2002年3

3月20日(水) さくらさく

今年は春が早い。

先々週、沈丁花の香りがし始めたなあと思っていたら、家の近くのコブシも咲き揃い、ついに今週、あちこちの桜が見ごろになってしまった。

コートを着ているのがバカバカしくなるくらい、暖かい。

今日はなかなか好調。


3月19日(火) 
陣中見舞い

この春から神戸に移るS氏きたる。
「四興楼」(以前からこのページによく来てくださっているかおりさんご紹介)のぶたまん&しゅうまいをおみやげに。

内分泌学研究室のお茶部屋におじゃまして、みんなでおみやげをいただきつつ、お茶。
折からおなかのすいていた女性陣4人は、ぶたまんを各1コ、ぺろりとたいらげる。
男性2人(Mさん、Aさん)は半分こ。

しゅうまいもとってもおいしかったです。ごちそうさま>Sくん


3月18日(月) 
春なのに

ついてないことこの上ない。

まずお昼。
楽しみにしていたムッターローザの「ミックスサンドデラックス」(450円也!)を開こうとした途端、手がすべって、中身をすべて床に。
悲鳴をあげるとともに、頭の中に中森明菜の「Desire」がこだました。
  ♪ まっさかさ〜ま〜に、堕ちてdesire ♪
この場合、desire=食欲である。

SWさんに慰められつつ、気を取り直して午後、調子よく実験は進んでいた。
さてサンプルを超遠心にかけるか、というそのとき。PBSを30mlばかり、机にぶちまけてしまった。
サンプルがぶじだったのは幸せ。

愚痴り相手のEくんも帰宅。
折しも今日は、薬学のほうの卒業パーティーにみなさんは出かけてしまった。

---

黙々と仕事をしていたら、早めに帰ってきたSくんがビールを1本、くすねてきてくれた。
でかした!というわけで、サンクスにて焼き鳥と枝豆、するめそうめんを購入。
ささやかに飲む。

ふむ。少々、気分がなおった。
ありがとう>Sくん


3月16日(土) 
戦士の休息

学校へ行こうと思いつつ、力つきてお休み。

岩波のリクエスト復刊で出ていた、野上弥生子『真知子』を読了。
旧かな、旧漢字の上下巻を一気に。
この手の正統派文学をまともに読みとおしたのは、近年まれ。

今読んで、ちっとも古くない。
強く、かつ流麗な「まへがき」に感動。あのような文章が書けるような生活をしたいと思う。


3月14日(木) 
ホワイトデーさまざま

午後、K塾で会議。
I先生、OB先生、OK先生と雑談。
それにしてもOB先生はすごい。魔法のように問題がブラッシュ・アップされていく。

その後、学校に舞い戻ったら、SWさんよりプレゼント。うれしい!
Mary's のガナッシュ。とてもおいしかった。

昨日以来、まったく食欲のない私に、Mさんがケーキを買ってきてくださった。
涙が出るほどありがたい。

SSKさん、誰も何も言っていないのに、「プレッシャーに負けました」とか何とかよけいなことを言いながら、みんなにいちごとみかんの差し入れ。
ビタミンCを補給させていただいた。

夕方、33号室のサーマルサイクラーを使っていたら、ふとKEさんの視線を感じた。
振り向くと、「あの、ええ・・・誰からもらったか忘れちゃったんで・・・そこにまとめて置いてあるんで・・・取って食べてください」。
高倉健さんみたいだ。


3月10日(日) 徹夜あけ

結局、完徹。

そのまま千駄ヶ谷へ。朝10時から夕方6時過ぎまでみっちり会議。
その後、池袋ビックピーカンにて、アカデミック・パッケージがほしいという某社会人の買い物につきあう。
お茶して学校へ。

研究室について、やれやれとコートを脱ぐか脱がないうちに、
「・・・こーしー。」
とSSK氏。せめて二語文くらいしゃべっていただきたい。

とりあえずはコーヒーの時間にする。
ちなみに最近のお気に入りは、スターバックスのユーコンブレンド。

上司は、この期に及んでぶちぶち泣きごとを言いつつも、ぶじ葉山へご出立。
いやはやこの一週間、受験直前の男子高校生を見ているようであった。

さあ、今日は思う存分、寝るぞ〜!


