2001年

 2月16日(金)

今日から、今年はじめての定例議会が始まりました。
この2年間、同じ会派で活動してきた山田一義議員が、
おととい会派を離脱し、一人会派となったため、9人会派となりました。
今定例会の焦点は13年度予算案の審議です。
区長は記者会見で「今回の予算の目玉は新病院。13年度に基本設計をする」
と発言したと報じられました。
場所も誘致相手も決まっていないのに、基本設計をどうやってするのでしょうか?
森総理と同じく、密室の決定は禍根を残しますから、やめてほしいものです。
AM10時〜12時    幹事長会
PM 1時〜2時     議会運営委員会
PM 2時30分〜4時20分 本会議
病みあがりの岩波区長。ちょっと辛そう?
今定例会は3月22日まで、まるまる一ヶ月の長丁場、大丈夫なのかな?

 2月19日(月)〜21日(水)

3日間、一般質問が行われました。
火曜日に傍聴にやってきたインターンの学生、井川君。
議会を初傍聴の感想は・・・
「議員さんの質問に答えるお役人の言葉が眠気を誘いますよね。
議員さんからの反論もないし。お役人も寝てるし、議員も寝てていて、
みんなが『早く終わらないかな』って思っている・・・それが伝わってきました。
あれを見にいく人はいないのではないでしょうか?」
と厳しい意見でした!
そんな皆が目をぱっちりさせていたのは、
今日21日(水)に行われたオンブズマン練馬の土屋議員の質問。
いつもは静まりかえっている議場もすごいヤジ。
彼が情報公開で得た資料をもとに
「区長のフランス出張の清算に偽りあり。公金を横領している」と訴えたところ、
逆に区長から「マスコミとぐるになって、私の名誉を傷つけた」と名誉毀損で訴えられました。
最近、その裁判が最高裁棄却という理由で結審し、
敗訴した区長は土屋さんに慰謝料50万円を払いました。
土屋さんはこの件をとりあげましたが、区長は所信表明で自分の意見を述べたことを
理由に答えず、直接対決はありませんでした。
全体的には、与党(自公)の質問にはすごく丁寧に、
野党のにはすごくつっけんどんに答える傾向が強かったように思います。
今年はじめての風邪をひいてしまいました。情けない。

 2月22日(木)

午前中は保健福祉委員会。 介護保険の陳情が区民から数限りなく提出されています。
陳情は区民に保障された権利ですが、一人でも出すことができます。
一人から出された意見でも、1000人から出された意見でも
平等に区議会議員12人で審議します。
しかし、こんなにたくさんあると、それぞれについて深い議論はできないし、
行政が「それはもうやってます」と言うと
「じゃ、採択ですかね」という形で、陳情を後追い審査している形です。
委員会の在り方が区民にとって、最も有効な形と言えるのか? 考え直す必要があります。
午後は全員協議会で議案の勉強。
終わらず、明日に持ち越されました。

 2月22日(金)

午前中、昨日の続きの全員協議会。午後3時までかかりました。
地方自治法が改正され、公務員の再任用制度ができました。
これは年金の支給年齢の引き上げに伴い、
公務員の雇用を65才まで保障するというもの。
民間企業の方や現在、ハローワークに通っている方が聞いたら、
むっとするのではないでしょうか。
どうも釈然としません。
国会がこういう制度を勝手に決めて、押しつけてくるのは困ります。
全員協議会終了後、3時15分から保健福祉委員会。
5時45分から月曜日の再開発・交通対策特別委員会の正副委員長打ち合わせ。
風邪はだいぶ良くなりましたが、声が別人のようになってしまいました。あれ〜。

 2月26日(月)

午前中、再開発・交通対策特別委員会。
明日から、10日間の予算特別委員会。 区長が「全日は出席できないかもしれない」と言ってきたとの話があり、
議会の各会派がそれを了承したとのこと。
予算を組むことは区長にのみ与えられた最も大きな権限です。
それについての議会の意見を直接聞き、議論できないとなると・・・、
区長職を続けていくことは難しいと思います。

 2月27日(火)

