
vol.7 「あっという間道場」
5月○日
「RONIN会」HPの掲示板に、マッチーさんが私宛てのコメントを書き込んでくれていた。
『三重に来る頃、抜き技に凝ってるってことはない?』
抜き技? それは何だ?
夜、仕事から戻ったダンナに早速尋ねた。
掴まれた手首をクネクネッとさせて、相手の手から逃れるヤツだった。
ウネウネウネの〜クネクネクネ。
ダンナを相手に、ひたすら抜くだけを繰り返す。
3分ほどやって、本日の修行終わり。
5月×日
こたろさんのHP「帯をギュッとね!」を開いたら、切小手が話題になっていた。
切小手? 何だそれは?
夜、帰宅したダンナにまた尋ねた。
私の手首を掴んできたダンナの手首を掴み返し、腕と腕を一直線にして、栓抜きでビールの栓を抜くみたいにクイッてやると、ダンナは痛い。
反対のあいた手は使わなくていいそうだ。
5回ほどクイクイやって、今日はおしまい。
でも、十字小手で理解しかねていた動きが見えた気がした。大ヒント。
このイメージを次回の練習会まで暖めておき、試してみよう。
かくの如く「あっという間道場」は、毎日開かれるのであります。
でも、あっという間に始まって、あっという間に終わるのでありました。
ダンナは、道場で長く練習すればいいってもんじゃない、と。
上達するためにはもっと大事なことがある、と考えてるから、実技が極端に少ないワケ。
第一、 やっぱり我らは生活が先だからね。
その中で、時間を見つけてやろうと思ったら、この程度が(私ものめり込み過ぎないし)、ちょうどいいのだろう。
ただ、私はせめて、『キューピー3分クッキング』よりは長くやりたいのだった。