2004年10月

10.25 (Mon.)
 寒い寒い。きれいな鯖があったので、みそ煮にして熱々ご飯。

 以前に協力させていただいたエンカルタのDVDをいただいた。ありがとうございます。うれしいうれしい。

10.24 (Sun.)
 駒場以来の友人・KW君の結婚式&披露宴出席のため、朝から舞浜のホテルミラコスタへ。台風一過の晴天でほんとうによかった。

 式は人前式で、ポルト・パラディーゾ(ディズニーシーのある架空の都市)の市長さんが司式を行うという趣向である。市長さんは愉快な外人さんキャストで、いかにもディズニーらしい。それにしてもKW君、君の「ハイッ!誓います!」は小学生のようにハキハキしていて良かったよ。

 披露宴では、ミッキーとミニーがケーキカットのお手伝いに来てくれたりして、ますます楽しい。子どもは大興奮である。お料理もおいしかったし、サービスも良い。場所は場所なのだが、突飛な感じもせず、落ち着いた良い披露宴だった。久々の友人たちともおしゃべりができて楽しかった。

10.19 (Tue.)
 結局、週末いっぱいおなかの調子が悪く、日曜には荒療治に出ることに。
 病気の顔色をうかがうのが嫌になり、無理してでも普通食をしっかり食べることにした。里いもと鶏肉の煮っころがしに、チンゲンサイのにんにく炒め。朝には乳酸菌を補うため、ヨーグルトも摂取。攻撃は最大の防御(?)で、月曜には少々快復。お仕事も夜中まで。かなり体力が打ち勝ってきた。ざまーみろ。

 鈴木クニエさんにお願いして、mixiへ招待していただいた。おもしろいものがあるなあ。植木不等式さんにも友人登録のお願いをして、さっそく書き込みまでしていただいた。ありがとうございます。

 駆け込み花嫁修業で、きものをひとりで着る練習など始めてみた。初心者も初心者なので、衿合わせだの衣紋の抜き方などに苦労しながら少しずつ。お勉強と称して、きものの本など眺めてうっとりしているのだが、まだまだまだ。紬なんてきりっと着こなして、寄席にでも行けたら楽しいだろうな。
 
 こういうことをしていると、いかにこれまで文明文化とほど遠い生活をしていたのかがよくわかる。勉強も研究も、本も映画も音楽も、飲んだり食べたり旅行したりも、もちろん文化には違いないのだけど、そしてもちろんどれも楽しいのだけど。

 ありがたいことに結婚なんてものを控える身になって、自分の内の女性の部分に目を向けることが多くなってきた。女の子が「女」としてゆったり育てられていた時代をふと思ったりもする(女性は「妻」になるのが一番の幸せだと言っているのではもちろんない)。私はこれからも働いて遊んで、ミーハー精神はおそらく死ぬまでそのままだろうけど、自分の中に汲んでも尽きない泉のようなものを湛えておきたいな、などと思うようになった。

 そういえばクニエさん、私は「お食べになる」が気になっていますよ。特に、「チューボーですよ」の堺正章氏。

10.15 (Fri.)
 一転、さわやかな秋晴れだが、病状は一進一退。よくなったかな〜、と思って固形物を口にすると(といっても、うどんとか、やわらかめのご飯やだし巻き玉子とか)、とたんにダメ。胃腸が機能をほぼ停止しているようだ。頭痛も相変わらず。
 朝起きたら、奥二重の目が両方ともきっぱり二重になっていた。「♪今では指輪も回るほど」を体現している(なんでこんな古い歌を知ってるのだ)。

 食欲もまるでないし、とりあえず絶食。ウィダー・イン・ゼリーとスポーツドリンクで命をつないでいる。
 いかにも不足しそうなのは、ナトリウムやカリウムだ。そこで、各種スポーツドリンクのNa塩・K塩含量(100 mlあたり)をくらべてみた。

