体感音響研究所


ボディソニックの
技術開発、製品例












ボディソニックの技術開発
ボディソニックの研究
第3章6節 ホロニックスタジアム・南青山

 

  bodysonic laboratory



エステティック用ボディソニック  

 

エステティック用の開発には大きな困難があったが、この困難を克服する中で得た
    技術とノウハウが、医療・音楽療法用ボディソニック・システムの開発を可能にした。

 

ボディソニック株式会社 小松 明 

 


エステティック用ボディソニック

エステティックベッドにボディソニックパッドを装着する。

 美しくなるためには、体の表面の施術だけでなく、心身の健康が大切であり、内部から健康で美しくならねばならないといわれ、リラクセーションの重要性も指摘されている。
 こうしたことから、美容関係にもボディソニックは導入されている。左の写真はエステティック用ボディソニックで、エステティックベッドにボディソニックパットを装着したものである。
 フェイシャル、ボディなど、女性が裸の状態で長時間、施術を受けるので、その構造、トランスデューサの配置には、特別の配慮が要求される。下の図4を参照されたい。
 この開発に当たっては筆者自身、美顔術を受けながら実際にこのシステムを使用して実験し、多数の試作とサロンでの実試用を繰返し、エステティシャンの助言と監修を経て完成したものである。
 エステティックにおいては、施術と施術の間、薬品の効果の進行などを待ち、長時間じっとしていなければならないことが多い。こうした事情もあり ボディソニックは好評で、心地よいため 寝てしまうお客さんも多い。使用感の心地良さは「夢見心地」という評を得ることができた。この製品はタカラベルモント社からも製品化された。

エステの現場を見せていただきたいのですが …

 この開発の依頼を受けた時、大きな困難にぶつかった。エステではさまざまな薬品、石膏、泥などが使用されるであろうから、機器には防水性や耐薬品性などが必要だろう。耳元に付けるスピーカ周りの処理では、防水性と作業性の両方から相当な配慮が必要のはずである。しかしエステの現場など見たこともないので、説明を聞いただけでは開発・設計に必要な情報が分からない。
 事情を説明してエステの現場を見せてもらえないかと恐る恐るお願いしたら「男子は禁制です」と、にべもなく断られた。
 困り果て途方にくれたが何とかしなければならないので、エスティックの にわか勉強 をした。美容・エステのショーなども見て回り、つてを頼って筆者自身が美顔術を受けるなどして、エステ用機器の開発に必要な知識を得た。
 「この開発に当たっては筆者自身、美顔術を受けながら実際にこのシステムを使用して実験し、多数の試作とサロンでの実試用を繰返し、エステティシャンの助言と監修を経て完成したものである」と最初に記したとおりである。

この苦労は無駄にならなかった −医療・音楽療法への応用−

 この苦労は無駄にはならなかった。この時に得た技術とノウハウは、その後、成分献血用、人工透析用、外科手術台用など、医療・音楽療法用ボディソニック・システムの開発に多いに役立ったからである。
 1988年の日本バイオミュージック研究会誌に「この装置は形を変えれば医療用に応用の可能性があるのではないか?。例えば、手術台などに応用して、術前の患者の不安を和らげる、リラックスすれば麻酔がかかりやすくなる、局所麻酔の場合なら音楽を聴かせながら手術を行ない(耳のすぐそばにスピーカがあるので小さな音でも効果がある)不安を和らげるなどの可能性があるのではないだろうか」と書いた通りになった。 (エステ用ボディソニックを開発したのは1987年頃)
  

 
 
 

ボディソニックを搭載した手術台による局所麻酔の術中写真

 写真は済生会横浜市南部病院・手術室。

ボディソニックを搭載した外科手術台  

 局所麻酔手術の場合、意識がハッキリしているので緊張や不安がつのるが、ボディソニックによって不安や緊張を緩和する。手前の台の上にボディソニック・アンプが見える。

 
 

ボディソニックを搭載した献血台

 献血者への負担の軽い合理的な、成分献血が行なわれるようになったが、採血時間が1時間ほど掛かる。献血者がより快適に献血できるようボディソニックが搭載されている。写真は日本赤十字社北大阪血液センター。

人工透析椅子用ボディソニックパッド

 人工透析は4〜5時間掛かり、週2〜3回行なう。ボディソニックを使用することによって、QOLの向上、不快感の緩和、スムーズな透析などの効果がある。写真は、聖路加国際病院・人工透析室。

  

トランスデューサ配置図 右側の図4がエステティック用   

 ボディソニックトランスデューサは全て SCP-6018 を使用している。


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