
| いやあ、晴天でとにかく暑い。気温的には東京と比べ物にはならないのだが、如何せんクーラーというものがない...17:00頃、ハマースミスに向う地下鉄の中から、それっぽい日本人を見るとダフ屋が声をかけてくる。「£100!」や「£150!」...会場のそばでも多くの人達がチケットを求めており、復活後初ライブで即ソールドアウトということだけではなく、この国での期待の高さが伺える。なんせダフ屋が£40でチケットを買っている程である。 |
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| 3時間近くねばり、なんとか激安でチケットを入手し、入り口へダッシュ! なにせ6年越しの思いがやっと叶うのだから。それにしても髪型といいサングラスといいリチャード風の男が妙に多い。会場のハマースミスパレスは、大阪クワトロがブリッツサイズになったような横長の奥行きがない、賑やかなアメリカンな内装。BGMは相変わらずCANなどサイケでスペイシーなロックが、サポート代わりに延々とかけられていた。 |
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21:30に遂に、客電が落ち、"New Decade"のイントロにのって、リチャードが両手に靴を持ち、裸足で登場! インタビューでの、今回は"A Northern Soul"ツアーの締めだというように、基本的に1st&2ndからの選曲。リチャードのルックスやステージングは以前、友達が書いた表現があまりに適切で、思わず笑いそうになる。何かに取り付かれたように瞑想に耽るように歌うかと思えば、がに股でずんずん迫るような圧迫感で動き回り、ただのポップシンガーとは一線を画くする濃い圧倒的存在感がある。前半での、リチャードの力強い声が響きわたる"On Your Own"から"Drugs Don't Work"へ続く、ここ数年のVerveらしさに早くも鳥肌立ってしまう。 |
| 全体的に、昔NHKで見たデビューしたてのライブでの空間的浮遊感が、NICKのギターが枯れた感じもあり、薄れてきたように思うが、硬質で近寄りがたい神懸かった雰囲気はまったく変わらない。とはいっても、観客と壁を作り、自分達だけの世界で突き放して演奏するのではなく、以外にもリチャードの「俺達についてこいよ!」というMCやアクションから、ローゼスの一体化とは違った、本当の男性的カリスマ性で、観客個々を先導し、自分にはなれないという強い憧れを抱かせ絶対化するよう。それが、前述の大勢のリチャード風の理由にも行き着く気がした。 |
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アンコールでの "Bitter Sweet Symphony"では観客の反応は断然良いが、key中心のサウンドの違和感と効果音的役割のNICKの居場所のなさを感じ、今後の彼らに不安を持たないわけではなかったが...そして、リチャードのアコギに導かれこのツアーで初お披露目の"History"、オーラスは、やはり"Come On"。観客を煽りまくり、動き回るリチャードの姿に、新たなカリスマの登場を改めて実感する。時が来たり! |
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