口腔粘膜疾患について
口腔(くち)の粘膜には、さまざまな病気が発生します。
その中には、処置が遅れると死にいたる悪性腫瘍や、悪性化する可能性がある前癌病変
と呼ばれるものもあります。
本来口の中は自分で見ることができる場所ですから、早期発見しやすい場所です。
しかし、気づいてもなんとなく放置してしまったり、またどこに受診すればよいのかわからないというお話をよく聞きます。
気になる症状があれば、お気軽に当院にご相談ください。
口腔粘膜疾患の症状
舌、はぐき、ほほ、上あご、くちびるなどの赤い粘膜部分に
下記のような症状が出る場合が多いようです。
1、他の部分と色がちがう。(白い・赤い・黒い)
2、口内炎ができて2週間たっても治らない。
3、小さな口内炎が集団でできた。
4、できものができている。
5、ひりひりして食事がとりにくい。
両側の口角(くちのはた)がいつも切れたような状態である。