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「快刀乱麻/新十郎捕物帖」
明治かなんかの話で、原作は坂口安吾。勝海舟役の池部良が、事件を推理するんだけど、毎回間違ってて、けっきょく主役の若林豪が解決する比較的まともなミステリ話でした。「少〜女ひとり、白い馬に乗って〜、駆けてく〜る、霧の中」という奇妙にリリカルなこの番組のテーマ曲を酒場で唄ってたら、「なんじゃ、快刀乱麻か」とSFM元編集長(阿)さんがボソっと言った。あの人も好きだったらしい。
「高原へいらっしゃい」
「快刀乱麻」も、確かTBSだったと思うんだけど、TBSと言えば思い出すのが、この田宮二郎主演の「高原へいらっしゃい」だった。脚本は、山田太一。
とんでもないところの山荘をホテルにすることになった田宮二郎が、なんとかガンバッテ、それでちょっと雑誌かなんかに紹介されたもんだから成功する、という話。キザの極致のような田宮二郎は、当然素晴らしいのだが、一流コックを演じる益田喜頓と、益田キートンが作ったオムレツに「べちゃべちゃしてて、オラ、ぜんぜんうまくねえだわぁ」と破壊的な発言をする北林谷栄が、とてもよかった。 また、その益田キートンが弟子に料理を作らせると、これがもう出来るのが遅くて遅くて、みんなが呆れ返っていたところ、「あいつの味は確かだ。料理のスピードは、じきに速くなってくる」と言ってたシーンが、印象深い。そうかあ? そんなんでいいのかあ? プロなのにぃ、とか当時は思ったものだ。 「タイムトラベラー」
刈谷るみゅさんと同じく、とっても観たいのが「タイムトラベラー」です。毎回テレビの前で膝抱えて、「どきどき、わくわく」しながら観ていた。しかしこの番組、ビデオもフィルムも残ってないらしく、本当に残念。「1747年、フランクフルトのとある部屋に……」とか、扉の向こうの椅子に座ってる顔の見えない語り手による不思議話があって、「あなたの、知らない、ところで」というセリフ(だったっけかな?)のあとに、テーマ曲が「ちゃんちゃん、ちゃ、ちゃちゃちゃーん」と始まる。映画「時をかける少女」なんぞの5百倍くらい、おもしろくて怖くて、SFだった。浅野真弓(当時は違う芸名だったと思う)だって、原田知世の5億倍くらいきれいだったし。未来人は、SFっぽく、ちゃんとケン・ソゴルっていう変な名前だった(木下清がやってた)。
「タイムトラベラー」は、しょっぱなの放送(正月だったと思う)から、運命の女神の手に引かれていたかのごとく、偶然観てしまい、再放送も観たような記憶がある。その後、アンコール放送もあったような気が……。あまりにも好評だったので、「続・タイムトラベラー」登場となったんだけど、これはあんまりよく観なかった。なんか、つまんなかったような気がする。ちょっと偏見入ってるか。で、最初の「タイムトラベラー」には、戦時中の病院かなにかの話があって、家族か誰かの命を救おうとして、時間に呑み込まれてしまい、消滅してしまう人の話があったような……。これが、こわくて、哀しかったものだ。 ■■刈谷るみゅ■■さんの想い出へ 「マグマ大使」
怖い番組といえば、あの変な顔のゴアが出てくる「マグマ大使」にもウルトラ怖い話がありました。「人間もどき」っていうんですが、「ああ、ぼくのしらないうちに両親やまわりの人が「人間もどき」になってしまっているかもしれない!」と、後に「にっちもさっちもどーにもブルドッグ、Yah!」と歌うことになる少年が思う、という話です。怖くて怖くて、途中でテレビのスイッチを切りました。だから「マグマ大使」のそのへんの回は、いまもまだ観たことがないのです。したがって、実際は、どういう話なのか、どういう結末なのか、分からないのです。だれか知ってたら教えてください。
「光速エスパー」
両親が実は、本当の両親ではない……というのは、わたしにとって精神病理学上の恐怖のようです。この「光速エスパー」の主人公の両親が、本当は宇宙人でして、事故で死なせてしまった両親に成り変って、両親のフリをしているという設定でした。あかるいんだか、とてつもなくド真っ暗なのかわからない番組で、それでも、ふつーの玄関先から、ジャンプして飛び出していくと、エスパーになっちゃう、というのが、子供心に「いいなあ」と思わせたのでした。
「河童の三平」
この番組は、よーーく思い出したら、「あああ、こわかったあ」という恐怖心だけを思い出した。これに出てた、変な役(ひげ生やしてた)の俳優さんが、潮健児という人で「仮面ライダー」の地獄大使をやってた人です。もしや……と思い、ビデオソフト総合カタログを調べたら、「河童の三平/妖怪大作戦1〜3(全9話)」、というのがあった。もしかすると、レンタル屋に置いてる可能性もあります。まだ廃盤にもなってません。
「カルトQ」
最初の方は、よく観てたけど、「現代芸術」の回はおぼえてないなあ。どんな問題でたの? で、どーでも、いいことなんすけど、「カルトQ」の「ロック&ギター」の回に、桜井さんは出場して、とりあえず準優勝を獲得しました。筆記試験による予選を通過して、番組出演した段階でそうとうに驚きましたが、いや、なかなかに健闘したものです。「ばかだなあ〜」とか思いましたけど、いや、イイ意味で。
「東映ヤクザ映画」の回には応募してみようとか思ったりもしたのですが、ワタシの守備範囲は「東映ヤクザ映画」の中でもちょっと狭いので、やめました。『昭和残侠伝』とか『緋牡丹博徒』あたりなら、なんとかキャッチできるのですが、『仁義なき戦い』のあたりは、取れないのです。本放送を観て、やめて正解だったと思ったものです。「マッキントッシュ」のテーマの回の方が、よっぽど出場者よりも答えられたぐらいだったのです。あはは。 ■■フン■■さんの想い出へ 「ゲバゲバ90分」
くだらない映像に関する教育は、この番組に多くを受けておるなあ。テレビで、日の丸国旗掲揚が始まり、音楽が続いてるもんだから、そのままテレビを突き抜けていっちゃう、なんてのが記憶に強く残っているなあ。あるいは、エレベータがやってくるのを待ってて、チンという音とともにエレベータのドアが開くと、そこに、延々と続く階段が現われる、とか。
「あとは寝るだけ」
くだらないといえば、思い出すのはこの番組。ネクラ・ホームコメディで、番組としては、失敗していたと思う。それでも、柄本明とか石井愃一とか戸川純とかがやってた「北関東逆境会」というネーミングは好きだったのです。
意味も無く戸川純がヌードになるシーンがあって、その数ヶ月後に、 「あたしね、必然性とか、そーゆーことは言いたくないのね。でもさあ、ほーんと意味ないときに脱いじゃったなあとか、思って……」 という発言を、当時、青山で本人から聞いたことがあります。あ、あのときのインタビュー・テープって、どこかに残ってたなあ。学生時代の思い出です。 「花神」
篠田三郎の吉田松陰が良くってねえ。記憶がごっちゃになってるかもしれないけど、確か坂本龍馬が、藤岡弘で、「おぉ、ウルトラマンタロウと仮面ライダーだあ」とか言って観ていた学生でした。幕末青春群像になってまして、ビデオでも、総集編が販売されています。大きなレンタル屋にはあるかもしれません。
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