予算特別委員会スタート、今日のテーマは「財政計画・都区財調」。
会派に与えられた時間33分のうち、私も15分を担当、質問しました。
役所の会計制度は、単年度現金主義となっています。
これは、一年間に入ってくる税金を一年間で使いきるというもの。
借金は禁じられていました。
事実、国も、昭和40年までは、この通りの健全財政だったのです。
昭和41年の建設国債の発行から借金財政が始まり、あれよあれよという間に
国と地方あわせて660兆円の借金大国になってしまいました。
私が生まれたのが、昭和41年ですから、私の成長とともに借金も増えたという感じです。
しかし、単年度会計ですから、とにかく、今年のことしかわからない。
今年の帳尻があっていれば、それで済んでしまう・・・。
ということで、私はこの単年度主義というものが大いに問題だと考えています。
この視点を役所がもち、区民に財政の長期展望をいかに説明するか、
問題意識を共有できるか・・・
それをしないと皆が感じている将来への漠然とした不安って消えないと思います。

 2月28日(水)

予算特別委員会二日目。
今日は議会費と総務費。
今日は出番なし。
小川けいこ議員が質問に立ちました。
区の国際交流協会が13年度始めようとしている新規事業、外国語講座を取り上げました。
初級の英語、韓国語、中国語を抽選で当たった区民に習わせるという内容ですが、
予算額は340万円、講師はベルリッツに委託するというのです。
「区民に外国人と自信をもって話して欲しい」という目的というのですが、
「目的があいまいであるし、税金の使い方として不公平すぎる!
区民の中から講師を公募し、やってもらえばいいのでは?」というのが彼女の主張です。
日記を読んでくださっている皆さんはどう思いますか?
私は、この財政難の時代に、
区がこの事業をオシマイにするというならともかく、
始めるという感性がわからないのですが・・・。

 3月1日(木)

今日は区民費と産業経済費。
質問に立ちました。
IT化の波は急速に練馬区役所にも押し寄せてきています。
区長をトップとする推進本部も4月に発足するほか、
専管組織もできます。
しかし、ITはあくまで道具であり、「なんのために」という目的が必要です。
そこで、取り上げたのが出張所です。
あまり行く必要がない場所だと思いますが、
区内に15ヶ所あり、維持運営に13億5千万円がかかっています。
出張所の仕事の多くはIT化によって出張所に行く必要がなくなるもの。
IT化で13億5千万円、職員151人を削減できるとすれば、
それはそれでわかりやすい目的です。
しかし、それでいいのか、検討が必要です。
区は、13年度からのスタートする長期計画の中で
検討することや自動交付機を駅におくことは決めています。
いつまでに検討するですかと聞くと
「長期計画の期間は10年間なので、その中で・・・」と担当課長。
私は13年度中、遅くとも14年度中には検討を終え、区の考えをまとめるべきと主張しました。
この区には、スピード!スピード感が足りなすぎます。

 3月2日(金)

今日は保健福祉費。
新病院問題は区長の今年の予算の目玉。
とはいっても、誘致先検討委員会の謝礼分しか予算はついていません。
区長はこれまで、国や都から補助金をもってくると発言していましたが、
今日の答弁では、自ら「それは難しい」・・・。
区が単独で民間病院と共同で病院を経営するなどと言うことは、
オソロシイことです。
仮にその病院の経営が破綻した時、間違いなく区長は現職ではないんですから。
この先行き不透明な時代に区民に負の遺産を残す可能性が高い事業を
もしも独断ですすめるとしたら
それは21世紀の政治家としてあるまじきことだと思います。

 3月5日(月)

予算特別委員会。今日は金曜日に引き続き、
保健福祉費と児童青少年費の両方、どちらかを審議してもいいのですが、
週末をはさんだために、金曜日に何を議論したのか忘れ気味です。
わが会派から小川議員と浅沼議員が質問に立ちました。
いま、区役所にIT化の波が押し寄せてきていることは書きましたが、
予算書の中に、「ワードプロセッサー購入費」という文字をみつけてしまいました。
担当課長に聞くと、「あ!やっぱり見つかってしまいましたか」とのこと。
ワープロは生産中止と聞いていますし、パソコンを職員一人一台にすると言っているのに、
新たにワープロを買うというのは納得できません。
「ワープロを買ってはいけない、パソコンを買って」と小川議員が強く求めました。

 3月6日(火)

今日は、予算特別委員会はお休み。
今年度の最終補正予算が追加提案され、審議しました。
私はアレルギーなのですが、いまだ花粉には反応しません。
会派の中でも、花粉症の人は多く、朝の挨拶は「今日は飛んでるね〜」。

 3月7日(水)

