DISC REVIEW!!
Pop iT! DJ達の最近の注目&お薦めディスクを御紹介しま〜す!"

- May 2000 -

"ROUGH TECNIQUE Vol.2 SAMPLER"
Various Artists
(12") Freskanova

UKブレイクビーツ好きならもうオナジミのこのレーベルですが、 ココはFree Stylersだけじゃないっすよ。マジでコレ聴いてみ!、ってな感じでRough Tecniqueシリーズの2番から、お得な4曲入りサンプラー12"のカットです。超大物プロデューサーArther Baker"Breaker's Revenge"のCut La Roc(SKINTの人気者) Remixや、FreeStylersの新曲なんかも目玉だけど、ロックな人にもぜひオススメしたいのがB-2。乱れ打ちブレイクビーツで超アッパーなTrackですが、何がヤバイかって、あの名曲、マイ・ブラディ・バレンタイン"Soon"をサンプリングしてます! アラ〜、やっちゃいましたね。っていうかウェザオール先生に怒られます(笑)。(うちだ☆ひでき)
"RADIO FINLAND"
Inter
(7") Yoshiko

1stシングル・リリース後にFierce Pandaのコンピ"Screecher Comforts"にMidget、Snugなどと収録され知名度が上がった4人組。ストレートなパンキー路線ながらキャッチャーなメロディになかなかのポップ・センスを感じていたのですが、前作の"NationalParanoia"(以前のtapeにも収録済)からそのセンスがより前面に出され、3rdとなる本作は、イントロのコーラスを聞いただけで「遂に来た!」と思わせるミディアム・テンポの青臭く切ないイギリスらしさも感じさせる曲に仕上がっています。今後に期待大!(Q'S)
"NY BATTERY"
Sigur Ros
(CDS) Fatcat

年始のNMEにて2000年期待のバンドとして紹介されたアイスランド出身の彼ら。今まで地元で3枚のアルバムを出していますが、UKでは本作が2枚目のシングルです。MogwaiやGodspeed You Black Emperorばりの緻密な構成力に、ファルセットがとても美し いボーカルが絡みます。今年のSummer Sonic 2000に来日予定ですが、願わくば夕闇の雰囲気の中で聴きたいですね。こういうバンドはぜひ生で体験するべし。(Ueda)
"Born This Way"
POUR HOMME
(12") Nucamp

UKのクラブでは既にヒットし話題になっていたTrackがやっと手に入りました。Wall Of Soundの兄弟レーベル"Nucamp"からのリリースで、正体は何と、ミンナ大好きLes Rythmes Digitalesことジャック・ル・コント君なのです。トレード・マークだった赤い髪を切り、i-book片手に飾ったJocky Slutの表紙もなかなかイケてましたね。60's経由のフィルターディスコなTrackは期待通りで、ギリギリのダサカッコ良さってヤツ?(楽しいじゃないか!)それにしてもここんトコ、Norman先生といい、ケミカル兄弟といい、変名でヤバイTrackが流行なのか?でもPsycho CowboysはケミカルじゃなくてStretch'N'Burnてな噂...。(うちだ・ひでき)
"THE SWEENEY (LP)"
The Sweeney
(CD) Rotator

1995年にデビュー、これが3年振り3枚目のアルバムとなります。ブリットポップ全盛の頃に出てきた彼らですが、しかし喧騒に巻き込まれることなくリリースを重ねてきました。スーツに短髪が似合う彼らのルックスと、Elvis CostelloやBilly Braggと 比較されるMurrayのポップセンスとソングライティングは、正に英国的。歌詞も含めて楽しみたいところです (Ueda)
"SANTA POCA'S DREAM"
Rosita
(7") Zubizaretta

enickieのギターのMarieとベースのEmmyによる新バンドの2ndシングル。ヴォーカルでルックスの良かったLaurenは、Mint Royale "Don't Filter"に参加したりとパンキーさから脱してカクテル・ポップな展開をしていた後期のKenickieの流れを汲むよ うな小洒落た展開をしていますが、こちらは、Kenickieの魅力であったポップなメロディの良さをそのままによりシンプルでキュートさを感じさせる楽しい曲で変わらぬガールズ・ポップ・バンド路線を正しく突き進んでおります。で、Zubizarettaレーベル、 Grand Royaleと絡んでMORGAN、MIKA BOMBなどなかなか良いリリースを続けており、今後も注目ですね。(Q'S)
"HIGH BALL ME! (LP)"
Moose
(CD) Nickel & Dimes

Hutレーベルの創設期を支えたバンドの一つであった彼らも、もうすぐ十年選手。4年振りの4枚目のアルバムとなります。前作までのやさしい日溜まりポップに、さらに音空間にも拡がりが感じられ、ストリングスも随所に冴え渡っています。彼ら以外に も"元Ride"なThe Animalhouse、"元Slowdive+chapterhouse"なMojave 3とInner Sleeve、シューゲイザー期を支えた人達が、当時と音楽性は違っても今でも活動を続けているのです。頑張って欲しい!!。 (Ueda)
"THEME FROM GUTBUSTER"
Bentley Rhythm Ace
(12") Parlophone

そう、奴らが帰ってきた!マイク&リチャード、a.k.aベントレー・リズム・エース!SKINTからメジャーのParlophoneへ移籍し、バーミンガムにあるプライベート・スタジオ、BRA Soundsで録音された新作アルバムからの第一弾シングル。いや〜、いいぞ。楽しいぞ。音も太くなってるしね。期待してたJunior Cartier Remixはちょっと地味だったけど、Rasmus RemixがGood。エレピのループがキャチーで、展開がオモシロイMixです。誰が何と言おうと、今月のイチオシ盤にキマリ!!!(うちだ☆ひでき)
"SILVER SUIT"
Murry The Hamp
(7") Prim & Proper

過去にPlacebo、Elastica、Hefner、Museなどなどを輩出してきた"In The City"と いうコンテスト出身で、Bluedog、Shifty Disco(NMEのSingle Of The Weekにも 選ばれました。)からもシングルをリリースしてきた4人組の通算4枚目のシングル。 S.F.AやHefnerにも通じるような、ソフトなサイケ感もあるひねたアコーステイック色の強いポップなイメージでしたが、本作はちょっと元気で切ないネオアコ風なナンバーになっており、特にサビとソロで鳴り響く哀愁のトランペットが、Pale Fountains、Friendsなんかも思いおこさせてかなりグッドです。(Q'S)


| Pop iT! |