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- 嶋本 昭三 氏 美術作家、
エイブル・アート・ジャパン会長
この公募展は2001年6月2日の一次選考会と6月30日の二次選考会の2回にわたって行われた。今年は障害のある人のアート作品の審査を引き受けることが多く、毎月のように上京するのであるが、なじみのある出品者の作品に出会うことが次第に多くなってきた。ところがこの公募展には2881点も応募があったにもかかわらず、知っている出品者はわずか数人のみであった。ということはこの公募展の募集に際して、新しい応募先の開拓に成功したということである。その成果もあって居ながらにして新しい作者の作品に接することができたことは新鮮で感動的なものであった。
ぼくは美術大学に勤めており、美術の道に進む学生達にアートの指導をしているのであるが、絵を表現するにあたって基礎的な努力をしなければならないとたたきこまれて、これがために絵に元気がない学生が多い。それに反して今回の応募作品は生き生きしていて選考をしている間嬉しくてたまらなかった。
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