Touch the Spirit

ABLE ART 国際フォーラム・東京セッション

 障害者アートの世界の潮流
障害はアートの活動のひろがりとネットワークの構築

 私たちは、1995年から「ABLE ART MOVEMENT(可能性の芸術運動)」として、「人間 が人間となる」ことを助けるアートの新しい創造をよびかけてきました。なかでも、さびついた現代の知覚の扉を突き破る「障害者アート」に注目し、それを基軸にした市民による芸術運動を展開してきました。

 この生命力に満ちた自由な「障害者アート」の魅力が、世界中で発見されつつあります。しかし、このような可能性に満ちたアート活動を支える基盤は不十分で、発展させるための知恵と努力を必要としています。

 3月20日、21日に奈良で「ABLE ART 国際フォーラム」が開催されます。このフォーラムでは、フランス、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ネパール、中国、韓国、日本の障害のある人たちのアート活動を推進している人たちが集まり、障害のある人たちのアート活動について議論し、それをどのように発展させていけば いいのか、そのためのグローバルネットワークをどのようにつくっていけばいいのかについて考えます。

 さらに、今回来日するフランスとアメリカの実践者を東京に招き、東京セッションを開催することになりました。日米欧の取り組みを通して、新しいネットワークを築くきっかけとしたいと思います。

日時  2001年3月23日(金)

    18時30分〜21時00分(受付は18時より)

会場  テラホール(東京工科専門学校 地下1階) 
     TEL.03-3360-8832
 
アクセス JR東中野駅前(ホーム北側中程)
     都営地下鉄大江戸線 東中野駅A1出口より徒歩2分

参加費 1000円(資料代込み) *当日受付にてお支払いいただきます。

定員  200名 要事前申込み/先着順/定員になり次第締め切り)

主催  財団法人たんぽぽの家/エイブル・アート・ジャパン

助成  日本芸術文化振興会

<内容>

  1.「ヨーロッパにおける障害者アートとネットワーク」

ベルギー、フランスなどに障害のある人たちを中心としたアートスペースをコミュニティのなかにどのようにしてつくってきたか、またヨーロッパにひろがる障害者アートのネットワークについて報告します。
 
■リュック・ブーロンジュ(フランス)
クレアム・プロヴァンス理事長。クレアム・リエージュ創設者。クレアムでは障害 のある人たちへのアートプログラムの提供だけでなく、アーティスト・イン・レジデ ンスや野外でのユニークなプロジェクトなども行っている。
 

  2.「アメリカでの障害者のアートスタジオ&ギャラリーの現状と実践」

創造の機会をつくることと同様に、発表の機会をつくることは大切なことです。障害のある人たちの創作活動を支え、つくりだすものをどのようにして社会にアウトプットしていくかについて、アートマネージメントの実践報告をします。
 
■トム・ディ・マリア(アメリカ)
クリエイティブグロース・アートセンター(CGAC)エグゼクティブディレクター。 カリフォルニア州にあるCGACでは、障害のある人たちがアート活動を通して自立をめ ざしており、スタジオだけではなくギャラリーやギフトショップも備えている。
 

  3.「新しい世紀とABLE ART」

障害のある人たちの能力を高めること、社会的イメージを高めることをめざしてきた「ABLE ART MOVEMENT(可能性の芸術運動)」は、どのようなところから生まれ、社会で何を起こそうとしているのか。アートの新しい役割について報告します。
 
■播磨靖夫(日本)
財団法人たんぽぽの家理事長・エイブル・アート・ジャパン常務理事。 芸術とヘルスケア協会代表理事。ABLE ART MOVEMENTの提唱者。 
     

  4. 質疑応答