フラメンコの小物

 

フラメンコでは、さまざまな小物や道具を使いながら踊ります。
ここでは、そんな小道具(?)の紹介をしてゆきます。

 

アバニコ 扇子の事です。大ぶりで、模様や色もさまざまです。これを、クルクルまわしながら踊ったりします。
コルドベス 帽子です。てっぺんが平らで、平たい形のもの。
名前の由来は、コルドバ地方の帽子から来ています。
サパト 靴のこと。フラメンコシューズは、つま先と踵に釘が打ってあって、これで、床を打ち鳴らします。
バストン 杖の事です。リズムを取るのに使います。
大抵はバックの人がリズムやアクセントを打ってくれますが、上級者になると、自分で打ちながら踊る人も。
パリージョ カスタネットですね。フラメンコといえば、カスタネット。
左手に低音のマチョ、右手に高音のエンブラを持ち、左手でアクセント、右手でリズムを打ちます。
これがまた難しーんだ。
ファルダ スカート。フリルがたくさん入って、華やかなものです。
この扱いひとつで、カッコ良くなったり、色っぽくなったり、可愛くなったり・・・でも、難しいですね。
マントシージョ 小さな、ショール。三角で、胸元にかけます。
色は鮮やかなものが多いです。
マントン 大ぶりの四角いショール。大抵美しい刺繍のある、ゴージャスなものです。
値段も高価で、よくレストランとかの壁に飾ってあります。