本文へジャンプ
製  品  紹  介
 耐震設計支援システム

  本システムは鉄道構造物の静的非線形解析プログラム SNAP による耐震設計に
 対する支援システムで SNAP の入力ファイルの作成と耐震後処理を行うものです。
 対象となる構造物は ラーメン高架橋・橋脚・橋台・擁壁 及び カルバートボックスなどの
 杭基礎 及び 直接基礎 に対応しています。
 データの作成は 任意形平面骨組構造物の応力解析「Frame」をベースにした対話式
 です。
 フレームのデータに、地盤データ・鉄筋データ・SNAP制御データを付加して、複雑な
 SNAP の入力ファイルを 素早く作成できるシステムです。
 耐震後処理は SNAP の実行後、耐震設計の結果をそのまま計算書となる書式で出力
 します。「耐震標準」の応答値の算定・荷重変位曲線・部材性能照査・設計総括表まで
 を ノンストップで処理します。
『Frame-S の主な機能』
1.耐震前処理システム

  (1) 出力の内容
     ・ SNAP の入力ファイル .ndt の出力
     ・ 解析骨組図の出力
     ・ 地盤抵抗図の出力 (ばね及び上限値)
     ・ 荷重図及び荷重組合せ表
     ・ 杭のばね定数・支持力・有効抵抗土圧・地盤の固有周期及び地盤変位量の出力
     ・ 直接基礎のばね及び上限値の計算
     ・ 応答変位法の構造物と地盤の動的相互作用を考慮した補正係数の計算

  (2) 慣性力設計・液状化・応答変位法 のファイルを一括して作成することができます。
    又、慣性力の方向は 左押しと右押しを同時処理することも可能です。

  (3) 骨組形状の入力は、要素を着目点データとして扱いますので部材長に関係なく、
    シンプルな部材構成となります。杭部材は多層地盤でも1部材として扱います。
    さらに、剛域も内部処理することができます。
    これらの機能によって 例えば 5径間2層 の杭基礎で、部材数が40程度です。

  (4) 杭基礎の場合の杭種は、場所打ち杭・深礎杭・鋼管杭・回転圧入鋼管杭・PHC杭・
    CFT杭など、ほぼ全てに対応しています。

  (5) 荷重データは、基本ケースを合成して各耐震解析ケースに対応します。
    荷重載荷は、複数の部材をグループ化して定義することもできます。

  (6) 当社既販売の WinFrameG をご利用のお客様は、このデータ(部材データ・荷重データ
    ・杭データ など) を性能照査用(限界法設計用)として 取り込むことができます。
    逆に、WinFrameG のファイルを取り込んで耐震用の データ作成することも可能です。

  (7) SNAP のバージョンは、Ver3 及び Ver4 に対応しています。


2.耐震後処理システム

  (1) 出力の内容
     ・ 荷重変位曲線
     ・ 応答値の算定
     ・ 破壊形態の検討
     ・ 損傷レベルの検討
     ・ 安定レベルの照査
     ・ L1地震時震動に対する照査
     ・ 杭の抵抗モーメント図 及び 段落し
     ・ 杭の鉄筋定着長・重ね継手長の計算 及び 継手を設けてよい範囲の図示
     ・ 杭のせん断照査一覧表
     ・ 設計総括表
     ・ 安全度一覧表(NG箇所が一目でわかります。)

  (2) 不整形地盤を考慮しています。



今後の開発予定


  (1) 構造物変位の検討
  (2) 鉄筋断面配筋図(設計計算用)の作成
  (3) 独立フーチング・連続フーチングの耐震設計

鉄道構造物設計支援システム
橋梁・RC構造物 構造解析業務
耐震設計 ソフトウェア開発
資料請求・お問合せ

Copyrightc2007 tohoeng Co., Ltd

概要書 ダウンロード