・ ポカリスエットはナトリウムが多くて49 mg。カリウムは20 mg。私にとってはちょっと酸味が強い。

・ 個人的に好きなDAKARAは、ナトリウム 12 mg、カリウム25 mg。ただしDAKARAには食物繊維も入っているので、今の状況ではどうかとも思う。

・ アクエリアスは、ナトリウム25 mg、カリウム19 mg。アミノ酸入りバージョンもあってなかなかポイント高い。

・ アミノ酸といえば、「アミノサプリ」はナトリウム44 mg、カリウム5 mg。「燃焼系アミノ式」だとナトリウム38 mgだが、カリウムはゼロ。

・ サプリメント重視ついでに、ビタミンCが入っている「レモンウォーター・C1000タケダ」は、ナトリウム14 mg、カリウム3 mg。味はかなり好き。二日酔いの友でもある。

 というわけで、けっこうバラエティに富んでいた。結局、アイソトニック飲料の双璧・ポカリかアクエリアスかという感じだろうか。アミノ酸入りアクエリアスがいちばんバランス良さそうな気もするが、研究所内では手に入らないのが残念。

 ・・・などと、病人のくせにアヤシゲな健康雑誌まがいの企画をしている場合ではない。しっかり休養を取らねば。でも明日も実験・・・かな?

10.14 (Thu.)
 ふらふらしながらお仕事。
 
 ちょっとお昼を食べてみようかという気になって、皆さんと食事に行く。私はおうどん(典型的関東風醤油味)。食いしん坊の私だが、他人の皿を見ても食欲が湧かない。重症。
 
 実は、隣の席のTCさんも長いこと風邪を引いていたのだが、症状は私と全く違う。むしろTCさんの奥さんと私が同じ症状らしい。
 ・・・というような話を、お昼の席でみなさんに話したら、KGさんが一言。
 「じゃ、TCさんはベクターですか」

注1・ベクターとは「運び屋」の意。人や獣の間で病気を運んでまわる蚊やハエなどもベクターと呼ばれる。

注2・もちろん、宿主と病原体の組み合わせによって、まったく異なる病状が出ることもあるから、TCさんが特殊な宿主である可能性もある。

10.13 (Wed.)
 セミナー2連発の日。午前はラボのセミナー。安全衛生会議とお掃除を挟んで、午後は情報棟でセミナー2演題。

 体調はちっとも良くならず。午前のセミナー後、気息奄々としているところにボスが来て、「全力でやれ」と言い残していく。休むわけにいかなくなり、トイレで不覚の涙。

 午後のセミナー最初の話題は、アメリカのベンチャーDiversaの人によるものだった。土壌や海水中にいる、無数の未知のバクテリアを、いかにたくさん、いかに効率よく解析するかというお話。かなりおもしろかった。それにしてもやっぱり、企業の人のプレゼンはきれいだなあ。

 次の演題はミシガン州立大学の教授で、しっちゃかめっちゃかに乱立している種の命名法をどうするかという話。
 イントロ、画面いっぱいに色とりどりのトランクスがたくさん出てきた。何ごとかと思ったら、それにかぶせて「分類学者は、他人がつけた名前を使うくらいだったら、他人の下着をつけるほうを選ぶだろう」というメッセージ。会場は大笑い。自分が名づけた新種へのこだわり、思い当たる人は多いらしい。
 あとでTKさんに聞いたところ、「俺やったら他人がつけた名前を使うね」とのことであった。

10.12 (Tue.)
 昨日一日、体の節々と筋肉が痛いと思っていたら、夜中に高熱。一晩中うつらうつらして、今朝になってなんとか微熱までに下がる。今度はおなかの調子が悪い。しくしく〜。

