V97

【 Q'S in UK '97 - #1】


Scarfo
★Wednesday 13th August 1997

13日夕方にLondonに到着。いやあ、日が長い。21:00頃まで外が明るい。曇った暗いばかりがイギリスではないのだ。宿から歩いて5〜6分のところにあるTheWaterRatsに11日に1stフル・アルバムを出したばかりのSCARFOを見に行く。入り口がパブで、奥がステージという典型的venue。壁一面scarfoの超巨大ポスターだらけ。ビールを飲みながら、友達に昨日のTRAVIS(イエモン)話を聞かされ、21:00頃まで待って、サ ポートのGaragelandがスタート。

Garageland
先月出たnew singleでは、メロディーに成長がみられ、荒削りでシンプルだけには終わらない印象もあったが、ライブではそのシンプルさからか、淡々と変化もなく流れていくようで、あまり心にひっかかる所がない。ルックス的にもパッとした華がない為か...

そうして、いよいよと思いきや、テンガロンハットのような大きな帽子の小柄な女性が出てきて、ギターを弾き歌い出す。なんだ、こいつと思いきや、帽子を取り、スピリッツのボトルをラッパ飲みする姿に、DRUGSTOREのイザベルと気づく。 Isabel
Drugstore
その後ギターのダレンも出てきて、二人でアンプラグド。とにかくイザベルはガバガバ酒飲んで、力まかせにタンバリン叩き熱唱と、恐るべきパワーと存在感!サンバカーニバルが凄いのは当たり前と変に納得。途中、RADIOHEADの"Black Star"も披露。観客も彼女のパワーに引きずり込まれた感じで、なかなか反応も良い。




そうして22:00頃、 SCARFO 登場! 冴えないインディーバンド的佇まいを想像していると、出てきたのはスーツに身を包んだクールな3人。のっけから、ソ リッド&タイトに攻撃的サウンドにぶっとび! 想像していた punkというよりもnew wave的でもあり、あえて例えれば、POLICEにGANG OF FOURがノイズじゃないSONIC YOUTHをやったような感じかな? scarfo
Jamie
G&VoのJamieは割と年取っていて30才位だろうが、変則チューニングにダウンピッキングの嵐に加え、時折あっちに行ってしまうような痙攣した鋭角的アクションで、めちゃくちゃださかっこいい。そんなところはイギリス版ジョンスペンサー? また枯れたハスキーな声が逆にバンドのイメージにマッチし、クールさをより醸し出している。
終始、特別なソロもなく余計な音を削りとった独特のギタープレイ、その中で音を埋め動き回るベースと、タイトで安定したドラムで生み出す3ピースの醍醐味とかっこよさがたまらない。あまりMCもなく、一直線にplayし続ける。中盤でのポップな"Alkaline"や"ELO"はスマッシュヒットした為か、やはり反応が良い。終盤では初期の"skinny"や"lifeline"も。アンコールは2回で、23:30頃終演。 Jamie


こういうバンドがほとんど日本のメデイア(雑誌、レコード屋、クラブ等)に登場しないことをつくづく残念に思う。

【 Q'S in UK '97 - #2】に続く...


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