DISC REVIEW!!
Pop iT! DJ達の最近の注目&お薦めディスクを御紹介しま〜す!"

- October 1999 -

"SWASTIKA EYES"
Primal Scream
(12") Creation

11月1日に発売されるプライマル期待の新曲は、なんとケミカル兄弟プロデュース。"Out Of Control"でもボビーが、歌っており、割と安易な選択では?と思うところもあるんですが、ファットなケミカルbassと4つ打ちにボビーの弱冠力強い歌声が、乗ったヘビーなディスコティック・サウンドに思わず腰もフィーバー!単にかっこいいといえば、かっこいいんだが、斬新さや新鮮味を感じないのも確かではありますが...果たして、アルバムは、如何に? *P.S.:Vol.21でかけたら、めちゃフロア映えしました!(Q'S)
"CENTRAL RESERVATION"
Beth Orton
(12") Heavenly

ケミカル・ブラザーズのデビュー・アルバムへの参加をきっかけに、以降注目を浴びるようになった彼女。最近ではベックやテリー・キャリアーのアルバムにも参加するなど、その人気はウナギ上り。少しアンニュイで澄み切った歌声はかなり僕ごのみで、シングルはアナログで集めている(B面曲も魅力爆発で素晴らしいです)。今年出た2ndアルバムもかなり愛聴しているが、期待通りにRemix12"がリリースされた。リミキサーの人選がまた素晴らしく、なんとJoe ClausselとDeep Dishですよ。ハズすわけないよ、ホントに。特に気持ち良いのがJoe Clausselによる極上のハウス・トラック。ギターの鳴り具合とボーカルが、心地よい4つ打ちビートとの相性抜群で、なんと幸せな気分になれる事か。最近疲れて嫌な気分になった時は、コレばっか聴いてます。(うちだ ひでき)
"GRAND-HOTEL"
MAGICDRIVE
(CDS) Lithium

Fierce pandaからデビューしたスコティッシュ・バンドの5枚目のシングル。ガールズ、バブルガム、ガレージ、パンク、New Waveと様々な要素を詰め込んだポップな宝手箱というかガラクタ入れ風な楽曲は、B面までクオリティも高く(演奏も)、ユーモアもあり毎回楽しませてくれます。またアイノ手風に入る"パパパ"や"ナナナ"なコーラスや手拍子を多用するのも彼等らしさですが、特にそんな彼等の魅力を発揮した2曲目は、インディだけでなく、ギタポやアノラック好きな人にも聞いて欲しいですね。こういうバンドが、なかなかメジャー・フィールドで活躍できないのは、残念です。(Q'S)
"LORO"
Pinback
(CDS) Cutty Shark

サンディエゴを拠点に活動するバンドPinback。Heavy VegetableのRob Crowと3 Mile PilotのZach Smithによるユニットがその正体。静かに囁くようなボーカル、ゆっくりと流れるビートが心地よくクセになります。(ドゥ×28)の部分なんていつの間に か口ずさんでいたり。でもちょっぴりせつなかったりしてね。ローファイポップが好きな方にはぜひ聴いてみてもらいたい一枚。(Ueda)
"OUT OF CONTROL"
Chemical Brothers
(12") Freestyle Dust

ニューアルバム"Surrender"からのシングル・カット第3弾。ボーカル&ギターにバーナード・サムナー、そしてコーラスにボビー・ギレスピーが参加の、アルバム中でも最もキャッチーだった、このTrack。聴けば聴くほど、なんか大味だな、なんて思ってましたが、今作ではオリジナル・ヴァージョンに加え、SashaによるトランシーなRemixを収録。カット・アップされたボーカルがよりクリアに映え、後半のブレイク以降の展開に彼らの手腕を見た。ジャケットのアートワークも相変わらずかっこよい。そんでもって2000年はケミカル・ビートで幕開けの予定です。(うちだ。ひでき)
"2 UP/2 DOWN"
The High-Fidelity
(7") Plastique

