体感音響研究所


ボディソニックと
振動トランスデューサ










ボディソニックの技術開発
ボディソニックの研究
第3章 ボディソニックシステムの応用施工例

 

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大型から超小型まで−                

 

ボディソニックトランスデューサ   
Vt7.Vp6.Vp4.Vp2. 

 

体感音響研究所 小松 明  

 


     

      各種ボディソニック・トランスデューサのサイズ比較 左から Vp2、Vp4(上)、Vp6(下)、Vt7
                  それぞれの トランスデューサの 写真をクリック して下さい。

 

1.ボディソニックトランスデューサ

 電気信号を体感音響振動に変換するボディソニックトランスデューサ は、ボディソニック用に特化して開発した電気−機械振動変換器 で、ボディソニック(体感音響装置)のキーデバイスである。
 上の写真に Vシリーズ の各種ボディソニックトランスデューサ の サイズ比較を示す。標準トランスデューサともいえる Vt7 と比べると、 Vp2 や Vp4 が如何に小型であるかが分かる。

1.1 高性能トランスデューサ Vt7 と Vp6

 Vp6 は '01年に開発、Vt7 は'98年に開発し、その後、さらに改良を加えたボディソニック用トランスデューサである。Vt7 と Vp6 は、動電形ケース振動出力方式で、今まで再現が困難であった 40Hz以下を十分に再現可能とした。これによって非常に重要な 20〜50Hz の帯域を、十分に再生することが可能となった。
 また Vt7 は高性能なので、従来のトランスデューサに比べると、使用個数も駆動するアンプの電力も半分くらいですむようになった。

1.2 小型高性能の Vp4 と Vp2

 Vp4 は '06年に開発した小型高性能ボディソニック トランスデューサ。「スペースがなく、今までのボディソニック トランスデューサでは大き過ぎて取り付けられない。もっと小型のボディソニック トランスデューサが欲しい。もっと薄いトランスデューサが欲しい。しかし振動性能は犠牲にできない…」 こうした要望に応えて開発した。
 Vp2 は '05年に開発した超小型のボディソニック トランスデューサ。如何に小型であるかは、上に示したサイズ比較写真を見れば一目瞭然である。

 下記に Vt7、Vp6、Vp4 と Vp2 の仕様、写真、外形寸法図などをを示す。


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  ボディソニック用トランスデューサ

Vt7    

ボディソニックトランスデューサ Vt7


      

  【Vt732, Vt708 仕様】

   インピーダンス  32Ω or  8Ω
   定格(最大)入力  10W (20W)
   振動周波数帯域  20 〜 350Hz
   外 形 寸 法  16W×116D×30.5.H
   重     量  500g

   [注]Vt732 は32Ω、Vt708 は8Ω。
      Vt732 と Vt708 の違いは、インピーダンスの
      違いのみで、他は共通。



  

Vt7 外形寸法図

Vt7の応用製品例

 Vt7は強力で、椅子のフレームや床を駆動する場合に適した性能を有している。使用例としては、ソニーのオーディオチェアや、オムロン、リビングテクノロジー、アイ信などの、リラクセーションチェアに使用されている。 また、リラクセーション・誘眠などの用途としてベッドのマットレス内に組み込んで、シモンズのベッドにも使用されている。このほか、アトラクションやアミューズメント、業務用などで床からの体感音響振動発生用に使用されている。

Vt732 インピーダンスが32Ωなので、業務用ボディソニックなど、多数の椅子などを接続し、
  多数個のトランスデューサを使用する場合に適している。

Vt708 インピーダンスが 8Ω。 椅子用などが 1〜2台で、使用するトランスデューサの個数が
  比較的少ない、個人用などに適している。



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  ボディソニック用トランスデューサ

Vp6    

ボディソニックトランスデューサ Vp6


       

  【Vp616, Vp608 仕様】

   インピーダンス  16Ω or 4Ω
   定格(最大)入力   5W (10W)
   振動周波数帯域   20 〜 350Hz
   外 形 寸 法   87D×24.5H
              (突起部 max φ1049)
   重     量   310g

