DISC REVIEW!!
Pop iT! DJ達の最近の注目&お薦めディスクを御紹介しま〜す!"

- November 2000 -

"LIVING FOR THE WEEKEND"
FARRAH
(7") Espresso

先月のPop iT!で既にプレイ済みのヨーク出身4人組の久しぶりの2ndシングルですが、即効店頭から消えるという大人気! 1stシングルが"Terry"というだけにダメ・レコードかと思ったら、甘酸っぱいメロディとハーモニーの元気溢れるパワー・ポップで、勿論一耳惚れしたのですが、イントロからジワジワときてサビで最高に盛り上がる王道パターンの1曲目、2曲目の短いアコースティックな曲がイントロとなりコーラスへと繋がっていく3曲目と期待を裏切ることのない出来! ビーチボーイズ、コステロ、T.F.C.、F.O.W.からThe Jags, The Vaporsまで新旧ポップの影響が強く感じられるというデビュー・アルバム"Moustache"が待ち遠しくてたまりません。 (Q's)
"IN THE VALLEY OF DYING STARS (LP)"
Superdrag
(CD) (Arena Rock)

コンスタントにアルバムをリリースし続ける彼らにも試練はあるもので、ベースの脱退、そしてElektraのプロモーションに不満を持った末の契約の破棄と大きな動きの中、以前シングルをリリースしたことのあるArena Rockから3枚目のフルアルバムです。美しくエモーショナルなSuperdrag節は本作でも健在、彼らのような正統派なパワーポップには風当たりが強い昨今の状況をぜひ打ち破ってもらいたいですね。(Ueda)
"ONE MORE TIME"
DAFT PUNK
(12") Virgin

エティエンヌ・ド・クレシー、ボブ・サンクラーなど、フレンチ勢のリリースが相次ぐ中、ここへ来てついに真打ちの登場です。トーマ・バンガルター&ギ・マヌエルによるパリジャン・デュオ、ダフト・パンク待望のニューシングルは、ロマンソニー(プリンスにインスパイアされたハウスDJ/プロデューサー)をボーカリストに起用した強力トラック。このビキビキとした音色はまさにフレンチ・ハウスの王道、といった感じですが、フィルターのかかり具合とかマジでハンパじゃない。今世紀最後の超フロア・アンセム!!!(うちだひでき)
"PERFECT IMPERFECTION"
THIRTEEN:13
(7") Polydor

「JJ72とツアー」と大きくステッカー貼られているので、同じ様なエモーショ"ナル"系かと思いきや、TFCやThe Hormonesのようなハートウォームなメロディ重視のバンドでびっくり。そして、そのメロディの良さに2度びっくり。特にアコギやピアノを隠し味程度にハーモニーで聞かせてしまうソフト・ロックのヴォーカル・グループのようなB面に彼らの奥深さが表れており、次作も目が離せない新人バンドの登場です。(Q's)
"MISTAKES & REGRETS"
...And You Will Know Us By The Trail Of Dead
(CDS) (Domino)

サンクスリストにMogwaiやSnow Patrol等々グラスゴーのバンドが並ぶ彼らは、テキサス出身で2枚のアルバムをリリース。その繋がりからAll Tomorrow's Partiesに出演、次第に評価も高まり、これが英国で初めてのシングルリリースとなります。押し寄せてくる緊張感と疾走感に満ちた音の波。そして激しく感情をたたきつけるように吐出するヴォーカルの存在感に圧倒されます。アルバムも買わないと。(Ueda)
"IT'S A COOL, COOL CHRISTMAS"
Various Artists
(CD) Jeepster

毎年この時期になるとクリスマス関連のレコードが色々とリリースされる訳ですが、イギリスのラジオ局XFMの企画によるThe Big Issue (ホームレス支援の雑誌というか団体かな)への チャリティー・アルバムが、ベルセバでお馴染みのジープスター・レーベルよりリリースされました。 Belle & Sebastian、Flaming Lips、Grandaddy、Eels、Morgan、St.Etienne、Teenage Fanclub、Low、Six by Seven、Dandy Warhols、Webb Brother, El Vez(PILのパクリ最高!)など主旨に賛同して集ったXFMらしい豪華21アーティストが、クリスマスのスタンダードやクリスマス用の曲を披露しています。今年のクリスマスは、これで決まりでしょう! ちょいと早いけど、「Have a cool Christmas!」(Q's)
"INTRODUCES COCKATOO CLUB"
FAFA MONTECO
(12") Black Jack

マイケル・ジャクソンやシカゴなど、超わかりやすい大ネタを使用したフィルター・ハウスを量産しつづけるFafa Montecoといえば、"Lucky Star"でヒットを飛ばしたSuper Funkのメンバー。12インチ2枚組となるこのepも、誰もが楽しめるネタ使いのトラックが満載です。CassiusやDaft Punk、Alex Gopherなんかと比べたら明らかにB級な作りなんだけど、ディスコ気質な日本人なら、この楽しさが分かるはず。どうでもいいけどフレンチ系の人達ってAIR以外は、かなりの確率でハゲなのは何故?(うちだひでき)
"SAME TIME NEXT YEAR"
SCREEN PRINTS
(7") Track & Field

マンチェスター出身の彼らの150枚激限定だったらしい1stシングルのうれしい再発盤。60年代ソフト・サイケ風味のキラキラとした胸に染みいるような甘く美しいメロディは、4トラックのチープなサウンドを気にさせない位の素晴らしさ。"Sonic Flower Gloove"のPrimal Screamを思い浮かべたりします(B1は特に)。B2でのチェロとトランペットのとても切ないインストだけでも彼らの魅力を知るのに十分。初期プライマルや切な いネオアコ好きにもお奨め。(Q's)
"ENJOY THE MELODIC SUNSHINE (LP)"
Cosmic Rough Riders
(CD) Poptones

ご存じアラン・マッギーが立ちあげた新レーベルPoptonesからは、グラスゴー出身の彼らが、以前の2枚のアルバムからの曲に新曲を加えリリース。サイケデリックにカラフルなジャケットもさることながら、甘いハーモニー、穏やかに流れる曲達、そしてサマー・オブ・ラヴな至福感。60'sなウェストコーストの雰囲気を伝えてくれます。ぜひともTerry君の感想も聞いてみたいところ。 (Ueda)
"A PLUMP NIGHT OUT Sampler 1"
PLUMP DJ's
(12") Finger Lickin'

リー・ルースとアンディ・ガードナー(Cut And Pasteのメンバー)が中心となって結成されたPlump DJ'sは、定番ブレイクビーツ・レーベル「Freskanova」における数々のリミックス・ワークで頭角を表し、現在はロンドンの有名クラブ Fabricでレジデントをつとめるほどの人気DJチーム。ファットで強烈なブレイクビーツを量産するレーベル「Finger Lickin'」の看板アーティストでもある彼らのニューシングルは、アルバムからのサンプラーep。ファンク系バンド、WARをリミックスした"Galaxy"はUKのクラブチャート総ナメだそうで、激ファンキーな傑作ブレイクビーツ・トラック。(うちだひでき)
"TOMORROW"
SALTEENS
(7") Drive-In

1stアルバムが、話題だったカナダの3人組のシングル。アルバム以上にドライヴしたギターとつんのめりそうなドラムで攻めまくるシンプルなパワーポップ。アルバムでのメロディの良さやキュートさは、本作でもかわらず。B面は、イントロのナナナコーラスが、かわいいGuided by Voicesのカヴァー。(Q's)


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