vol.21 マッチー。さんからの特別寄稿「三重合宿〜技編〜」

今回の合宿で私がしたかったことは2つ。
1つはあづさんやまっきーさん、みまっきーさん達と会っておしゃべりをする。

2つめはもーりーさんたちのふわっとした投げを少しでも身に付ける。
でした。

今回は技についてなので、2つめからはじめます。

もーりーさんの投げは力のいらない、ほとんど動かない、私が見た開祖の投げに1番近いと思うから。
以前、e−研にお邪魔したとき明竜さんがふわっとした投げを体感させてくれて、また、手に投げの感覚を覚えさせるため、何度もなげさせてもらった。
普段道場では、この投げをなかなか練習できない。
基本というか、先生の型通りしないと、他の何にも身についていない人達が混乱するからだ。
私も今までどおり、巻小手は体捌きと効かせてなら大抵投げられるのでそうしてきた。
逆小手や閂も効かせて痛くしてなら投げたり、こかしたりは出来る。

おくちゃんとただよし君たちが「巻小手かけてみて。」って手をもってきた。
私は「おもいっきり腕逆捕で攻撃して。」って言った。
そしたら、力を抜いてすっと飛ばせた。
自分でも少し驚いた。
もう1回試したかったので頼もうと思ったら、ただよしくんが「もう1度お願いします。」って攻撃してくれた。
また、きれいに飛ばすことが出来た。
e−研以来、頭の中では何度も練習しているが、実際に試したのは初めてだ。
今迄でも効かす方の技ならもっとはでに投げることは出来た、相手を痛めてもよかったら。
今回は力を抜いて飛ばせたので嬉しかった。手の感覚が全然違う。

でも、りょうさんやもーりーさんを見ていると、相手がもっているだけでほとんど攻撃していないのになげることができる。
私のと違うのかなあって真竜さんに聞いたら、「同じですよ、ちゃんと飛ばせてるじゃないですか。」って、嬉しかった。
でも、さわっているだけでもとばせるようになってみたい。

同じだとしたら、私は相当感覚が鈍いから、相手が激しく攻撃したときの大きな力の反応しか技がかからないんじゃないだろうか。
護身ということなら、相手が攻撃をしかけてからでも良いでしょうけど。

ここでもう1つ疑問が、、、。

☆護身だと、相手が攻撃してきた時、相手を痛めておいた方が(肩をはずすとか、頭から落とすとか)後の危険が少ないんじゃないか。
突き蹴りでも、いなすより攻撃の手足を受けで痛めておいたほうが、2撃目が出ないんじゃないか。

☆または、ふわっとした投げやいなす受けは、相手が攻撃する前に戦闘意欲を無くさせる位、「あれ?」って言う風にさりげなくかわせるようにする。。。
それってメチャクチャすごいことかも、たぶんその方が高度な技術がいるって思う。

このうちの、痛めるほうのは、今迄の練習法で身に付く。
少々勘が悪くても、良いお手本の真似を繰り返せば。
しかし、ふわっとした方は、感性や勘を磨かないとだめかもしれない。
今後の課題にしよう。