DISC REVIEW!!
Pop iT! DJ達の最近の注目&お薦めディスクを御紹介しま〜す!"

- August 2000 -

"STEREODREAMSCENE (LP)"
Deckard
(CD) (Reprise)

いやー待ちに待っていましたよ。90年代中盤にBaby ChaosとしてUK音楽シーンの中堅に位置していた彼らが、米国に拠点を移して活動を再開。多少音楽性に変化が見られ、ギターでゴリゴリ押す感じではなくなったけど、曲の良さとコーラスワークと色気は相変わらず。バラエティのあるアレンジとアルバム全体に広がる安定感が、彼らにとって良い結果に結びつくといいなあ。(Ueda)
"THE PINK & BLUE E.P."
The Crayons
(7") Bumper Car

UKのインディ・バンドを多数収録したコンピ「Snakebite City 8」に参加していた男女4人組の1stシングル(なはず)。チープなキーボードやピアニカによるガチャガチャングリーなサウンドとどこか愛くるしく楽しくキュートなメロディに青臭いボーカルと"ナ ナナ"なコーラス、もう青春インディ・ポップ好きにはたまらない1枚でしょう! とにかくスマイル&ハッピー気分になっちゃいます。(Q's)
"69 POLICE"
David Holmes
(12") Go Beat

大傑作アルバム"Bow Down To The Exit Sign"からのシングルカット。アルバム中盤に収録されたサイケなインスト・ナンバーは、まさにデヴィッド・ホームズの真骨頂と言える名曲で、まるで白昼夢の中へとトリップさせられるようだ。ただえさえ秀逸なオリジナル・ヴァージョンをアップテンポなブレイクビーツで再構築したKieran Hebdenなる人物によるリミックス、特にイントロのビート・センスにヤラレた。(うちだひでき)
"ON THE OUTSIDE"
Saint Low
(CDS) Cocking Vinyl

今までに4枚のアルバムをリリースしているMadder Roseのボーカル、Mary Lorsonによる初めてのソロアルバムからのシングルカット。メンバーをMadder Roseにゲスト参加している人達で固め、今までとさほど違和感のない落ちついた雰囲気。アコースティックを基調にMaryの淡々とした美しいボーカルが加わり、独特の余韻を残しています。(Ueda)
"SMELLS LIKE TEEN PUNK MEAT"
Snake River Conspiracy
(7") Morpheus

Third Eye BlindのJasonと女性ヴォーカルTobeyによるユニットの2ndシングル。死語のデジタル・ロックな打ち込みのダンサブルなビートにグランジーギターが乗ったGarbage ミーツ DHR的サウンドですが、イントロの小洒落たパパパなコーラスからガガガと展開するギャップがたまらない、最近の音楽もOKな'00型パパパ少女に贈りたいナンバー。(Q's)
"FULL MOON feat. COMMON"
Armand Van Helden
(12")Armed

ゲイリーニューマンのエレクトロ・クラシック"Cars"をサンプリング、スクラッチぶちかましの大ヒットチューン"koochy"に続くニューシングル。NYのラッパー、Commonをフィーチュアしたブギーでファンキーなヒップ・ハウス。ポップでお洒落な「聴ける」トラックに仕上がっています。上記2枚のシングルを含むニューアルバム"Killing Puritans"も要チェック。(うちだ)
"THE 108 EP"
Lowgold
(10") Nude

いきなりNMEのインディ・チャート1位を獲得したSuedeでお馴染みNudeレーベルからレーベルカラーぽくない2000年期待の4人組が登場!黒い服とは無縁そうなメンバーが作る切なく優しくハートウォームなメロディとハーモニーに溢れた曲は、ビッグスターからエリオット・スミスにセバドーといったUS勢やメンバーも大ファンというティーンエイジ・ファンクラブの影響を強く感じさせます。Travis好きな人にもお薦め。(Q'S)
"PANIC 250 e.p"
Jellicoe
(CDS) Twist & Shout

Fierce Pandaの"Cutting Hedge"に、The Junket等と共に参加していたマサチューセッツ州はBraintree出身の彼らによるデビューシングル。Urusei YatsuraやSeafood等の様な、米国のエッセンスを採り入れ自分達の音に仕上げていくバンド達と近い雰囲気を持っていて、英国でリリースされるのも頷ける気がします。ノイジーさとその根底にあるのどかさが心地良いですね。(Ueda)
"THE NEWBORN EP"
Elbow
(CDS) Ugly Man

Badly Drawn Boyでお馴染みTwisted NerveのコンピでサイケなEL&Pのようなカバーを披露していた5人組通算2枚目のシングル。BDB、Coldplay、Dovesを引き合いに出される美しさともの哀しさの同居したメロディが情緒的、抽象的に繰り広げられていますが、より美しく、徐々にギターのループが絡み爆発していくドラマティックな展開の7分にも及ぶ1曲目は特に秀逸。(Q's)
"EVERYTHING, EVERYTHING"
Underworld
(CD) V2

「ライブは、同じ事の繰り返しにはならない。僕ら自身、何が起こるか分からないんだ。」このカールの言葉に嘘偽りはない。 なぜなら、アンダーワールドのライブはエレクトリックなセットでありながらも、まさに「ジャムる」というスタイルに違いないからだ。ダレン/リックにより緻密に組み立てられていくトラック、まるでリズムを刻んでいるように吐き出される、セクシーなカールのボーカル。この3つが融合した時、圧倒的なグルーヴとダイナミズムがフロアを包み込む。そんな臨場感がグイグイ伝わってくる、最強のライブ・アルバム。(うちだ ひでき)
"LONGEST DAYS OF SUMMER"
The Beatifics
(7") Tall Boy

詳細のよくわからないUS4人組のシングルは、パワーポップというかバーズ風の切ないメロディとハーモニーのグッド・サマーソング。何気ないギターのフレーズも良い。B面では、Emitt Rhodesが60年代に在籍していたThe Merry-Go-Roundのバーズ風だった曲をアコースティックでカバー。ベルクラやTFC好きな人は勿論USギターポッパーにもお薦め。(Q's)


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