いまから約1万2千年前、巨大氷河がとけて五大湖が形成された。そのひとつのエリー湖からあふれた水は偶然北に向かって流れ出し、現在のナイアガラより約11kmほど下流にある断層で巨大な滝を作り出した。そしてすさまじい水の流れは崖を侵食し、どんどん上流に移動し、現在の滝に至った。

とにかく、このエリー湖からの流れの速さ、量はハンパじゃない。怖さを感じつつも、この怒涛の流れを見ていると、ストレスが吹っ飛ぶって感じ!


「霧の乙女号」という小さな船で滝のすぐ近くまで行った。
水しぶきでぬれないように使い捨てのレインコートをくれる。

ゴーゴーという凄まじい音が近づくにつれ、なんともいえない興奮が増してくる。
これが滝のもっとも近くでの光景。

でも実際は 、水しぶきで目の前が真っ白になり、なにがなんだか・・・
下に小さく見えるのが、その「霧の乙女号」
上から見た時のほうがスリルがあるみたい。
実際は、ホントあっという間の出来事で・・・

船が木の葉のように揺れている。


アメリカ側からカナダ側を見たところ。
このナイアガラに関しては、アメリカ側の方が、静かだし、自然も多く残っている。
カナダ側は、とにかく観光地化していて、やたら賑やかでド派手。

カナダ側がアメリカ的で、アメリカ側がカナダ的、って感じかな?

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