなったね」と声がかかるようになりました。体重が減ると下半身に負担が掛からなくなって足腰のためにも良いようです。体重はジワジワと落ちて戻らないのがうれしいです。もう少し落としたいと思っています。
また、私は小さい時から「喘息持ち」です。ついでと言っては何ですが、ハリに行った時、必ず「喘息のつぼ」を使ってもらうようにしています。秋口の喘息のシーズンにも発作の回数が減って軽く済むようになってきました。病院に駆け込むこともなくなってきました。体質が変わってきているように思います。お医者さんの薬を飲みながらハリ治療を続けていこうと思います。

「奥津はりきゅうさん」は私が石高の教員時代の生徒です。２０数年前、教え子が鍼灸治療院を始めたと聞いて訪ねてみました。
以来、今日までコンディション調整に利用させていただいています。ハリをすると筋肉や関節が柔らかくなって血行が良くなるので疲れを持ち越さないで済むのが助かります。
若いときから、持病の腰痛に悩まされ続けてきましたが、何とか今日まで陸上を続けて来れたのもハリ治療のおかげかも知れません。
季節の変わり目や、大会が近付いて練習がキツクなると腰に効いてきます。最近は年のせいか足が痛くなったり体の彼方此方に故障がおきがちになってきました。そんな時は、早め早めにハリ治療に通って何とか乗り越えてきました。
陸上競技は私にとって人生そのものです。陸上なしの人生は考えられません。
現在、マスターズでは重量五種競技（ハンマー投げ、槍投げ、円盤投げ、砲丸投げ、重量投げ）に出場しています。