vol.1 「やっと少林寺拳法」

遂に、少林寺拳法を始めることにした。
ひとえに時機です、時機。

"少林寺拳法をやってみたいな"と、最初に思った時から20年。
初めてその名を聞いた時から、はや四半世紀が経っているのだ。

この間――特に昨夏、e−研の小諸合宿に参加して以来、自分に合ったやり方はないものか、と考えながら、見つけられずにいた。
それがここへ来て、ようやく実現しそうなので、この機会を逃さず、"とにかくやってみよう"と。

やり方としては、多分、相当変則的で、反則すれすれかも。
やるのは、やってみたい技と必要と思われる技。この二つ。
ダンナを始め、RONIN会やe−研で知り合った拳士のみんなが何年も何十年もかけてやってきたことを、今からやっていたら、本当に覚えたい技に取りかかる時には、もう私は死んでるだろう。
いいとこ、寝たきり老人になってる頃だから、「アレを覚えたかったのに、もう体が動かんのじゃあ」と悔やむこと必至。
で、いきなりやりたい技から入ってしまおう、と。

体の方も、先にある程度引き締めたり整えたり、しようと思ってた。
でも、もう同時進行でいくことにしたのだ。
ただ何とかしようと思ってるだけだと、変な無理をしてた。
それが、少林寺拳法をやるんだっていう、具体的な目的ができたら、気持ちよく体のことについてのアレコレをできるんだもん。

そうやってやっていくうちに、"この技を使いこなすには、ここの筋力が必要だ"とか"このぜい肉が邪魔だ"とか、自分で不都合を感じるだろう。
それに沿って体を作っていけばいいや、なんて考えているのだ。