Windows2000を入れよう!
現在評価版が無償配布されているWindows2000(略してW2K)をマイパソにも導入してみました。どんな感じか簡単にレポートします。
1.まずは簡単な説明
Windows2000と聞くと、「Windows98の後継OSかな?」と勘違いする人が多いでしょうね。しかも見た目もそっくりだし。でも実際はWindowsNTの後継となるOSなんですよ。だから、ソフトによっては当然動かないものも出てきます。さらに、周辺機器でも対応していないものはうんともすんとも言わなくなります。導入するにあたっては、そこに注意しましょうね。ちなみにうちのでもスキャナは動かなくなってしまいました(T_T)
2.それでは早速インストール
インストールはWin98からでもDOSからでもできます。Win98からなら設定ファイル系はそのままでW2Kにバージョンアップできます。ただし、注意点としてはバージョンアップ後は再び98に戻すことはできないので、バックアップを取るなど念のために対処しておいた方がいいでしょう。自分の場合もおにゅーのHDDを購入して、そちらにバックアップを取ってからバージョンアップしたんで。 | |
さて、実際のインストールなんですが、ここでも注意点。今まで使ってた人だとファイルの形式がFAT16orFAT32だと思うんですが、W2Kでは新たにNTFSってのをサポートしてるんですよ。で、もしこの形式に変えてしまうと、今までのWinからファイルが見えなくなってしまいます。なので、最初はNTFSにせずに、これまでに使っていた形式のままで行くことをお勧めします。NTFSにはいつでも変更できるんで、また後になって変えたいと思えば変えればよいわけですしね。 その後はバージョンアップしたら動かなくなる可能性のあるプログラム、周辺機器などが表示されます。この時点で、「これはやばい!」と思ったらインストール中止できるんでご安心を。うちもプリンターが動かないっていわれましたけど、W2K用のドライバさえgetできれば動きました。(っていうか、実際はsetupCDの中に入ってました(^^;) |
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そこさえクリアーしてしまえば、あとはパソコンに任せっきりでインストールは進行します。うちのパソコンで所要時間が1時間ちょっとだっけかな?意外とすんなりと入ってしまってある意味拍子抜けでしたが。(今までの95、98のインストールが異常だったと言えばそうなんだけど) |
3.早速使ってみよう!
というわけで、実際起動してみましょう。まずは設定と。設定はWin98以上に面倒と言えば面倒ですね。というのも、ベースがNTなんで、セキュリティー系がしっかりしてるんですよ。だから、起動時にパスワードを要求したり、使用者をそれぞれ設定なんてこともできるわけです。確かにWin98でも起動時に”ユーザー名”と”パスワード”を要求させることはできますが、”キャンセル”ボタンを押しても起動してしまいますから(^-^;;; W2Kではユーザー名とパスワードが合ってないと、起動すらできません。さらに管理者によって、ユーザーごとに使えるファイルを制限したりということも可能です。でも、個人で使う分にはほとんど必要ないでしょう。逆に起動時にいちいちパス入れるのが面倒なんで、うちは今では結局誰でもアクセスできるような設定になってます(意味ないじゃーん!) | |
さて、肝心の使い心地の方なんですが、なかなかいけてますよ。だいたい見た目はほとんどWin98のままだし(右画面参照) 実際に使っていてもほとんど操作系も一緒です。うちのパソ使ってW2K入ってることに気付かなかった人もいたぐらいだし (某GOくん) マイコンピューター、ゴミ箱、ネットワークのアイコン当たりがちょっと変わってるぐらいかな?あとはほとんど違いないです。 メリットは
デメリットは
現時点でW2KとWin98のどちらがいいかは難しいところですね。やっぱり動かない物があるというのは痛いし。でもいちどこの安定感を手にしてしまうと、なかなか離れられないというのも事実。ドライバの方はそのうち充実してくることでしょうし、1年後までには問題なくなるでしょう。とりあえず製品版が出たら自分は購入する予定です。あなたのパソにもいつかはW2Kを入れる時が来るかな? |