DISC REVIEW!!
Pop iT! DJ達の最近の注目&お薦めディスクを御紹介しま〜す!"

- June 2000 -

"TOO YOUNG"
Phoenix
(12") Source

エールでおなじみフランスのSourceレーベルから、レコード店・クラブ界隈では既に話題沸騰中のバンドのシングル(アルバムもリリースされました)。スペアミント、タヒチ80等が好きな人なら、絶対ヤラレること間違いナシの、青春ヤング・ソウル・チューン。さらにWall Of Soundの人気者、レ・リズム・デジタルこと、ジャック・ル・コント君の別ユニット"Zoot Woman"(ジャックは当面このユニットで活動するみたい)と、ダフト・パンクのレーベルからもリリースしていたLe Knight Clubによるリミックス・バージョンを収録。共にオリジナルの良さを生かした、好ミックス(打ち込み系の音が苦手な人でもダイジョーブ)に仕上がってます。ホント、いい曲です。(うちだ☆ひでき)
"GOT MY NINE "
Inter
(LP&CD) Yoshiko

Fierce Pandaのコンピ"Screecher Comforts"にMidget、Snug等と収録され注目された4人組のデビュー・アルバム。自らをライブバンドと呼ぶストレート勝負のパンキーな演奏以上に、2ndシングル"National Paranoia"と前回レビューしたパンキー・ポップ好き以外をも惹き付けた名曲"Radio Finland"でのイギリスらしさを感じさせる青臭いキャッチャーなメロディとポップ・センスがアルバム全体で光っており、見事に期待を裏切ってグレイト! (Q'S)
"DON'T LET THE COLD IN"
Clearlake
(7"&CDS) Dusty Company

Vol.25にてレビューした前作の"Winterlight"に引き続きリリースされた、ブライトン出身の彼らによる2ndシングルが登場。前作と同様に、光輝く眩いばかりの世界に身を置きながら魂を解放し高揚感に浸る、そんな光景が想像されるような彼らの劇的な音空間に触れることができます。カップリングの"I Hang On Every Word You Say"も"Blossoms Falling"ばりの珠玉のポップソング。アルバムが待ち遠しいですね。(Ueda)
"BOW DOWN TO THE EXIT SIGN (LP)"
David Holmes
(LP&CD) Go!Beat

DJ Mixアルバム、そしてプライマル・スクリーム"エクスターミネーター"のプロデュース参加を経て、ついにリリースされたデヴィッド・ホームズ待望のニューアルバム。ストリートの空気感を切り取った、スタイリッシュでクールなブレイクビーツは影を潜め、大胆なシフトチェンジを敢行。そう、Rock!Rock!Rock! ボビー・ギレスピーがキレまくって吠えるガレージ・ナンバー(ほとんどプライマルの新曲。これだけでも買い!)、そしてジョン・スペンサーも唸る唸る。豪華なゲスト陣の起用もさることながら、アタマから流れるように展開するアルバムの構成力も見事(DJ/クリエーターとしてのサンプリング・センスが絶妙)で、マジで捨て曲ナシの大傑作アルバム。ホントに最高。最高。最高。コレ聴かずに死ねるか!!!(うちだ・ひでき)
"PERFECT WORLD"
Miles
(CDS) V2

「ハァーハ」と日本でも爆発中のおフレンチTahiti80に続く非英語圏のバンドは、ドイツの既に結成10年にもなるベテラン4人組、Milesで決まりでしょう!3rdアルバムからの1stカットの本作は、ファンキーなピアノとストリングスのイントロだけでもヤバイんだけど、サビでの美しくも切ないメロは、まさに"PERFECT POP WORLD"。Tahiti80もそうだけど、ソフトロック、シネマ、ディスコ、ソウル、エレポ、ハウスなど様々な音楽を消化した小洒落た奴らかと思うと、影響受けたバンドがマイブラやPixiesだったりとまさに正しい現在形のバンドなんだよね。(Q'S)
"LINTERED (LP)"
Spraydog
(CD) Ferric Mordant

