Vol.5 「la Pavoniのメンテナンス」





 またも前回の記述から1年近くもの歳月が流れてしまいました。決してこのコンテンツの存在を忘れていたワケでも、蔑ろにしていたつもりも無いのですが、人に喜びを伝導するよりも自分のシアワセの追及を優先してしまうエゴイスティックな性分が諸悪の根源ではあるまいかと(笑)。

 今回はla Pavoniのメンテナンスのことなど・・・。

 日常の手入れは、ほとんど何もしていません(笑)。使う際に本体のホルダー取付部の溝と抽出口を乾いたペーパータオルで拭く程度です。本当は使った直後に掃除をすれば衛生的なのかもしれませんが、使う前の方が付着しているコーヒー粉が乾燥していて拭き取りやすいのです。本体の汚れはボイラータンクが熱いうちに奇麗な濡れ布巾を使えば簡単に落とせます。洗剤は不要。

 あとは、年に3回ほど、「重曹」(薬局で入手可)を小サジ1杯ボイラータンクに入れて、数回湯通しを行っています。

 抽出時、レバーを押し下げる際にスムーズさが失われガクガクとぎこちなく動く場合は、シリンダー内部のピストンの締め付けが緩んでいる可能性があります。これはシリンダー部を分解してピストン部分をしっかりと締めつければ簡単に直せます。また、ボイラータンクが熱せられて内部圧力が規定レベルに達した際に、ハンドルレバーを下げたままの状態で抽出口からポタポタとお湯が漏れてしまう場合はガスケット(パッキン)類の交換が必要と思われます。ワタシの場合は約2年間ちょっとでピストン部のガスケットが摩耗限界に達したらしく、何もしないのに抽出口からお湯が漏れるようになってしまいました。la Pavoniのエスプレッソマシンは構造がとても単純なので、消耗品の交換をきちんとしていれば、一生付き合うことのできる道具です。

 というわけで、必要と思われる交換パーツ類をBrewmaster Sales & Service Center, Inc.に発注してみました。これらの部品は使用状況によっても異なりますが、だいたい2〜3年ごとに定期的な交換が必要と考えられます。交換パーツに関しては事前に見積りを取った方が良いでしょう。お店によって金額と納期がまちまちなので比較検討が必要です。今回の発注にあたってla Gondraにも見積りを依頼しましたがBrewmasterの方がとても安かったのです。5台分のパーツを注文し、アメリカ国内への送料を含めた1台あたりのコストは¥2,500-程度でした。当然、日本への送料込みの場合だともっと割高になります。持つべきものは米国在住の友というわけです(笑)。交換したパーツは下記の通り。

la Pavoni's Parts(Europiccola & Professional)

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#36,group-boiler gasket qty.1
#39,shaft gasket qty.1
#40,resaine washer qty.1
#41,metal c-clip qty.1
#43,piston gasket qty.2
#46,group gasket qty.1
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#2,lid gasket qty.1


 交換作業は、metal c-clipの交換に少々苦労しましたが、その他は簡単な作業で済み、無事に完了しました。所要時間はおおよそ30分程度。分解してみるとよく判りますが、実にシンプルな構造をしていました。

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