午後、本会議が開かれ、昨日、審議した補正予算案が可決されました。
議員に対して支給されていた政務調査費(月21万円)について条例化され、
その支出について、領収書を公開することが義務づけられました。
これまではそれぞれの費目の一年間の合計金額(たとえば政策広報費・・・400万円)
しか公開されませんでしたから、使途はまったくわからなかったのですが、
これですべてガラス張りとなります。
以前、どこかの議会で書籍購入費が何百万円と報告されており、
いったい、その本はどこにあるのかと揶揄されたこともありました。
議会の情報公開のそうとう大きな前進です。
予算特別委員会の副委員長であるわが会派の中山議員が
この議会日記のコピーを手にしてやってきて、
「和田さん、ホームページにさあ、ちゃんと区長の出席状況も書いてよネ」。
職員の方に渡されたようです。言葉使いには注意しているつもりですが、
「役所の方も読んでくださっている(チェックしている?)」とわかり、
インターネットというのは、その世界が確実に広がっているなと感じました。
さて、議会に対し、予算委員会を欠席したいと言っていた岩波区長。
かなりの無理をされているのでしょうが、結局休むことなく、連日予算委員会に出席され、
時折、元気に予算に対する思いを語っていらっしゃいます。

 3月8日(木)

予算特別委員会、環境リサイクル費。
清掃の仕事が都から区に移管されたので、
ようやく区の予算書でゴミ収集の予算がわかるようになりました。
区内の収集だけでなく、不燃物の中間処理とか最終処分場にかかる経費などもありますから
課長に聞いたところ、区民一人あたり年間約3万円の税金がかかっているとのこと。
4人家族で年間12万円ですか・・・。
決まった日に綺麗に収集していってくれるので、
ただのような気がしていますけど、けっこうかかっていますね。
4月から家電リサイクルがスタートするので、不法投棄が増えるのではないかと
心配されています。
予算はわずかに66万円、足りるのでしょうか?

 3月9日(金)

予算特別委員会、今日は都市整備費&土木費。
議会が始まった時から風邪をきいて、かれこれ3週間。
セキだけが長引いていたのですが、ここにきて、また悪化。
質問だというのに、うまくしゃべることができません。
よくよく考えてみると、これってもしかして花粉症???
目や鼻はなんともありませんが、花粉にもともと弱い呼吸器が反応しているのでは?
そういえば、毎年、この時期にこんな状態です。
以前、花粉症の原因である杉の植林についての意見書を出した記憶がありますが、
これは、再び出さなくてはいけないでしょう。
質問は
*大江戸線の延伸問題に対する都と区の役割分担に対する考え方について
*和光市駅へのバスルート新設について
*木の根による道路の破壊への対応について
もう一点、バリアフリー法に基づく、
駅のエスカレーターやエレベーターの設置について
質問したかったのですが、
他の委員が質問していました。
西武池袋線だと、江古田、石神井公園駅がなんにもない駅ですか。
石神井公園駅の場合、駅舎の耐久性に問題ありとのことですが、
他がどんどんバリアフリー化が進んでいるので、目立ってしまいます。
どうにかして欲しいです。西武鉄道様。

 3月12日(月)

予算特別委員会、教育費。
珍しく区長はお休みでした。
今年度予算で、学級経営補助員という雇うという新事業が提案されています。
これは、荒れている学級がある学校に教員免状のある人を派遣するとのことで、
テームティーチングを提案してきた私としても賛成ですが、
ナント時給が1000円。
いま、マクドナルドでも800円ぐらいではないでしょうか。
もっと払うべきでないというのが、わが会派の意見です。
IT講習会の予算、約2億円も計上されています。
森総理の最後のバラマキ!
私は、まず3割程度しかコンピュータが使えないという
公務員と学校の先生が先に講習すべきと思います。


 3月13日(火)

予算特別委員会最終日です。
歳入、特別会計などを審議しました。
石原知事が新税ブームに火を付け、区レベルでも、
なにかに課税できないかとが議論はありました。
私は増税の前にもっと無駄を減らして、減税できる余地はないのか
検討するべきです。

 3月14日(水)

予算特別委員会の最終日です。
採決を行いました。
私たちの会派は、予算案に賛成しました。
予算案に対する意見表明は3月22日木曜日に本会議場で私が会派を代表し、行います。
今日はホワイトデー。
会派の男性陣から、私の近所のおいしいケーキ屋、
ナカタヤさんのケーキをまるごといただきました。
アップルパイですが、アップルがひんやり冷たくておいしい!


