人間は平均的に人生の約3分の1を寝て過していると言われています。
例えば90歳まで生きたとして、30年間は眠っているということになります。
その睡眠中に体内では様々な働きが行われ、健康を管理しているそうです。
睡眠は、元気で健康的に生きる為の大事なビタミンなのです。

睡眠はレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)で構成されているそうです。
約70分のノンレム睡眠の後、約20分のレム睡眠があって、
その1セット(約90分)が平均的な睡眠(約８時間)の間に4〜5回繰り返されると言われています。

人が眠っている間体温は最初に上昇し徐々に下がっていくそうです。
この時の体温は起きている時と比べて約1度ほど低くなって、
それはエネルギーロスを防ぎながら脳に休息を与える為だと言われています。

睡眠中は約コップ1杯の汗をかくそうです。
これは脳への休息とエネルギーの浪費を防ぐという働きによるものと言われ、
その汗の殆どは布団に吸収されるそうです。

人間は、睡眠中に約20回以上もの寝返りをうっているそうです。
寝返りはレム睡眠の前後に起こると言われ、
その働きは筋肉の疲れをほぐし睡眠中の一定姿勢で起こる血行不良を直すことだそうです。

夢はレム睡眠の時の現象だと言われています。
人はレム睡眠の回数だけ、つまり1日に4〜5回夢を見ていることになるのです。
それは、時間にすると約2時間で1回の夢を見る時間は
平均的に約10〜30分ぐらいと言われています。