
◇「税務調査のために出張から帰ってくるのがあたりまえ!」
東支部のSさんは4月に税務調査が入り、5月20日に1回目の調査を受けました。ところが調査日まえの16日、取引先から「いま津島税務署が来たぞ、どうなっとるんだ!」という電話をもらってビックリ! 税務署に抗議したところ、対応したA個人第2部門統括官は「5月1日に約束していた調査が断られて日程が決まらなかったので、非協力と判断しました」と主張。しかしSさんは4月末から長野県に泊り込みで出張の仕事が入ってしまい、電波も届かない山中のため税務署への連絡も友人に伝言を頼み、結局津島に戻ってきたのは5月11日だったのです。
ところがA統括は、Sさんの説明にもかかわらず、「税務調査を入れたからには、一日出張先から帰ってくるのはあたりまえ」と非難し、「調査に帰ってこれなかったのはだんどりが悪かったんじゃないんですか」とまで言いました。これにはSさんや立会っていた事務局も猛烈に抗議。民商は5月30日付で津島税務署に抗議書を出し、@「調査非協力」とした判断の誤りを認め謝罪すること A調査は営業優先を原則とすること などを要求。あらためて6月5日に交渉が行われました。
◇「言い方が悪かった」歯切れの悪い「謝罪」
応対したY総務課長は、はじめは「税務署の判断に誤りはない」という「お上」意識そのものでしたが、5月1日時点のSさんの行動のどれが「調査非協力」なのかと具体的に追及すると詰まってしまい、ようやく「5月1日のSさんの行動は、やむをえないものだったということがわかりました」と「調査非協力」という判断を撤回し、SさんにA統括から「事情を説明させる」と事実上の謝罪を約束。その日の午後SさんのところにA統括から電話で、「このたびは5月1日の件につきまして、言い方が悪くて申し訳なかったです。これからはもう少し言い方に気をつけますので・・・」という歯切れの悪い「謝罪」がありました。
(つしま民商ニュース 02.6.10号)