DISC REVIEW!!
Pop iT! DJ達の最近の注目&お薦めディスクを紹介しま〜す!"

- Dec 2003 -

"Tramps, Fuzz,and Publishers"
JUNIOR BLANKS
(7") Vandelay
90年代半ばに活動していたCollapsed Lungのメンバー達による、コンピ以外では初のシングル・リリース。A面はディスコ・パンクとBlurの"Girls & Boys"を足してマロヤカにニュー・ウェイブ風味で味付けしたような感じはある意味納得。なにげにヴォーカルの雰囲気ってデーモンに似てるかも。(Ueda)
"A Cat Formation Of A Mouse"
TREEBALL
(7") Rhythm Barrel
ブリットポップ頃にUKで活動していた元SupermodelのTrianiがフィンランドに渡り結成した5人組。セカンド・アルバムに先駆けてのシングル。甘酸っぱく、わかり易いメロディのちょっと懐かしいインディ・ポップ風なサウンドは、後期ペイブメント+TFC+カーディガンズなんて例えが浮かぶかな。アップテンポな曲、ソウルぽい曲、レイドバック風な曲とバラエティに富んでいながらも、TrianiとAstridの男女デュエットがどの曲にも爽やかな印象を与えています。(Q's)    
"The Trouble With Success or How You Fit Into the World(LP)"
PAULA KELLEY
(CD) Kimchee
シューゲ期はDrop Nineteensの歌姫、そしてHot Rod、Boy Wonderを経て、現在はソロ・キャリアを重ねる彼女。これが2作目となります。元々可愛らしいボーカルが魅力的で、パワー・ポップにもとてもマッチしていたのだれど、さらにストリングスやホーンを交えた爽やかなギター・ポップが加わるとこれが最強。スタンダードと言えるほどの素敵な一枚。(Ueda)    
"Storybook Girl"
SUNDRIVE
(CDS) Reekus
ダブリン出身デュオのセカンド・シングル。2人とも裏方的ミュージシャンだっただけに、非常に良質な職人風ポップ・ソングを作っています。Teenage Fanclubのような暖かく優しいメロディ、Beagleのような爽やかさ、さらに中期以降のXTCにも通じるようなサウンドというか英国的質感のある曲は、The Thrillsあたりのポップともまた違い、ここ最近あまりなかったような気もします。アルバムも来年リリースとのこと。(Q's)
"Cause=Time"
BROKEN SOCIAL SCENE
(7") Mercury
カナダはトロント出身から、なんと10人編成のポスト・ロック・バンド。 2枚目のアルバム"You Forgot It In People"からの2ndシングルとなります。GrandaddyやPinbackのようなやさしいヴォーカルと甘いメロディが、ロックサイドなYo La Tengoを思い起こさせるぐいぐい引き込んでゆく演奏と交じりあい、我ながら気分が高揚していくのが手に取るようにわかりました!(Ueda)
"She Was Just A Girl"
LUDES
(7") Double Dragon
サウス・ロンドン出身5人組のセカンド・シングル。途中スカのリズムも取り入れたりと変化をつけつつ、1st同様のブルージーでガレージ的な爆発力で荒々しく飛ばしている本作。彼らの"Gypsy Blues-skank"と呼ばれるサウンドには、The Coral meets The Libertinesというようなまさに今のイギリスを象徴するおいしさがある。新しさはないにしろこのパワーは単純にかっこいい。このパワーでどこまで行けるのか、どんなアルバムを出すのか2004年も気になる新人。(Q's)
"Democrazy"
DAMON ALBARN
(10") Honest Jon's
デーモンが、USツアー時のホテルで録ったというデモ・レコーディングが10"×2枚組5,000枚限定でリリースされました。デモというだけあって、未完成な曲が多く、サウンドもかなりローファイ。デーモン曰く「音楽の作られる過程を聴かせるのも面白いんじゃないか」らしい。こういうものがあんな風になっていくんだとBlurファンには興味深いものかもしれません。が、それ以外の人にはどうでもいいかな(笑)。正規でこういう作品を出すことは実験的というか、むしろ「俺は違うぜ!」と差別化を確信犯的に狙ってますね。(Q's)


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