山友会は1984年以来 主に路上生活者を対象として、無料の診療所を開いてまいりました。
診療科目は
月曜日:精神科、内科、
火曜日:整体、内科
水曜日:救急外科、外科、内科
木曜日:内科・鍼灸
金曜日:皮膚科・整形外科
土曜日:内科 (第3、第4のみ)
ですが、専門の限りではありません。
診療時間は原則として10時30分から14時30分です。
クリニックは責任者の看護師2名が有給の他は医師(10数名)。看護師(7名)、鍼(4名)、整体師(1名)の方々が日常の勤務や開業の休日を返上して長年無料で診療を行っています。
クリニックの待ち合い室としては相談室の屋根のあるところに2、3名の椅子、また道路に並んでいる椅子が其の役割をします。雨の時は軒先きになります。
「診てもらいたい人」という呼び掛けに名前を記入してもらい順番を待ちます。名前を呼ばれて入室叉は帰り際に多くの方が診察室のコーナーに飾られている仲間の遺影にお線香をあげ手をあわせています。時に遺影と会話している姿をみます。このコーナーに遺影を飾る事は、ある人が「自分が死んでもここに飾ってもらったら、わすれられない」ということばに端を発しています。
室内には2つの診察台と血圧計やカルテの棚など其の中ですれ違うのは熟練を要し、時には酸欠状態(そんなことは無いが)になるのではないかと思うほどに物凄く狭いのです。
咳き、鼻水、のどが痛い、頭が痛い、胃が痛い、食べられない(食べ物があるときでも)吐く、下痢、下血、血圧を測って、ふらふらする、眠れない、飲み過ぎなど訴えはいろいろです。
なかには、周囲の人が、放っとけないと親切に連れてこられた方が重篤な症状で、其の場合、ケースワーカーその他の人々の協力のもと、まず御本人がどうしたいか?そしてどういう治療が可能か、そのために必要とする公的な援助を受ける為にはどうしたらよいかを相談します。よく同じ薬なのですが「ここの薬で無ければだめだ」と言う方が何人もいます。この事はどういう事を意味するのでしょうか?
高速道路の下が寝床であるために騒音で眠れなくて一服の睡眠薬が1枚の毛布代わりになり、ドヤでは風邪薬がおまもりなることがあります。
一人一人の訴えに良く耳を傾けこのクリニックの私達のできる事を説明してまた此所に見える人たちの協力によって、無料のクリニックは今日もいろんな人々の出会いの場になっております。
トップページへ


クリニック