3月9日 (土) 
chocolate

研究室に来てみたら、デスクの上にゴディバの箱が。
先生から、早めのホワイトデー。ワークショップ前のお忙しい中、お気づかいいただいてしまった。

お客さまきたる。
明日会議というのに、リライトさっぱり進まず。どうしよう。


3月8日 (金) 
おでかけ

農学部訪問。神業のような展翅技術を見学。
楽しい部屋だ。でも、男子校に迷い込んだようで少々落ち着かない。

SSK氏、疲れがピークに達したか、男子ばかりでほっとしたか、軽躁状態。
嫁入り前のわたくしが聞くべきではないような発言の連続。

東大前駅より帰宅。


3月7日 (木) 
客人

H氏来訪。久々。

少々酔って、多様性について話題が及んだ際、「形態と遺伝子というのは、どうやったらつながるんでしょう」などと吹きかけてしまう。
「そのへんのおじちゃん、おばちゃんには永遠にわかるようにはならないんでしょうか」とも。

わかるようになるらしい。が、酔っていたせいで詳しい内容が・・・。
こんなんでいいのかしら。


3月6日 (水) 
焦ると・・・

来週始め、葉山で昆虫のワークショップがある。
データがそろっていないので私は参加しないが、研究室の皆さんはほとんど行く。もちろんSSKさんも。
初めは移植実験の話をする予定だったらしいが、他の講演との兼ね合いで、今、私がやっている内容も話すとか。

締め切りができたおかげで仕事にもやる気が出るが、焦りは失敗のもと。
単純な実験を失敗して、一週間ばかり遅れてしまった。transformやり直し。
SSKさんの発表準備ギリギリになりそうだ。

---

本日の細胞


N先生からいただいた細胞、実に元気。
培地つくらないと。


3月5日 (火) 


Hちゃんの修士発表。
もともととてもおもしろい内容だが、練習のときよりさらにうまくなっていて感動。

生物学的にもとても興味深いHちゃんの発表、続くディスカッションのみごとさもあり、審査の先生がたからも大絶賛。

そのあとは、おつかれさま飲み会。盛り上がった。
K先生、お疲れなのか、かなりハイ。

----

本日のおみやげ


タイから帰国したEくんが、タイシルクのハンカチを買ってきてくれた。
ゾウの絵柄のとてもすてきなもの。うれしい。ありがとう!


3月4日 (月) 
花粉襲来

ずっと目がかゆいかゆいと思っていたら、ついに今日、やってきた。
ひっきりなしのくしゃみ、鼻水が激烈をきわめる。
しかも滝のような冷や汗、つづいて熱。大量の花粉を吸い込んだショック症状? そんなことってあるの?

あまりの気分の悪さに、気息エンエンとして教授室のソファでしばし休憩。


ぼーっとする頭を抱えつつ、くしゃみをしつつ、なんとか実験を終えて、家に帰った。くたくた。


3月2日 (土) 
指輪物語

SWさんに誘われて、銀座で映画。
今日、公開初日の「ロード・オブ・ザ・リング」を見る。

いやはやなんとも、すごい人。
テレビカメラも数台。並んでいるのもたいへんだが、待っている人の列を撮るために、重い機材をかついで階段をのぼりおりするのはもっとたいへんだろう。

映像はすごい迫力。物語世界を楽しめた。
しかし、第2部、3部があるのはわかるが、3時間じらしておいて「つづく」というのも大胆不敵。
早くその指輪をなんとかして〜、という気もち。

印象としては、スケールがとても大きな「ハムナプトラ」かも。
帰り道、映画の影響で、あちこちから(地下道の隅とか)モンスターが出てきそうな気がしてならなかった。


3月1日 (金) 
負の遺産

2号館の地下階段下には、隠された小部屋がある。
そこには、おそらく2号館始まって以来と思われる遺物が、大量に詰め込まれている。
内容は、ほとんどが実験の廃液、そして用途不明のガラス器具、腐りかけた段ボール箱、などなど。

今回、その小部屋に電灯を取りつける工事のため(驚くなかれ、今までは電気すらなかった)、そこを片づけることになった。
学生アルバイトとして、他の研究室の院生とともに手伝いに駆り出される。
(注・なんとも民主的な欠席裁判にて決定)

とにかく、押しこめられているものを出さなければ、というわけで、懐中電灯とともに小部屋に踏みこんだ。
・・・塩素の臭いが鼻をつく。

「こりゃ体に悪いなあ」とN先生。
「カナリヤが必要ですね」と申し上げると、「しょうがねえ、俺がカナリヤになるよ」。
なんだか悲壮なことになってきた。

かたっぱしから廃液タンクを出していくうちに、ぴちゃり、とイヤな感触が足に。
懐中電灯で照らしてみると、得体のしれない液体が漏れている。しかも、付近のマンホールの蓋は腐食している。
なんなんだよぉ、と、みんなで悲鳴をあげつつ、必死の作業。

しめった木屑とも、腐った段ボールともつかぬものが、コンクリートの床にへばりついている。
シライくんとスコップでほじくりかえしているうちに、モロモロになったコンクリまで掘り返されてきた。
・・・なんなのよ〜!いったい。
人の形をしたシミなど出てこないうちに、適当なところで切り上げることに。

予定を大幅にオーバーして、午後4時近くまで廃液の分類などにかかる。
スタッフのみなさまの、ふだんの苦労がよくわかった。
今日出てきた廃液、試薬などの内訳は・・・あんまりなので公表を差し控える。

Iさん、Eくん、Sくん、おつかれさまでした。
みなさま、今後のためにも、廃棄物・廃液の処理はきちんとしましょう。

前の月 ←    → 後の月

ホーム