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THE SUPERIAL STORY
私がリードを作ろうと考え始めたのは、多忙なプロサクソフォンプレイヤーとして多種多様な 音楽を演奏していた頃でした。
何箱リードを買っても長持ちせず、質、音、共に悪い物が多く(あの世界で最も有名なメーカー
でさえ)私は演奏に集中できず(特にソロを吹いている時)欲求不満を抱えていました。
もちろん問題点としては、マウスピースと楽器の組合せ等いろいろな点が考えられますが、
いろいろ試すうちにわかった事は、音を作り出す基本となるリードの質が1970年代中盤以降 落ちてきていると思われる点でした。
これについては、私が話したたくさんのプレイヤー達を 始めその他耳に入ってくる情報等から私だけの考えではなかった事がわかり、リードを作らねば
と思い立った訳です。 そこで、まず始めに私の要求を満たすリードを作るのに最も適した場所はどこか?と考えた結果
リードの素材となる“葦”の質が世界で最も高い所との結論が出ました。いろいろな場所を検討
した結果、それは南フランスのバー地方で、そこで自然に成長した“アルンドドナックス”と 呼ばれる野生の葦が最適である事がわかりました。
この事は、バー地方の稀にみる気候と土壌に深く関係しています。それは、偶然にも私達の
見つけた葦の育っている環境が特別な場所で、海と山に近く、その場所は昔“大理石”の採石場 だった点です。
その結果、大理石から出る“シリカ”と呼ばれる物質が土に溶け、それがそこで
育っている葦に吸収される事によってこのシリカが葦全体にいきわたり強い葦が育ち、リードと
なった時点で耐久性が高くなるという幸運な結果をもたらしました。また葦は適度な年月を経て
太陽で自然乾燥しておりリードを作るのには最適の葦であると確信しました。
この素材を使用 する事でコストは他の物より少しかかりますが、汚染された土壌から葦を収穫するよりはずっと いいと考えました。
その他にもこの葦のすばらしい点は、ファイバー(繊維)とパルプ(繊維と繊維の間を埋めている
スポンジ状の物質)のコンビネーションのバランスが良く、他のすぐに駄目になるリードと違い、
柔らか過ぎず、適度に中身が詰まっており、この質の高い組合せがリードに適度なバネと耐久性 を与える事となっているのです。
さて、素材の葦は決まりました。次に重要なのは堅さのテストとカットの仕方です。
リードは、現在最高のコンピューターを駆使した機械を使用してカットされ、堅さのテストを
行っており、最終仕上げはダイアモンドによって磨かれており、その結果マウスピースのテーブル
の部分にマッチする平らなテーブルを持ったりードに仕上がっています。
以上の様に、素晴しい素材と高い技術で昔のリードデザインの影響を受けながらも、今日の音楽に
幅広く適応するために変化を加えたリード“スペリアルシリーズ”が完成しました。
Tom Alexander
Alexander Superial Reeds
Created on March 16. Updated
March 17
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