DOOMゲーの歴史、みたいな
ぽぽりん
ゲーマーの皆さん! DOOMゲーってたくさんあるけど、これまでどんなのが
出たのかな?どれがサイコーにおもしろいのかな?とかちらっと気になったら
このページを読んでみてね。ここでは、ぽぽりんが製品版を買ったり、お試し版
で試してみたり、トモダチのマシンでプレイさせてもらって体験したDOOMゲー
について、感想とか書いてみましょう。(ゼンブ持ってるわけじゃないんだよ)
※ 並び順は、ほぼ発売順です。
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1.Walfenstein3D(ウオルフェンシュタイン3D)シェアウエア版
・舞台は第2次大戦中のヨーロッパ。主人公は、ナチスが監獄
として使用している古城から脱出するという設定です。
敵は看守のドイツ兵や機関銃を持った親衛隊で、殺すと
「マインネーム・・・」とかドイツ語らしいものを叫びます。
至る所に、総統閣下の肖像や、鷲のモニュメントが飾って
あり、総統ファンはちょっとうれしいかも?
・DOOMで有名なIDソフトウエア社が、1993年に作った
この形式の最初のゲームで、DOOMの直接のルーツです。
壁や通路が皆同じサイズであるとか、天井がずっと同じ高さ
で、後のDOOMよりずっと素朴な味があります。
・ポポリンが保有するのは、10面で終わりのシェアウエア版
のみです。(けっこう色んなところで手に入るので、持ってる
人も多いでしょう。)
少し前、ソフト屋さんで製品版を1000円で売っていたので
危うく買いそうになりましたが、よく見るとPC98版で、5
インチフロッピーでした。(せーふ)
海外送金代行のP&Aを通せば、今でも登録版が買えると思います。
(95年のカタログでは6000円となっています。高いネ)
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2.Spear of Destiny(スピアオブデイステイニ)デモ版
・DOOMにDOOM2があるように、WolfensteinにはSpear of Destiny
がある、という関係です。つまり前者がシェアウエア製品で、
後者が店頭用のパッケージ製品であり、敵やマップが改良され
ていますが内容的にはほぼ同じです。
・保有しているのは2面で終わりのデモ版です。店頭用パッケージ
製品なので、入手するには海外製品のショップに注文するしか
なさそうです。
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3.Blake Stone 3D(ブレイクストーン3D)シェアウエア版
・時は未来、英国情報部のスパイ、ブレイクストーンとなって
ドクター・ゴールドファイアの野望を阻止するため、手下や
変な怪獣がウヨウヨのビルに突入して最上階を目指すという
設定です。
人物(兵士・科学者)の描写は4等身で漫画チックですが、
怪獣は奇抜で種類もいろいろいて楽しめます。
・シェアウエア業界の大手APOGEE社が、Wolfenstein3Dに刺激
され、その3Dエンジンを使用して作った製品で、全体の雰囲気
はWolfenstein3Dによく似ています。(いわゆる類似作品)
・保有しているのはシェアウエア版で、10面まであります。
(このころのシェアウエア版はみんな10面あって、お得ですね)
難易度をあげると、たった10面でもちょっとやそっとでは
ゴールできません。
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4.Ken's Labyrinth(ケンズラビリンス)シェアウエア版
・主人公ケン少年は、エイリアンにさらわれた愛犬スパーキーを
救出するため、単身エイリアンの巣窟となっている屋敷に
しのび込みます。頭部だけで、羽の生えた青いエイリアン
とか、銀色の蜘蛛状のロボットとかをゼリー(というか何か
ゲル状のもの)を投げつけてやっつけて進みます。
敵はなぜゼリーが当たると死ぬのか、地球侵略が目的の
エイリアンは、なぜスパーキーをさらったのか、謎は尽きません。
誰か製品版を買って確かめてください。
・手元に資料が少ないので、製造元や登録方法等詳しいことは
分かりません。m(__)m 陳謝
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5.Corridor7(コリダー7)デモ版
・主人公は未来の海兵隊員となって、異次元から突如侵入してきて
