
お受験日記

最終更新日 平成12年12月
まだまだ工事中

【きっかけ】
地元の学校にかよう家庭のレベルは、とても幅広かった。
個人がしっかりしていれば、悪い方に流れることもないと思うし、
私立に行かせる必要があるとも思えなかった。
でも、子供によると思うのだが、マイペースは子は問題ないのだが、
周りに流されてしまう子は、問題ではないかと思っていた。
うちの長男がまさにそういう性格であったのだ!!
楽しいこと・面白いことに流されるのだ!
それが良いことでも悪いことでも、
皆がやっているのであれば、それを否定するのは、
非常に神経を使う。
ましてや親がコドモの友達を選ぶこともできない。
私はとても不安に思っていた。
働いているので、仕事が忙しくなると(それ以外はガサツになるので)
子供の微妙な変化を読み取れないし、
タイミングが遅いと非行に走ってしまう可能性も有り得る。
今は、力づくでも、阻止することができても、
高学年になってしまったら、私の力ではどうにもならない。
それが、私立小学校を考えるキッカケだった。
私立だと、変な家庭(子)は少ない。教育も良いはず。と・・・
保育園の父母会役員をやっていたときに、思っていたことだが、
長い間会社員をやっていると、
そこそこの知識レベルの人に限定した社会の中で、
生きたいたことに改めて気がつく。
自覚していなかったのだが、
高校入学以来、実は、かなり知識レベルの高い人たちとしか、交わっていなかったのだ。
何を言いたいかというと、(私の)常識では考えられない言動をする人が、
父母の中に存在するのだ!!
保育所という場所柄、一応社会に出て働いている母親であるので、
ジョ−シキは、ある方だと思うのに。。。
小学校になると社会から隔離された主婦もいるわけだから、
もっと分けわからない可能性もあるのだ・・・・
専業主婦が馬鹿だといっているわけでは決してないが、
社会のジョーシキが通用しない場合が
専業主婦の会話の中にあるのも事実だ!
自分の親を見ていて思うのだが、
例えば、会話が成り立っていないのだ。
自分の言いたいことだけを言っており、会話がキャッチボールになっていない。とか
視野が狭く自分の小さな物差しですべてを決めてしまうとか、、、、
という訳で、公立の小学校に入れることが
(PTAをやることにかなりの不安も覚えていた)

【私立ってどんなとこ?】
私は、地方出身者なので、私立小学校のことを全く知らなかった。
義母も学費がかかるし、小学校のうちは、親が勉強をフォローすればいいからと
良い返事を出さない。(でも誰が勉強フォローするの?)
我が家の場合は、義母がyesと言わないと私立に入れることは不可能なのである。
子供の面倒を見ているのは、全て義母!私立に入れることで負担が増えるのも義母だから・・・・
私立を諦めつつも、後悔しないように、
学校についてだけは、調べることにした。
学校説明会も2校行ってきた。
学校説明会は、9月以降に実施される。
行きたい学校があれば、代表番号に電話すると詳細を教えてくれる。
予約が必要な場合もある。
我が家の場合は、通学に大変な思いをしてまで通わせたいとは考えていなかったので、
通学圏内絞った。
1校が伝統校で、もう一校は、できて10年程度の新設校だった。
前者は附属中学・高校まであるが、後者は男子は、小学校までしかなかった。