10.11 (Mon.)
 金曜は、サイエンス・ライティング友の会のみなさんと武蔵小杉の「おれんち」で。
 金曜夜、しかも台風が迫って大雨のときに、利根川と多摩川を越えることのなんたるかを、もっと見極めなければいけなかった。高速バスがちっとも動かず、皆さんをお待たせしてしまう。たいへんたいへん申し訳ありませんでした。
 お刺身も焼き鳥も茄子づくしもお蕎麦もとてもおいしく、Wさんからグールドのお話を聞けるという贅沢な時間に大満足。帰り、「あ〜、動いているハルキゲニアやオパビニアを見たかったなあ」とつぶやき、「ちょっと映画を見逃しただけって感じの言い方」と鈴木クニエさんを笑わせてしまった。そう、5億年半ほど前に居合わせなかったのが残念だったのです。

 土曜は一日、荒れ狂う台風22号情報をテレビで見つつ、招待状の住所録をつくる。父上はかわいそうに、風雨の中、オペラ本番のお仕事。お客様はそれでもけっこう来たらしい。いーなー、コシ・ファン・トゥッテ。

 日曜は学士会館へ。住所が必要なのかと思ったら、まずは印刷物の発注だそうである。筆耕を依頼するのは、刷り上がりを確認してからになるそうだ。ほうほう。
 ちなみに、今回担当してくれたのは物静かな年配の女性だったが、新郎のことは名字で、私のことは下の名前で呼んでいた。私はそういうことには特に抵抗を感じないけれど(新姓で働くつもりだし)、ちょっとおもしろいなと思った。ふだんは「男女共同参画」の世界に生きているものだから、古風な慣習に触れると新鮮な驚きがある。
 銀座に出て、指輪&引き出物下見第2弾。順調、順調。

10.5 (Tue.)
 東京からご足労いただいての中間検討会。私は自分の担当分のプレゼンを受け持った。いやはや、リーダーというのはとてつもなく大変な仕事だとFさんを見て思う。それにつけてもデータが間に合ってほんとうにほんとうに良かった〜。3時間の会議の後は、もうぐったりであった。

 週末から雨は降り続いている。暖房がほしくなるくらい寒い。体が温まるものを食べたいが、長時間台所に立つ気力もない。とりあえず鍋におだしをたっぷりとって、白菜と豚こまを煮る。食べるときにゆずぽんをさっとかけまわし、焼酎のお湯割りとともに舌鼓。密偵に出かける前の鬼平じゃあるまいし、嫁入り前の娘の食卓がこんなことでいいのだろうか。

 ほっとしたせいか熟睡し、明け方、実にくだらない夢をリアルに見た。ペ・ヨンジュンにゴキブリ退治してもらうというものである。ついでにその後、ヨン様と韓国の街をお散歩というおまけもついていた。韓国の男性には血の熱い色気があって、昔から好きではあったものの、ペ・ヨンジュンはさして好みではない(眼鏡の男の人は好きだけど)。なんでヨン様なのか、無意識というのは不思議だ。イ・ビョンホンがよかったな。

 ちなみにお散歩した街の景色は、行ったことのある釜山がベースになっていた。会話は都合のいいことに日本語と英語のちゃんぽんである。携帯で写真まで撮ったような記憶がある。ヨン様が頭の後ろに狐のお面をつけて(このあたりは日本のお祭りを彷彿とさせる)、「May the force be with you!」とダースベーダーの口真似をして現れ、私がきゃーきゃー言っていると、くるりと振り返って微笑みの貴公子である。いったい私の無意識は何を考えておるのか。

10.4 (Mon.)
 金曜日は東京の本社で内定式。いきなりの指名で代表挨拶をすることに。幸い好評で、顔を売ることもできて良かった。同期のみんなはいい人ばかりで、二次会も大変盛り上がった(四次会まで行った人々もいるらしい・・・若い)。懇親会では研究系の方々にいろいろお話を聞けて楽しかった。社長も技術畑の方なので、縷々語ってくださったミルクの魅力は説得力があった。

 土曜日は家でリストアップなど。
 日曜の午後はあいにくの雨だったが、Kさんとオアゾへ。

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