DISC REVIEW!!
Pop iT! DJ達の最近の注目&お薦めディスク を御紹介しま〜す!"

- May 2002 -

"5:30AM"
53MPH
(CDS) Fairmount Gas
ロンドン在住のPhil Huntによるソロユニット。前作でのペイブメントに近い感覚に加え、本作ではサン プリングによるループなバックトラックが、まるでThe Verveの"Bitter Sweet Symphony"のように優しく心を包み込む。それにルー・リードのようなヴォーカルが より一層落ちついた雰囲気を形作っているのですね。(Ueda)    
"Letter From Aa Occupant"
NEW PORNOGRAPHERS
(7") Matador
ZumpanoのCarl Newman、DestroyerのDan Bejarが中心となって結成されたカナダの6人組。2000年に 本国で出たアルバム"Mass Romantic"のUKリリースに先立ち、シングルカットされた のがこちら。イントロから炸裂する80's New Wave風サウンドと敢えて無感情に歌う ミス・ロボット風ヴォーカルが印象的な超キャッチャーなA面は、まじ最高。This is pop! 途中の「ウーウー」って人間味あるコーラスがこれまたツボ突きまくり で、一緒に歌いたくなるというか歌っちゃいます。B面も素晴らしいので即効レジ行 きですよ。(Q's)
"In Between"
JAZZANOVA
(JCR) Sinister
全クラブ音楽ファン待 望のフルアルバム。期待通りのクロスオーバーなサウンドが届けられた。今回の来 日ツアー見逃して後悔してます。ジャズだったり、ヒップ・ホップだったり、ブ ロークン・ビーツだったりと緻密なリズム・プロダクションが最高なの だ。(hidekick)
"Yankee Hotel Foxtrot(LP)"
WILCO
(CD) Atlantic
全く持って参ってし まった。何がって? WILCOの実に3年ぶりとなる4thアルバム「Yankee Hotel Foxtrot」に参ってしまったのだ。前作「Summer Days」でオルタナ・カントリーの 枠を脱出し、USロックの最前線に立った彼等。今作は、ジム・オルークをミックス に迎え、さらに脅威の作品を作り上げてしまった。乾いたアメリカの大地の上を走 るポップなアコースティック・サウンドに、民族打楽器や現代音響音楽のエッセン スを加えたジムの職人的仕事はお見事の一言。さらに驚いたのは、作品全体的な 詞。現在の人間社会の置かれた状況を鏡のように映している。"War on War" や"Ashes of American Flags"などはその代表的存在だと思う。WILCOの音楽は、む やみに正義を振りかざしたりしない。少しでも世の中が良くなるために....この作 品が多くの人に届いたりしたら、それはそれは素敵な話じゃないか。うん。素敵 だ! (マスダダイスケ)    
"Curve Of The Earth"
EMETREX
(CDS) Seriously Groovy
ボストン出身で、昨年 アルバム"Metacomet"をリリース。本作は次に向けた最初のシングルです。美しいメ ロディ、柔らかい肌触りのヴォーカルそしてローファイで暖かく響いてくる曲。素 晴らしいですね。かつてWheatにいたメンバーもいるとのこと。(Ueda)
"Playerin"
LAST DAYS OF APRIL
(CDS) Bad Taste
スウェーデンが誇るエ モ・バンドLDOA。エモ系はどんどん内へ入っていきメロウな方向へと進みがちで、 自分にはそれが物足りなさへと変わっていくことが多いのです。2000年の傑作3rdア ルバム"Angel Youth"に続く、Newアルバム"Ascend To The Stars"からの先行シング ルは、そんな不安を吹き飛ばしてしまう青さと切なさ、そしてなによりも疾走感に 溢れた素晴らしいナンバー。こんな曲を未だに書くことのできるLDOA、Newアルバム は間違いなく傑作でしょう! (Q's)
"The Californian(LP)"
SUNDAY'S BEST
(CD) Polyvinyl Records
2ndアルバムにして大 変身。言いかえれば、大成長。近頃「EMO」と呼ばれたバンドの新作が、メロウにな り驚かされてきたのですが、このバンドもでした。元々、この手のアーティストの 創り出すメロディは歌心に溢れ、とても素敵なものでした。それが、サウンドに奥 行きを持たせ、音の粒を揃えることによってメロディの良さがより強調されて聞こ えるようになったのかもしれません。コーラスが際立って美しいタイトル曲"The Californian"、初のストリングス導入のバラードである"If We Had It Made" etc...全曲の魅力を解説していたらキリがないほど歌心溢れた名曲が詰まった一枚 なのです。もしかしたら、「グラスゴーにはTeenage Fanclubがいるけど、アメリカ にはSunday's Bestがいるじゃないか!」と、そんな存在になるのも夢物語ではない かも。大切に、大切に聴いて行きたいと思っています。 (マスダダイスケ)
"Again"
ARCHIVE
(CDS) Hangman
トリップホップという 言葉が浸透してきた1996年にデビューし、今まで2枚のアルバムをリリースしてきた ブリストル出身の彼ら。初期のヒップホップ度はここ最近は薄いですが、分厚く荘 厳な音空間は今も変わりなく、今回は12分の大作で後半のハイライト部分は圧巻。 その中で情熱的な熱いヴォーカルを聴かせるのは、NMEでのヴォーカル募集広告に応 じたなんとCraig Walkerです。POWER OF DREAMS!! (Ueda)
"Bleach"
EASYWORLD
(7") Zomba
Vol.52でレビューし たシングルが好評だった3人組のNewシングルが早くも到着。このところよく回して いる"Everyone Knows"のようなギターリフでグィッと攻めるハード・ポップ路線は 大正解! 彼ららしいエモーショナルでメロディアスな部分はそのままに、ミニ・ アルバムとは異なる生身のドラムのダイナミズムによって、更なる魅力を発揮して います。UKインディだけでなく新たにエモ好きまでも巻き込んでブレイクする可能 性もありそう。メジャーからのデビュー・アルバム"This Is Where I Stand"は、6 月上旬発売予定。待ち遠しいね。 (Q's)    
"Ten Years Of Noise Pop 1993-2002(LP)"
VARIOUS ARTISTS
(CD) Amazing Grease Records
アメリカはサンフラン シスコにて毎年開催されているUSインディミュージックの祭典、「NOISE POP」へ過 去10年間で出演したアーティストの楽曲を2枚のCDに収録したコンピレーションアル バム。Superchunk,Flaming Lips,Death Cab For Cutieと言った有名どころから、新 鋭バンドまで全43のアーティストの楽曲が収められている。そのどれもが、未発表 音源や、ライヴ音源となっている。この一枚、Noise Popの10年間がぎっしり詰まっ たこのアルバムはまるで、USのインディーの歴史の教科書のよう。USにどっぷりの アナタや、これから多くのバンドを聴いて行きたいアナタへ、オススメの一枚。 (マスダダイスケ)
"On The Run"
THE CRESCENT
(7") Hut



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