8月18日(日)

(1)女性審査委員長A(PTNA評議員) 評点 8・8/10
 (より響きの)ブラームスの響き出ています。
OP117−2:やわらかい音で、バス、分散、メロディの立体感を聴きながら弾かれています。時々、ペダルのタイミングがずれそうな所があったので気を付けられるように。
 フレーズの呼吸、間の取り方もゆったりして、大人の音楽を感じさせられます。

OP117−1:これもやわらかい響きで、すてきな子守唄になりました。
 メロディーと外枠のオクターブのリズムとのバランスも良。
 しみじみとしたブラームスです。

(2)女性審査員B(PTNA評議員) 評点8・5/10
 きれいに歌う方なので、その部分とそれを引き立てるのとの構成をもっとよより一考なさるとすてきになると思いました。
OP117−2:予選の時より、昨日より、メリハリがついてます。人に伝える工夫を一人の世界から抜け出ると良いでしょう。

OP117−1:もっとメロディー出して(歌えてますから)オクターブの流れの時、曲の山を一つもって来るように。次の深いフレーズとの差がはっきりされるでしょう。

(3)女性審査員C(短大、高校講師、PTNA正会員) 評点8・8/10
 ご自分の世界の中のブラームスを聴かせて頂いた様に思います。
OP117−2:とても愛しいメロディーを包み込むようなハーモニー。音の感じ方が自然体です。

OP117−1:よく響きを聴いて味わっていらっしゃる事。素敵な事ですね。

(4)女性審査員D(PTNA正会員) 評点9・0/10
OP117−2:明るく澄んだ音でメロディーを音楽的に歌えています。
 とても魅力がある演奏です。
 ブラームスの深い息をご自分のものにしていらっしゃるのが素晴らしいですね。

OP117−1:メロディーが和音の上にバランスよく浮き出ていてとても表情がついていました。
 予選の時より更に深みのある演奏でしたね。
 大変楽しく聴かせて頂きました。

(5)男性審査員E(私立大学助教授、PTNA正会員) 評点8・3/10
 たっぷりしたBrahmsらしい美しい音です。
 時々和声が(?!)となるのがとても残念です。
 昨日よりおちついていらしたようですが。
 少し○和声分析にプラス○対位法的分析(バスの横の動きや内声の横への動き)をなさっておいたらいかがでしょう。
 OP117−1、2は、とてもすばらしい曲ですが、コンクールで弾く2曲としては、少し対照性がうすいので(あくまでコンクールとしては。コンサートではありません)、最良の選択ではないかもしれませんね。
 他も弾ける、ないし、30分以上弾けるなどなら別ですが。

(6)女性審査員F(PTNA正会員) 評点8・3/10
 貴男の音のイメージをそのまま体現する、という理想的な形でのテクニックをご自分なりに身に付けていらっしゃるようですので、イメージがしっかり持てているメロディーラインに関してや、所々「お気に入り」の和音に対しては、ハッとさせられるほどの美しい響きが聞かれました。
 ただし、和声的な捉え方が少し足りないのが残念です。和声要約し、その変化を味わいながらフレーズにまとめる。そして曲全体のまとまりを考え、頂点へのアプローチの計画を練る、という工夫をしてみて下さい。メロディーを和声の中の装飾として捉えてみましょう。バスのメロディーラインも大切に!

(7)男性審査員G(国立大学助教授) 評点8・8/10
OP117−2:中間部右手の和音の変化、もう少し大事に弾けるとさらによくなります。

 自然なタッチとてもよいですが、指先にクッションのようなものが加わるとさらによくなります。
 2部門参加される熱意には、頭が下がります。
 今後もどうぞ頑張って下さい。