【私立に入れる目的は?】
この2校を選択するに当たって、私立に入れる目的は何なのかを考えてみた。
あまりに、条件の違う2校だからである。
前者は、まあまあ有名であるが、附属中学・高校は、さほど有名ではない。
でも、中学受験に失敗しても行き先がある。(積極的には行かせたいとは思えない)
後者は、失敗すれば、地元公立の中学である。これは最悪である。
公立でも、勉強させれば、中学受験は可能である。
じゃあ公立でいいじゃないと義母はいいそうである。
義母は、地元の公立中学を批判していて、絶対中学受験させると言い張るのである。
ただ、私立に行った場合、子供が回りに流される子であるので、
周りが受験することを普通とするのは、好都合である。
ここから義母の様子が変ったのだ!
何でも、息子の時、公立小から受験させようと思っていたのだが、
そんな子は、他にはいなく、塾がある日がバレると掃除をさせられたり、
先生に嫌がらせさせた過去を思い出したようなのである。
しかし、一体どんな良い教育をしてくれるのか不明だった。
学校見学では、教育方針と教育内容を中心に聞くことにした。
前者は、ちょっと有名な学校ではある。
ただ、説明会では幻滅した。
旧態依然とした校風。生徒は所謂イイコ達!
まず、型破りな我が息子は、息がつまるような雰囲気・教育方針なのである。
大人にとってのイイコを育成しているように思われた。
次男ならまだしも、長男には無理〜!!
生徒の呼びかけとか、作品も、とてもヤラセみたいなのだ!
やはり、保育園児には無理、今からでは無理なのかと愕然とした。
私立の教育ってこういう伝統という名の縛り教育なのか・・・・
半分公立に行かせようと諦めながら、後者の学校に行った。
ココは、全く発想が違った。商売なのだ!
小学校ビジネス・・・
全てが合理的に設計されていた。
前者の学校は、「お母様の栄養タップリの愛情弁当」
「狭い校舎」というイメージに対し、
「広い校舎」「附属大学の栄養士による栄養満点のメニュ」
なのである。
母親の弁当が栄養があるなんてウソだと思う。(ウチダケ?)
そういう学校に限って、お母様の愛情などという名の無償奉仕を求めるのである。
生徒の作品もノビノビとしている。
前者の学校は、書いてある内容がどのこも同じような内容だったのだ。
その内容は、もちろん大人がよろこびそうな実に良い内容なのだが。。。。。
一方後者の生徒は、皆書いてあることがバラバラであるが、
オリジナリティがあるというか、実に発想が豊かなのである。
学校も広い。これなら息子も気に入るだろう!
問題は、学費、前者が月3万前後だったと思う。
後者は月6万である。しかし、給食・遠足・教材費など込で、
年間総費用を12ヶ月で割ったということであるので、
一概には高いとは言えない。寄付金もないと明言していた。
という訳で、後者のみを受験することにした。

【受験勉強】
はっきり言って、全然させていなかった。
2月生まれの息子は、注意散漫で、勉強どころではなかったのだ。
対策として、年長の4月から、音楽教室に、
1時間座ってられること、先生の話しに集中できることを目標に通わせた。
(できれば音感も育てたかったが、才能なさそうだった)
その少し前から、こどもチャレンジをさせていた。
月に1回だけ、仕込んだ!!
勉強ってどんなものかを知る程度ですが・・・
家族の合意が取れた10月から、試験勉強を開始・・・・
その頃には、机に1時間座ってられるようになりました。
4月の段階では、不可能だったことです。
(受験なんて無理だと思ってました。それくらいヒドかった!)
息子が4月生まれだったら、どんなによかったか、本当にそう思いました。
幸い、レベルがそれほど高い学校ではなかったので、
一夜漬けならぬ、1ヶ月漬けですが、無事入学することができました。

【私立に行って良かったこと!】
実に細やかな指導です。
これまでの経験や反省が生かされている指導内容で、
且、こどもだけではなく、親への指導も適切です。
適切な時期に、適切な内容のアドバイスが来ます。
実に、色んな親がいますが、最悪の親への対処のシナリオも持っています。
だから、見ているとそういう親にも、実にうまく対処しています。
(駐車場がないのに、学校に車で来てしまう。こどもを車で送る。提出物の忘れ等。)
行事やイベントが上手く配置されています。
(先生の準備だって大変だもの・・・)
学業成果と行事が上手くリンクするように、考えていますよ!
それに親の質が良い??
運動会の後片付けなんかも、「父母の皆さんご協力を・・・・」
といいながら、親を上手く使って、片づけさせてしまう。
本当にあっという間で、素晴らしい・・・
逃げちゃう親もほとんどいない!!皆まじめです。