   [注]Vp616 は16Ω、Vp604 は 4Ω。
      Vp616 と Vp604 の違いは、インピーダンスの
      違いのみで、他は共通。


  

Vp6 外形寸法図

Vp6の応用製品例

 Vp6は小形で薄い形状であり、ベッドパットタイプのボディソニックや、椅子などのクッション内に装着するのに適した形状に設計されており、振動音響療法(Vibroacoustic therapy)の先駆者・Olav Skille 博士 仕様のボディソニックベッドパッドに採用され、(株)アクーヴ・ラボが生産・販売を行っている。
 フューテック社のアルファータ、音楽療法的な用途として、Visic社のベッドパット、シロキ工業の介護用ベッドやベッドパット、タチエス社の人工透析椅子、透析用ベッドパットなどに使用されている。
 Vp6は薄い形状で比較的、小形・軽量であることから、個人用の機器などにも応用が進んでいる。

Vp616 インピーダンスが 16Ωで小形、薄い形状であり、ベッドパッドタイプの体感音響装置
   (ボディソニック)や、椅子などのクッション内に装着するのに適した形状に設計されている。
   椅子やベッドパッド1台での使用個数が 4〜16個 程度の用途に適している。

Vp604 インピーダンスが 4Ω。クッションや椅子など、1台での使用個数が 1〜4個 程度
   の用途に適している。



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  ボディソニック用トランスデューサ

Vp4    

ボディソニックトランスデューサ Vp4


      

  【Vp4仕様】

   インピーダンス  8Ω
   定格(最大)入力  3W (6W)
   振動周波数帯域  25 〜 350Hz
   外 形 寸 法  56W×56D×17.2H
   重     量  85g、

   [注]インピーダンスは 8Ω のみ。



  

Vp4 外形寸法図

 スペースがなく、今までのボディソニック用振動トランスデューサでは大き過ぎて取り付けられない。もっと小型の振動トランスデューサが欲しい。もっと薄い振動トランスデューサが欲しい。しかし振動性能は犠牲に出来ない…。こうした要望に応えて開発したのが小型高性能の特許による最新鋭バイブロトランスデューサ Vp4
 Vp4 は、アミューズメント機器などへの取り付けも考慮し、2本のネジで簡単に取り付けられる構造になっている。設計を考慮すれば、フルレンジのオーディオ信号を入力して振動と同時に音も再生でき、スピーカの機能をも兼用させることも可能である。今後、このような小型高性能を生かした思いがけない用途が開発されていくものと期待される。



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  ボディソニック用トランスデューサ

Vp2    

ボディソニックトランスデューサ Vp2


       

  【Vp210, Vp216 仕様】

   インピーダンス  10Ω or 16Ω
   定格(最大)入力  1W  (2W)
   振動周波数帯域  30Hz〜350Hz
   外 形 寸 法  40φ × 15.2H
   重     量  49g

   [注]Vp210 は10Ω、Vp216 は16Ω。
      Vp210 と Vp216 の違いは、インピーダンスの
      違いのみで他は共通。


  

Vp2 外形寸法図


 Vp2は超小型高性能の、特許による最新鋭の振動トランスデューサである。サイズ比較用の写真を見れば Vp2 が如何に小型であるか一目瞭然である。
 重量は Vt7 の 1/10、Vp6 の 1/6以下。厚みは Vt7 の 1/2以下、Vp6 の 2/3 以下。外径は Vt7、Vp6 の 1/2以下。
 用途は、ハンディータイプのボディソニックや、ウエアラブルタイプのボディソニック、ゲーム機器などに適する。聴覚障害児(者)用の機器などの可能性も期待される。
 また、Vp2シリーズは、ボディソニック用だけでなく、ボードスピーカとして板面などを駆動することにより音響再生をすることが可能である。今後、このような秘められた性能がもたらす、さらに思いがけない用途が開発されていくものと期待される。

       Vt7.Vp6.Vp4.Vp2 は、株式会社アクーヴ・ラボ にお問い合わせください。

参考文献

 小松 明:電気−機械振動変換器 特許第3035704 2000年2月25日
 小松 明:体感音響装置用電気−機械振動変換器 特許第3787777 2006年4月7日


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