
vol.11 「私は何?」
三重での夏合宿まで、あと1ヵ月を切った。
参加する人達との間で、稽古でどんなことをしたい、こんな風にしてみたら、という話も出始めた。
私の場合、どちらかと言うと、ふだんの生活の中で感じる危険にどう対処できるか、という興味に走っている。
そんな話をしながら、ふと思い浮かんだ疑問。
「私は少林寺で何をしたいんだろう?」
そもそも、空手とかテコンドーなどではなく、なんで少林寺拳法なんだろう。
少林寺の何を面白いと思っているんだろう。
少林寺拳法の魅力を探る、というだけではなく。
私は、何をしたくて、何を求めて、どうなりたくて、少林寺拳法を選んだのだろう。
無意識の中に、自分自身の何かをどういう形にか変えたい、そんな欲求があって、それを実現する媒介なり手段として、今ここへ来て、私が私に少林寺拳法をさせようとしている――そんな風に思えるんである。
だから、少林寺の魅力を探ることは、結局、まだ"もの"にならずもがいている自分を見つけ出して、どうにかしてやることなのだなぁ、と。
今度の合宿が、まだ自分でも知らない自分を発見する手がかりになったらいいな〜。