【公立に進んだ保育園生のウワサ】
保育園時代に息子と仲良しだったお友達は、
小学校に入学した途端、問題児として扱われていました。
落ち着きがなく、じっと座ってられない子供がクラスに2,3人いると
もう授業になりません。
実は、そういう子が一人でもいると同調してしまう子が数人出てしまうのです。
まじめにしているのが馬鹿らしくなって、授業は崩壊!
長男は、周りに流されてしまうタイプなので、
ここに通っていたら、間違いなく問題児の烙印を押されていたでしょう!
保育園児が何故こうも問題になってしまったのかを少し考えてみました。
まず、保育園での教育は、就学前教育という視点が一切ありません。
勉強は全くないのです。
加えて、息子の通っていた園は、フリーセル保育の試行を行なっておりました。
フリーセルとは、FREE+SELFの意味で、
「自分達で考えて決めること」に主眼を置いていました。
その結果、自分のしたいこと(遊び)を選択してそれをやることになります。
それはとても良い面があるのですが、
一方で、好きなことしかやらないという反面も持っています。
行事もすべて、親に見せるためのものから、自分達が楽しむものになりました。
つまり、発表するために、皆で楽器を演奏したり、演技したり、
という集団で何かを作り上げるということがなくなり、
できない子やきらいな子もガンバルという場面が少なくなっていたのです。
こどもは、登校拒否になることなく、楽しく通学していましたが、
我が家では、子供が注意散漫であることに危惧して、
チャレンジをさせたり、音楽教室に通わせたりしていましたが、
全ての親がそうであったわけではありません。
保育所も字は学校で習うものと定義しており、
親も字を教える必要も感じていません。
この子達が入学すると、字が読めないのは自分達だけ、
授業中に好きなことをやって何故いけないのか理解できなかったようです。
事前の親の認識が甘かったこともそうですが、
その後の親の対処も良くない・・・・・
学校が悪いという態度なんです。
先生の表現方法がよくなかったにしても、
問題を受け止め、どう子供に向き合い言い聞かせるかが大切だと思うのですが・・・
まじめに受け止め対処する親は、先生や他の生徒の親とも上手く行っているようでした。
こういう注意散漫な子は、クラスに必ずいます。
でも、その数によって、学級崩壊が起こるのです。
息子は、私立のクラスで、決して行儀の良い方ではありませんでしたが、
そういう子の数や程度がそれほどでもなかったので、
「元気な子」ということで済んでいます。
でも、一歩間違えばです。
担任にも、保育園育ちなので、心配している旨を伝えておきました。
この学校では、どちらかというとか弱い大人しい子供が多く、
息子のようなノビノビとした自然児は、
良い刺激になっていると言われました。
正直この言葉に、ホッしました。

【私立で大変なことは?】
@宿題!
簡単な事ばかりですが、子供にやらせると何故か時間がかかります。
でも、日々の積み重ねが重要なんですよね!
それと、机に座る習慣も大事です。
A夏休みの宿題は大変!
種類はそんなに多くないのですが、やはり質が気になります。
子供の能力というより、親のアイディア力というか、やる気というか・・・・
作文も400字原稿用紙2枚というのもありました。
これを書かせるために、費やした時間は恐ろしいものがあります。
でも、これをやって来た子とやってこなかった子は、
段々差が広がってくるのでしょうね!
そう思ってやらせる覚悟をしました。(そのくらいタイヘン)
Bどんな宿題?
・音読:語感・響きの良い詩で、子供がよろこびそうなくだらない内容の詩を
声に出して読みます。
読む楽しさと音を感じさせるようです。
・俳句:ならった字を使い、子供ならでは感性で俳句を書かせます。
・算数:50問の四則演算をやらせます。正確さと時間が要求されます。

【小学校の教育に求める物は?】
人格形成の基礎で重要な時期!と考えました。
ここで、不良になってしまったら、いくら頭が良くてもダメですよね!
小学校では、勉強のテクニックではなく、
物事の善し悪しや、判断する力、自分で考える力、道徳が大事だと考えました。
勉強は、やる気になったらその時からさせれば良い。
その時に、人間的に駄目になっていたらおしまいです。
礼儀・作法も知っているのと知らないのでは雲泥の差です。
実践できるかどうかは別ですが・・・・・

【有名私立に思うこと】
有名小学校の中には、上流階級であることや母親が専業主婦であることが
前提の学校があります。これは、事実ですし、理屈が通ったことでもあります。
いろいろな方の話しを聞いて、最近達した結論ですが。。。。
ですので、自分達の環境を受け入れてくれる学校を探してください。
それがアドバイスです。
有名・名門校は、背伸びして無理して入れたとしても、その後が大変です。
納得いかない方へ
どうしても名門・有名校へ入れたいならば、
中学高校から実力で入れてください。
小学校の合否判定は、実力ではなく、親の評価が大きいです。
勉強もその時点で大してできなくても、その後親が熱心に指導すれば、
子供に差はでません。
どちらかといえば、親が学校の意向にそった行動が取れる人物か、
経済的に問題がないかを見られます。
有名校の場合は、外部進学の方ができるようです。
(内部進学にはできない子もいるという意味)
そういう子は、大学を卒業してから大変なんです。
使えない・・・・
でも、小学校から通わせられる名門家庭は、
その子の卒業後のフォローができる家庭なのです。
(就職する会社があったり、生活に困らない資産があったりという意味)
だから、一般家庭の子供は、小学校の段階から無理に名門小学校にこだわる必要はないのです。
中学・高校とその度に上の学校へ入ればいいのですから、、、、、
大学では、皆と同じレベルの学力で、学び卒業するのです。
