メキシコ先住民オトミ族 「8000の聖なる太鼓 in 慧光寺」

8000 SACRED DRUMS in ECHO-JI

3/21はオトミ族の新年にあたります。メキシコに3万年前から住んでいるオトミ族は、政府に居住地を狭められながらも、伝統文化を保ちつづけています。彼らの伝統の一つである太鼓の儀式は、「8000の聖なる太鼓が鳴り響く時、母なる地球の本当の癒しがはじまる」というものでしたが、スペイン人の侵略後500年のあいだ、行われていませんでした。そして今、オトミ族は全人類が目覚めるときだとして、この儀式を500年ぶりに復活させることとなり、世界各地での同時参加を呼び掛けました。 日本では田町と、山中湖近くにある慧光寺で「祈りのドラミング」が行われました。 DRUMAGIK主催の慧光寺では、1)ファシリテーターによるリズムサークル、2)住職のお経、3)世界平和の祈り、4)地球を癒す祈りのドラミング、というプログラムを行いました。当初は富士山を目の前に外で行う予定でしたが、季節外れの寒さにより屋外で和気あいあいとドラムを叩きました♪

 会場となった慧光寺では、目の前に富士山が見えます。これぞ日本の心!

 イベント前には、住職 山下證善さんの提案で「みんなの気持ちを一つにする」お餅つき。

 スンバラ・バナナの松田ナオミさんの、リズミカルなファシリテート。

 さまざま方が集まってくださいました。

 ついに出た! 世界初の「お坊さんファシリテーター」!

 「重誓偈(じゅうせいげ)」というお経をみんなで読みました。なんとドラム伴奏付き。

 もろいみちこさんが世界平和を祈り、「虹」という歌をうたってくださいました。

この後「祈りのドラミング」が行われましたが、恐ろしすぎてとてもここではお見せできません・・・ではなく、カメラマンも真剣に(?)参加したため写 真がありません。すべてのプログラムが終わり、みなさん気持ちよく帰って行かれました。メキシコのイベントでは日本の喜多朗さんが「オーム」を唱えたそうです。おかげさまで、世界中で少なくとも800ケ所、6万4000人の人が祈りのドラミングを行ったということです。オランダでは、世界中ドラミングのドキュメンタリー映画を制作中、年内には完成予定。DRUMAGIK/ドラムサークル研究会でも映像を提供しました。ご協力ありがとうございました。

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