
◇「今日中に50万払え」「借りてでも払え」
6年前の税務調査で出た税金を一生懸命に払っているAさんに「差し押さえ予告」の督促が来たのは8月のこと。月末には早くも預金を差し押さえ、「10万ずつの分納にしてほしい」と頼んだAさんに「今日明日中に50万もってきたら分納を認める。それ以外はダメ!」。「とても払えない」とすがるAさんに「親戚や知人から借りてでも持って来い」とサラ金並みの取立てまで行いました。
◇売掛金の差押さえに、交渉して解除させる
結局持っていけなかったAさんには今月はじめ、取引先の売掛金を差し押さえるという暴挙も。困り果てたAさんは民商に相談し、24日に税務署交渉、納付計画と根拠を示した堂々の交渉で、津島税務署も差し押さえを解除し、分納を認めました。
◇背後に国税局の影?
この一連の差し押さえを担当したのは津島税務署所属ではなく、国税局徴収部機動課に所属するH署員でした。資金繰りの苦しい中、必死に分納で滞納を減らしてきた納税者に対し「問答無用!」とばかりに差し押さえを強行する国税局のやり方は、まさに「お上」の姿勢そのものです。他にも一宮税務署所属の「特別国税徴収官」名での差し押さえ予告などが来ている納税者の情報もあり、十分な監視が必要です。