
5月30日(金)
今日から議員2期目がスタート。
この日は、新しい議員バッジをの受け取った後、全員で記念撮影。
この日、本当は記念撮影の前に新人議員が区長、助役、収入役、教育長と面談する予定になっていた。
しかし、それを議会事務局が「表敬訪問」と通知したため、
新人議員の一部が「議会と区長は対等。表敬訪問とはおかしい」と反発。
朝日新聞都内版にも大きく報じられ、結局、取りやめになった。
この「表敬訪問」は初めての企画。私が新人の時にはなかった。
さまつなことと言えばそれまでだが、確かにおかしい。
いくら新人とはいえ、対等であるはずの議会が区長に表敬とは違和感を感じるひとが多いはず。
6月1日(火)
議員総会が行われた。
全議員と区長、助役、収入役、教育長、監査委員などの行政委員、すべての部長が一堂に会して自己紹介。
自民党の関口三郎議員の急逝により区長与党会派は、自民党と公明党の24人で、過半数割れとなった。
こんなことは岩波区政にとってはじめてのこと。
「区長はイライラしている」と聞こえてくる。
私たちの会派「自由と未来」は10人。
区長に対し、「是々非々」の立場をとるつもりだが、区長選で奥典之さんを応援した人がほとんどなのも事実。
「是々非々」は議論を尽くさなければならないし、議案に対する責任も重い。
会派の執行部は、幹事長の浅沼敏幸議員、沖山一雄議員、野沢彰議員、中山まさみ議員と私。
「議会改革をやるぞ」と熱くなっている。
6月7日(月)
今日から3週間にわたる定例議会が始まった。
午後1時から本会議。
この日は議長が選ばれるまでの間の仮議長、議会の日程などを決めて、15分ほどで終了。
私は、会派の政調会長をやっているので、各議員から所属委員会の希望を聞き、割り振りなどを練る。
文教委員会が人気で福祉保健は不人気。
私は、地下鉄延伸問題があるので、都市再開発特別委員会に入りたいと思っていた。
希望者少なく、ほっとする。
新人の菅田誠議員は17日に会派を代表して区長への質問することになったので、控え室で連日、勉強している。
彼は元通産省出身なので、
「答弁を書いていた人間なので、つい答弁を想定して質問を書いてしまうんです。」
とのこと。
外郭団体と区長の選挙結果について鋭く切り込むとのこと。
期待する。
明日から3日間、幹事長会で議会人事について議論。
これまで練馬区議会は、与党会派が過半数をはるかに越えていた。
数の力で「議長、副議長、2名の監査委員は与党会派のもの」というルールが決められてきた。
今回の議会構成では、与党は数の力を発揮できない。
つまり、新しいルールを決めなければならない。
話し合いは難航することが予想される。
6月8日(火)
議会人事、初日。
まず、各会派から人事を決めるための案を出し合う。
自民と公明の案は前期の13期と同様、議長、副議長、監査は与党枠で、
委員長ポストからドント方式(大きな会派から順番)でとっていくと提案。
私たちの会派は「議長、副議長は選挙。監査委員も選挙で選ぶこと」を提案した。
また、副委員長が二人いる委員会は一人に減らすことも提案。
議長は、これまで与党の中の一番大きな会派の中から互選で選ばれ、
その人に他の会派も投票するという形で決められてきた。
地方自治法で議長は選挙で選ばれるとなっているが、実際は事前の話し合いで決まることがほとんどと言われている。
私は立候補形式でさらに立候補演説をした上で投票が望ましいと思っている。
議長は、「区長を支えて頑張る」といって演説するのが仕事ではない。
議会の、つまり区民の代表なのだ。
この日、人事についての案はまとまらず、終了。
浅沼幹事長の顔が一時間ごとに引き締まり、厳しさを増してゆくのが印象的だった。
6月9日(水)
議会人事を議論する日は、朝10時から午後5時まで議員控室に待機する。
議論の場に出席するのは幹事長だけなのだが、
彼が話し合いの経過を説明したり、意見を求めたりするため、控え室に戻ってきて、頻繁に会議が開かれるからだ。
待つのが私たちの仕事になる。
この日、自民、公明は「一番大きな会派が議長、次が副議長、3番目と4番目が監査委員」という案を提示してきた。
これでいくと議長=自民、副議長=公明、監査委員=自由未来、共産となる。
実はこれ、共産党がかねてから主張してきたこと。
私たちとネット、社民は「あくまで選挙。この案にはのれない」と意見を表明するが、
共産党だけは会派の中の考えがまとまらないという。
明日へ持ち越しとなる。
さて、共産党の出す結論、いかに?
待機時間を利用して、監査委員について電話調査する。
練馬区では監査委員は4人いて、2人は与党議員。あとの二人は元区職員と元議員。
23区を調べてみると、公認会計士、税理士、弁護士を監査委員に任命している区が17区もあった。
元区職員を監査委員にしている区はかなりあったが、元議員を監査委員にしている区は、
練馬の他に、江東、江戸川の2区しかない。
野党議員が入って、公認会計士さんか税理士さんが監査委員になれば、かなりの前進が期待できる。
6月10日(木)
共産党が自民、公明案に賛成すると言うので、議長が自民党、副議長は公明党、
監査委員は、私たちの会派と共産党から出すことで決まった。
副委員長が二人いた委員会は、すべて一人となった。
100点満点の結果ではないけれど、少しは民主的な決め方になったと思う。
ただ、一番大きな会派が議長を出すことが果たして民主的なのかということについてはよく考えてみる必要がある。
立候補制も含めて、さらに改革の余地ありだ。
この日、これから一年間の所属委員会が決定した。
企画総務委員会と都市再開発特別委員会、そして予算特別委員会の副委員長。
また、国保運営協議会と放置自転車対策協議会の委員になった。
明日は議長選挙。
6月11日(金)
第一会派から議長を出すことが決まると、その会派の中で議長候補を決め、
他の会派に「議長候補が決まりましたので」と挨拶して回る。
そして議場での投票を迎える。
今回は、議長は自民党から。「長い議論の末」、関口和雄さんが候補者となったという。
関口さんは2年連続の議長。スゴイ。
副議長は公明党からで、秋本和昭さんが挨拶にみえた。
正副議長選挙は投票用紙に名前を書くので、みんなで候補者の名前の漢字を確認し、議場へ。
満票で議長に選ばれる人が過去にはいたのだろうか。
無記名投票なので、違う人の名前を書く人が必ずいる。
今回、関口議員は42票で、秋本議員は37票で当選した。
副議長選ではどなたかが私の名前を書いて下さった。
これ、「自分で書いたんじゃないの?」と冷やかされるので困るのだ。
監査委員は、自由と未来から土屋新一議員、共産党から矢沢重光議員を区長に推薦。
どちらも議会の全員の賛成で選任同意された。
これは、議会史上かなりレアケース!もしかしたら、初めてかもしれない。
議会終了後、自由と未来、共産、ネット、社民、緑自治、オンブズマン練馬の6会派で新正副議長に議会改革を申し入れ。
まずは、「議長交際費の全面公開と削減」「委員会での請願・陳情者の意見表明」の2点の実現を要望した。
区役所に深夜までいたからというだけでなく、とても長い一週間だった。
前も書いたけれど、100点満点ではないにせよ、人事面から改革を進めることができたと思う。
この議会の後半戦の争点は助役・収入役・教育長人事。
区長がどんな提案をするのかはわからないが、すんなりと決まるとは思えない。
区長の提案が通るには、自民と公明以外のどこかの会派が賛同しなくてはならない。
その賛成する会派が意外な会派だったりするかもしれない・・・。