 3月15日(木)

保健福祉委員会が開催されました。
今定例会で、この委員会で審査した議案について委員長が本会議場で報告するので、
皆で文章をチェックしました。
午後は、議会運営委員会が行われました。
ふたたび、国旗国歌問題です。
ある一人の区民がこの委員会に提出している
「区議会議員は小中学校の卒業式で国旗に頭をさげ、
国歌を斉唱し、区民に範をたれよ」という陳情を
採決するかどうかで紛糾。
区議会議員は、それぞれ区民の付託を得て、議員になっています。
どう行動するかはそれぞれの見識としかいえません。
議会運営委員会で、しばりをかけるようなことではないと思いました。


 3月16日(金)

この日は、幹事長会が行われ、政務調査の情報公開について議論が行われたそうです。
政務調査費21万円については、条例で証拠書類を公開するとしているのに、
ここにきて「領収書を情報公開の対象にしない」と主張する会派があるようです。
調査費は機密費じゃないんですから・・・。
22日の最終日に決着しないと、4月分の支給はないかもよと言われています。
幹事長から「22日は夜予定を入れないでください。何時になるかわかりません」
と言われました。領収書公開に向け、パジャマ持参で徹底抗戦です。


 3月24日(土)

地元で呉服屋の2代目になっている中学の同級生から
「それで徹夜だったの?」というメールがきました。
大変、遅くなりましたが、ご報告させていただきます。
結論からいうと、パジャマは必要なかったのですが、
本会議が終わったのが深夜2時を過ぎていました。
原因は、予想していた「政務調査費の領収書公開」ではなく、
それに関する議長のマスコミ対応に問題ありと、
その事態収拾にまる1日かかったのです。
私は予算についての会派の意見表明を担当することになっていたため、
夜中の1時頃、みな、ぼんやりしている議場で15分演説しました。

       平成13年度予算案に対する意見表明

私自身、マスコミ対応というのは慎重にも慎重にすべきだと考えていますし、
特に議会や区政の重大なテーマであれば、文書で質問をもらい、
文書で回答するぐらいの構えが必要です。
土屋議長は、ざっくばらんな気取らない人柄なので、
そういう堅苦しいことは苦手ななのだと思います。
ですから、議長会派として、私たちの会派が、
今後、こういう区民のためにならない時間をつくらないように
特に気を配っていかなくてはいけないと思いました。
なお、調査費については、「領収書全面公開」という透明度の高いものになりました。
(今日の毎日新聞に千代田区のことが載っていました。まったく同じ内容なのに
わが区はマスコミにリークが下手なのでしょうか???)
家に帰って3時。寝て4時。翌日は小学校の入学式。
寝坊をして、ギリギリ飛び起きて、あわてて支度をして自転車でかけつけました。
髪が半がわきだったせいか、体育館でぶるぶる。
あやうく、風邪をひきそうに!
ふんだりけったりでした。
さて、定例議会が終了しました。
早速、議会報告を作成し、お配りしたいと思います。
この議会中も、区民のみなさまから貴重なご意見をメールで頂戴しましたので、
今後の活動の参考にさせていただきます。
また、区政のここをこうして欲しいという具体的な改善点あれば、お教えください。
物事は人によって判断が異なりますので、
頂いたご意見を私なりに判断させていただきながら取り組んでまいります。




 

     1999年

       5月30日〜 6月11日分 「これが議会人事」

       6月14日〜 6月18日分 「助役二人制と現助役再任はNO」

       6月21日〜 6月25日分 「区長は助役再任を断念!」

       9月24日〜10月 8日分 「初の税理士監査委員誕生!」

      11月12日〜11月24日分 「今年最後の議会始まる」

      11月25日〜12月 3日分 「教育長陳謝で決着!決算特別委員会が3時間ストップ」

      12月 6日〜12月10日分 「議会最終日まで風邪が治らず」

     2000年

       2月17日〜 2月24日分 

       2月28日〜 3月 3日分 

       3月 6日〜 3月10日分 

       3月13日〜 3月16日分 

       6月27日〜 7月15日分 

       9月22日〜10月 7日分   

      11月17日〜12月 1日分 「2000年最終議会前半」

      12月 4日〜12月15日分 「2000年最終議会後半」