元Soup DragonsのSean率いる4人組の4枚目となるシングルは、いきなりの「オゥ、オゥ、オゥオー」って歌声に、Suedeかいな!?なんて笑わしてくれましたが、印象的なエレクトリック・オルガンに導かれる60'sポップス風なメロディが、不思議と教会なんかでスリーヴのようにカップル(怪しい広告ぽくもあるんですが...)で手を繋いで踊っているような幸せな気分にさせてくれます。後半の鐘が、加わってくると特にそう。ハッピーエンドなアメリカンB級ロマンス映画でも見たような気分かな(笑)。とはいえ、Seanってやっぱりメロディ・センスあるよなと更めて思ってしまいました。(Q'S)
"SPLENDOR (LP)"
Various Artists
(CD) Astrawerks

グレッグ・アラキの映画最新作"Splendor"からのサウンドトラックがこちら。前作の "Nowhere"以上にUKミュージシャンのラインアップが勢揃いした本作。Fatboy Slim、The Chemical Brothers、そしてBlurやSuede等UKバンドの曲をリミックスするLionrockやMobyやJames Lavelleの面々もすごいですが、それに加えChapterhouseやLush等懐かしのシューゲイザーバンドの名曲達のリミックスがこれまた豪華なメンツ(MBVミックスもあり!!)でなされています。彼らへの再評価が高まるのを期待しちゃいますよ。もう。(Ueda)
"JAQUES YOUR BODY (Make Me Sweat) '99 Mix"
Les Rythmes Digitales
(12") Wall Of Sound

とあるインタビューでは「みんなが欲しがるTR−909のキックの音なんてどーでもいい」と言い放っていたジャック・ル・コント君。80'sな機材を駆使して産み落された傑作アルバム"Dark Dancer"からのニューシングル・カットは、「ジャ・じゃ・ヴばんでヴぇ〜(笑)」なんつって聴こえるサンプルのループが印象的なTrack。ダサかっこいい強烈なグルーヴが楽しすぎる。今作では"Feeling For You"のお返し、とばかりに CassiusがRemixを担当。フィルター系ディスコ・ハウスも食傷気味なんだけど、気になる人はドウゾ、といったところ。(うちだ☆ひでき)
"YEAH"
The Wannadies
(CDS) BGM

密かにリリースされていた感もある、久し振りのワナダイズの来年発売予定のNew アルバムからの先行カット。最近プロデュースで名前をよく聞く元カーズのRic Ocasekのこれまたプロデュース。デペッシュ・モードのカヴァーもしていた彼等だけに、タイトル曲のようなエレポップ風な曲も以前からありましたが、更にアメリカンというかN.Yあたりのクールを感じるのは、やはりリックの影響なのでしょうか。他の2曲は、いつものしっとり泣きのアコースティックなナンバー。アルバム早く出ないかな。(Q'S)
"THIS IS NOT AN EXIT"
Seafood
(CDS) Fierce Panda

初期シングルのコンピ"Messenger In The Camp"をリリースした昨年、そして今年も順調にFierce Pandaよりシングルリリースを続ける彼ら。本作が5枚目のシングルとなります。Sonic Youth等の彼らの嗜好を十分に感じさせるタイトル曲のノイジーなハジけぶりと、その上にのるメロディーの美しさは相変わらず。ホント彼らのメロディってアコースティックな曲にもきれいにハマるんですよね。アルバムが待ち遠しいです。(Ueda)
"TEARS FROM A WILLOW"
Ooberman
(7") Independiente

25日発売されたデビュー・アルバムの為に再録されたデビュー・シングルB面に収録されていた、メンバーのDannyが、もっともお気に入りの歌詞(クッキーシーン10号参照)のナンバー。デモ録音だったのに比べ断然音がクリアになり、これまた幸せにさせてくれる美しいメロディ、ビーチボーイズやジェリーフィッシュに通じるようなコーラス、ミュージカル風な起伏のある構成がより映えるようになりました。彼等らしさが、よく出ているナンバーに仕上がっており、お薦めです。(Q'S)


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