11月12日(金)

今日から今年最後の定例議会が始まった。
午前11時、議会運営委員会に出席。
この中で区が条例提案を予定している「個人情報総合保護条例」の資料が配られ、説明が始まった。
この条例を適用する機関に議会がなるかどうかの判断をしなければならないからだが、
まだ、会派としての議論をしていない。
とても唐突だ。
自民党の議員から
「議会も適用でいいじゃないか」との意見がでるが、私たちの会派は持ち帰りを主張した。
この定例議会終了までに結論を出すことになった。
私たちが黙っていたら、あっさり、決まっていたかもしれない。
議会というところは、一瞬でも気を抜いたら取り返しのつかないことになるのである。

お昼は、会派全員でおかめうどん。
午後1時から本会議。
区長の所信表明演説。
彼のいまの最大の関心事は西暦2000年問題である。
大晦日は管理職は全員自宅待機だそうだ。
本会議終了後、24日から始まる決算の会派での勉強会。


11月15日(月)

3人の議員による一般質問。午後1時から午後4時30分まで。
わが会派の山田一義議員が質問に立った。
「バランスシートの作成」ついて、はじめて自民党が取り上げた。
これで、私たちの会派以外に、自民と公明もバランスシート導入を求めていることになった。
区長の答弁は、前回の定例議会同様、
「他の自治体と比較できるバランスシート作成基準ができるのを待っている」とのことだった。
他との比較も大切かもしれないが、よかれと思うことはなんでも早速トライしてみて欲しい。
予算がかかるわけでもないのだし。
決算審議を9月議会に前倒しせよ(現在は12月議会)という主張も公明党も質問。
収入役室として実現に向け、準備を進めているということだったが、
私にとって議員になってすぐに取り上げた問題。感慨深い思いでやりとりを聞いた。
終了後、午後7時まで会派の執行部会議。
今定例会に提案されているリサイクル条例について議論。
帰り道、ひどい雨だった。


11月16日(火)

午前10時から、会派で決算の勉強会。
決算審議は8日間行われる。毎日、私たちの会派は35分の持ち時間がある。
これは質問と答え合わせての持ち時間。だから、質問時間は半分の17分ぐらい。
新人の小川さんと菅田くんが毎日5分ずつ質問するので、
残りの7分を他のメンバーが担当するということになる。
前の3人会派の時は、私が新人議員だったので、
「好きなだけ質問しなさい」と言われて毎日質問していた。
会派が大きくなれば、個を出す機会は少なくなる。
お昼は釜飯。
午後は一般質問。今日も3人が質問した。新人議員の初質問はやはり新鮮。
夕方、中央大学法学部の川崎真美さんが控え室にやってきた。
大学生に議員の仕事を手伝いながら、
政治を勉強してもらおうという「議員インターシップ」を企画しており、
私に受け入れ議員になって欲しいということだった。
去年、受け入れた二人の学生、東大の山本くんと早稲田の斉藤くんにはインターシップが終わってからも、
選挙も手伝ってもらい、いまでもお付き合いが続いている。
また、新しい出会いがあるのかと思い、嬉しくなる。


11月17日(水)

この日は道路整備促進大会があり、練馬区議会からも多数の議員が出席するため、
議会は休会。


11月18日(木)

午前中は決算の勉強会。
午後は、一般質問の最終日。
岩波区長から名誉毀損で訴えられた土屋俊測さんが議員になってはじめての質問に立った。
どんな鋭い質問が飛び出すのかと、議員全員が注目。
いまだかつてない緊張感が漂った。
思ったほど、岩波区長を厳しく追及する内容ではなく、
地域の問題などを取り上げていたが、結局、区長は答弁席には立たなかった。


11月19日(金)

午前中は、企画総務委員会。
今回、この委員会が担当するのは23区競馬組合の規約改正の議案のみ。
大井競馬場を23区が、つまり練馬区が経営していることを知っている区民はどのぐらいいるのだろうか。
折しも、この日の読売新聞が一面で「公営ギャンブル赤字」と報じていた。
良いときは、700万円の税金出資で、3億円の利益配当があったという説明だったが、
昨年は配当1億円だという。
今後は、持ち出しがでてくる可能性も否めない。
大井競馬場の将来展望を真剣に議論すべき時。
午後は全員協議会。
今、定例会の提案された議案の中で最も注目されるのは、リサイクル条例と清掃条例。
これは来年4月から清掃事業が都から区に移管されるので、
区の清掃事業に対する考え方を示す重要な条例。
リサイクル条例については、区民で構成された協議会の意向がかなり反映されているが、
残念ながら、リサイクルに大切な計画の検証が明文化されなかった。
私たちの会派は、計画を決めるだけでなく、検証するのはこれからの行政にとって大切なことと考え、
修正案提出も考えたが、他会派の賛同を得ることができなかった。
条例を修正するということは、まるでいけないことみたいだ。
それが議会の仕事だと思うのだが?


11月22日(月)

午前中、会派で決算の勉強会。
午後1時から、企画総務委員会。
「日米ガイドラインによる自治体への協力要請に一切協力しないことを区議会として表明して欲しい」
という陳情に不採択の結論を出した。
練馬区として、協力要請にどう対応するのかという議論は皆無。
区の説明は「国がはっきりしないので、推移を見守る」ばかり。
誰もが、有事が起きるということに、まったくリアリティを感じていない。
委員会を終え、控え室に戻ってきたところ、電気がふっと消えた。
窓の外を見ると、目白通りの信号機が消えてしまっている。
廊下に出ると、エレベーターが断続的にブザーを鳴らしている。
まさに、2000年問題!である。
携帯ラジオと懐中電灯と蝋燭は自宅に用意しておこうと改めて思った。


11月23日(火)

休日だが、午後2時から会派で決算の勉強会。


11月24日(水)

午前10時から都市再開発特別委員会。
午後1時から5時まで会派で決算の勉強会。
明日から、いよいよ決算特別委員会が始まる。
新人議員の小川、菅田議員は「毎日、質問せよ」と言われている。
他の会派では、これとあれを質問してと割り振っているらしいが、
私たちの会派では「自分の興味あるテーマを質問しなさい」と言ってあるので、
それぞれ質問づくりに苦しんでいるようだ。
私も、5年前、はじめての決算特別委員会の時は、毎日、
緊張して、苦しくて、疲れ果てていた。いまとなっては懐かしい。