■ vol.32 「思いっきり遊ぶ」(2002/3/26)

前号からそんなに日を経ず今回の発行となりました。
ようやく隔週発行が実現できそう。
これからは、どんどん発行するけんね。

さて、今回は遊ぶことについて。
最近、遊ぶことって、すごい大事やなぁと思うんです。

例えば、嫁はんは、長男の卒園に伴い、幼稚園の謝恩会の準備などで、この1ヶ月ほど、あれこれと走り回っておりました。
役員でもないので、傍観しようと思えばできるのですが、手伝うどころか、完全に当事者感覚でやっていました。
朝でも夜でも、役員の人から電話があり、様々な相談事が寄せられて忙しそうでした。
結局、企画からトラブル処理まで首を突っ込んでおったようです。
本人は、ぼくが帰宅すると、嬉々として、昼間、2才の双子をチャリンコに乗せてあちこち走り回っての作業状況を語ります。
夜は深夜遅くまで台本を作っていたり。けっこう楽しそうにやっています。
結局、謝恩会の準備をネタに遊んでるんです。

遊び半分でそんなことして、とお叱りを受けるかもわかりませんが、決して遊び半分ではないんです。100%遊んでるんです。

この、遊ぶことって、けっこう大事なことやと思ってます。
遊びには、自発性の原点があるんやないかと。

例えば、子供の頃、友達と遊んでいて、傍観してるやつなんておらんかったでしょう。
そもそも、傍観するくらいなら、誘っても出てこんかったでしょうね。
結果的に、誘って外に出てきたやつは、遊ぶつもりで出てきたんですわ。当たり前やけど。
遊びたい連中がそろったわけやから、放っといてもトコトン遊ぶ。
遊び疲れて宿題もせんと寝てしまうんですが、嫌々、宿題をした時よりも、翌日は元気いっぱいなんですね。
で、ちゃんと昨日の遊びをフィードバックして、今日はこうした方がもっとおもろいんちゃうか、と仮説を立てて検証するわけですな。
おとなになってから、仮説、検証なんて小難しい言葉を使うけども、ちゃんと遊べば、そういうことも子供の頃から自然に身につくと思うんです。

仕事でも、趣味でも、突き詰めれば遊びやと思うんです。
やりたいからやる。ただ、それだけのことなんですね。
そんな中で、使命感に昇華していくようなことがあれば、結果的に継続するものになると思うんです。
人に言われて、嫌々やるからしんどくなるんですわ。
まあ、仕事になると、多少なりとも嫌々やることもあると思うんですけどね。
でも、それも遊びの範疇と考えればいい。
子供の頃、ピッチャーやりたいのに、外野に回されたこともありますからね。
やりたいからと言うて、思い通りにはならんことも、遊びの中でみんな知ってるはずなんです。

せっかく子供の頃に、遊びからいろんなことを学んだのに、おとなになってそれを封印してしまうのはもったいない。
おとなになってからこそ、思いっきり遊ぶことは大切やと思います。

だから、今回、嫁はんには何も文句は言わんとこうと決めたんです。
嫁はんは、やるとなったらトコトンやって、やり終えたらグッタリ寝込むというタイプなんです。
それがわかってるだけに、ヒヤヒヤしながら見てるんですが、嫁はんにはこう言いました。
「倒れてもええから、思いっきりやりなはれ」と。

さて、謝恩会の方は、盛況だったようです。打ち上げも、とっても盛り上がったようで。
おまけに嫁はんは、幸いにも寝込まずにピンピンしています。
それどころか、謝恩会の準備を一緒に人たちと、いくつかの企画をたて、さらなる遊びの計画を立てているようです。

どんどん遊べ! おとなたち。


(三浦伸也)

*******************************************
コミュニケーション・ジャーナルはほぼ隔週の発行です。
ご意見・ご感想をお待ちしています。
sanpu@gol.com
*******************************************