
津島民商で学習会
愛西市では7月から8月にかけて、「固定資産税の課税の誤りをH15年度から5年さかのぼって課税する」として納税者宅を訪問、「そんな馬鹿な」と納税者の怒りを呼んでいます。
7月の立田・山路班会で会員から「どうしてこんなことになるんだ」と怒りの声が出され、民商として8月17日に学習会を開きました。
過去にさかのぼって課税した事例なし なぜ今回だけ?
講師として参加した永井千年愛西市議(日本共産党)が、固定資産税のしくみ・かけ方というそもそもの話から、今度の愛西市の課税のしかたの問題点などまで詳しく報告。特に、
@ 固定資産税は納税者の申告によらず、自治体が一方的にかけてくる賦課課税であること
A 課税は現況に基づいて行なうのが原則であり、新たな建物が立っている・住宅用地だったのが事業用に使われているなどの変更があった場合には、「発見」した時点の翌年度の課税から変更するのが通例であること
B現に旧佐屋町・佐織町でも未評価家屋が調査・課税され、旧佐屋町ではH15年度にも未評価家屋が新たに課税されているが、どれも過去にさかのぼって課税された例はないこと
などの経過も詳しく説明されました。
参加者からは、「自分で税金かけてきて、違ってるから5年さかのぼるなんておかしいと思っていたが、今日話を聞いて改めて何がおかしいのかよくわかった」などの声が出され、「民商として交渉しよう」と決定。
8月22日に民商は申入書を持って愛西市を訪れて懇談会の開催を要請、翌日9月5日に開きたいと連絡がありました。
「市長の判断です」と課税の撤回拒否!
9月5日PM4時30分より、愛西市役所で愛西市との懇談会が開かれ、愛西市からは八木市長はじめ4名が出席、津島民商からは戸田会長・鬼頭副会長はじめ6名、愛西市議の永井千年さんも参加しました。
はじめに八木市長が、「固定資産税の問題は、合併前から分かっていて、合併までに是正をといっていたのにずれ込んできた問題」「愛西市になって、税のあり方ばかりでなく行政全般の見直しの中で、全納税者に一番納得いただける対応として、5年課税という選択をした」と説明がありました。
参加者からは「納税者が悪いわけではないのに、5年さかのぼるなんておかしい」「以前も固定資産税の評価もれが見つかったケースはあるが、その際5年さかのぼって課税した事はあるか」と質問、「そういう対応はしていません」という答えに「それならなぜ今回は『5年課税』するのか」という疑問が自然に出てきます。
「行政のこれまでの対応が間違っていたので、詳しく説明して理解を頂いている」と市側の答弁に対し、地元からは「1回来て、『いくらいくらの税金になるよ』と言われただけ」「細かい説明や、なぜ今回は5年課税するのかなんて聞いてない」という声が出され、「何度でも説明にお邪魔します」と答えざるを得ませんでした。
「旧町村の水道会計のあり方なども見直した結果、佐織では10月から水道料金が上がった。固定資産税だけ見直しているわけではない」という発言もありましたが、だったらなぜ固定資産税だけ旧町村時代にさかのぼるのか、新市になってからの分だけ課税するのが公平ではないかという矛盾が出てきます。
しかし、八木市長はこうした疑問に対して「市長としての私の判断です。それ以外の説明はありません。ご理解をお願いするだけです」と言って5年課税の見直しを拒否しました。
世論に広く訴えます! 一人ひとりの思いを市役所へ!
「市長の判断です」という事は、市自ら姿勢を変えれば課税が撤回できるということです。民商では9月16日に全会をあげて旧立田・八開地域にチラシを配布し、「一人ひとりの思いを市に伝えましょう」と訴えます。