ニューカッスル出身の彼らによる、2年ぶり2枚目のアルバム。男女混合ボーカルと多少ノイジーめなギターの感じはMy Bloody Valentineを思い起こさせてくれます(Lazy時代からIsn't Anythingに至る辺り)。随所にギターポップの甘い香りも持ち合わせていて、日本のインディーバンドとの共通点も見いだせるような琴線に触れる音だと思いますね。(Ueda)
"ALOHA SATELITE SPECIAL"
Jacknife Lee
(12") Palm Pictures

狙ってやったとしか思えないダサダサのジャケットが、イヤでも目に付くこの男、その名もジャックナイフ・リーことギャレット・リー。ハウィーB主催のPussy Footからレーベルを移籍してのニューアルバム"パンク・ロック・ハイ・ローラー"からのニューシングル。誰がどう聴いてもベックです、ベック。夏休みにハワイに遊びに行ったら、こんなのできちゃいました、って感じの、歌モノ・ブレイクビーツでリゾッチャ、エキゾチックなネタ使いに、アロハオエ〜ですよ(意味なし)。とにかくポップな仕上がりで、Rock系の人にも評判がいいみたいです。Soul Of Man、Freddy FreshによるRemixも収録。(うちだ☆ひでき)
"NEW PERFUME"
Crashland
(7"&CDS) Independiente

TravisについでIndependienteがプッシュするブリストル出身の3人組。98年のBlue Dogからのデビュー・シングルの再録で通算3枚目のシングルは、イントロからもうバンドのパワーが溢れまくり! Vol.23で紹介した捨て曲無しの2nd EPで証明済みの元気ながら切ないメロディに思わず胸を躍らさられます。引き合いに出されるSupergrassがそうであったようにこのままアルバムまで突っ走って欲しい。(Q'S)
"LONG WAY SOUTH"
JJ72
(7"&CDS) Lakota

ダブリン出身の3ピースバンド。今までの2枚のシングルがシーンで好意的に受けとめられ、UK音楽紙にてピックアップされ始めた中リリースされた3rdシングルがこちら。今までの彼らにしては珍しく軽快なポップチューンを展開。その中にもメロディの美しさは失われることなく、ファルセットも美しい伸びやかな男声ボーカルが、力強く絡みます。とかく不作と思われがちなUKシーンですが、Clearlakeといい、彼らといい、ちゃんと新人は育っているのです。(Ueda)
"HEART FAILED (In The Back Of A Taxi)"
Saint Etienne
(12") Mantra

ハーイ!出ました。渋谷系オリーブ・ギャル!?のマスト・アイテム、セイント・エチのニューシングル。女の子のハートを魅了してやまない可愛らしさとは裏腹に、Bjork等と同じく、数多くの濃いメンツ達に積極的にリミックス素材となってアピールしてきた彼らの姿も忘れてはいけません。オフィシャルのシングルは、2種のプロモをまとめた好内容になっており、Underworld、Groove Armada、そしてChemical Brothers、とリミックス・ワーク絶好調のFuture Shockをはじめ、古くから交流のあるウェザオール先生率いるTwo Lone Swordsmenによるリミックス等を収録。某ダンス系専門店では「人気女性ボーカル・グループの・・・」なんてコメントされてて、ちょっと笑えました。(うちだ☆ひでき)
"SIGNAL E.P."
Aerial
(CDS) Fantastic Plastic

"サマーソニック2000"の一番の目的が、Teenage Fanclubという人にはたまらないであろう、青春の甘酸っぱさ、切ない泣きのメロディ、美しくあま〜いハーモニーの必要条件揃ったグラスゴーより遥か北アバディーン出身の5人組が登場!昨年話題になったレーベルメイトのAstridとどことなくイメージだぶりますが、もっとTFC的枯れた味わいも漂わしています。The Hormones、Hooverdam好きもマスト!(Q'S)


| Pop iT! |