軍事基地(コリダー7)を占領してしまったエイリアンと戦い、
これを解放するというシナリオです。(海兵隊とか、異次元とか
どこかで聞いたような・・・超有名なアレと同じですネ)
画面は、原色のグラデーションを多用していて、お世辞にも
リアルとはいえませんが、空飛ぶ大きな目玉とか変な怪獣がでて
おもしろいですヨ。
・ポポリンが保有しているのは1面だけのデモ版です。秋葉原を
巡ると、時々コリダー7の製品版を見かけますので、今でも
探せば見つかると思います。(ただ、古いソフトの割に高いです。
発売当初は正当な値段だったのでしょうが、あとのものほど
高度な画像・音楽で、安くなっていくみたいです。)
・それと、コリダー7はモデムで通信対戦ができるそうです。
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6.Nitemare-3D(ナイトメア3D)登録版
・悪の科学者ドクター・ハマーシュタインに拉致されてしまった、
恋人(ペネロープ)を取り戻すため、怪しげな洋館で戦うという
設定です。
洋館内部は、2階建てに見える外見からは想像できないほど広く
複雑で、フランケンシュタインやらミイラ男、骸骨や魔女、
後半ではロボットだのゴブリンだの訳の分からない敵がゾロゾロ
でてきます。
DOOM風に、主人公の顔がでてきて(体力が減ると骸骨状になる)
悲壮感モリモリって感じですか。
・このソフトは、ポポリンがパソコンを買って初めて作者に送金した
思い出のソフトでもあります。作者はデービッドPグレイという
アメリカ人なので、ポポリンは海外送金代行のP&Aを利用しました。
30面もあって、ペネロープ救出に半年近くかかったのに、代金
はわずか4000円で、かなりうれしい作品でした。(P&Aの
代行手数料込みの値段です。)
・また、DOS用とWIN用のシェアウエア版もあります。登録版はWIN用
ですが、DOS用はモンスターのデザインが若干違うみたいです。
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7.DOOM・DOOM2・FINALDOOM(ドウーム)製品版
・今更ポポリンが説明するまでもなく、皆さんご存じのあれ、
宇宙海兵隊になって異次元からきた丸い怪獣やヤギみたいのや
牛みたいのやゾンビ兵士を撃ちまくる、アレです。
ところで、タイトルの「DOOM」というのはどういう意味でしょう。
爆発音のアメリカ式の表現なのでしょうか?(ふつうは「BOMB」
とか、「BOOM」では?)DUKE3Dで、海兵隊員の死骸を見つけた
DUKEは、「フーン、イッツアドウームドスペースマリン!」
とか言っていたので、今は「爆死する」みたいな意味があるの
かもしれません。
・ところで、このタイプのゲームを「DOOM型」とか「DOOM風」
とか言うように、一時は最高峰と謳われたIDソフトウエア社の
大ヒット作ですが、流石に発売後数年を経て、今更DOOMにはまろう
という人は少ないかもしれません。
しかしDOOM95の高解像度でプレイすると、攻略しつくした
マップが再び新鮮に見えるので、パワーのあるマシンを使って
いる人は是非試して見てください。
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8.Rise of the Triad (俗称 ROTT:ロット)製品版
・主人公は特殊部隊「ハント」のメンバーで、悪の新興宗教を撲滅
するため、その本拠地の孤島に潜入するストーリー。
「ハント」は、黒Tシャツ、黒パンツの5人組(白人・黒人・
おかっぱの東洋女性などいろいろ)で、一人を選んでスタート
します。選んだキャラクターによって、攻撃力や回復力が違う
という仕組みです。
敵は新興宗教の私設軍隊や、魔法を使う僧侶、ドラム缶状のロボット
たちです。ロボットは、見かけによらず相当手強い相手です。
・この作品は、APOGEE社が今度はDOOMに対抗して作ったもので、
雑誌での紹介やパッケージなどで盛んに「DOOMを超えた!」と
宣伝しているのですが、残念ながらDOOMほどの人気はないようです。
画面や背景の色調などはDOOMによく似ていますし、トランポリン
でジャンプできる点、対戦で11人参加できる点など、確かに
DOOMより優れている点もあります。
しかし、なんと言っても敵のキャラクターが地味すぎること、
(兵士・僧侶はただの人間で、地味な服装ですし、ロボットは
円筒形のドラム缶ですし・・・)武器・アイテムの種類が少ない
こと、(基本的にピストル、突撃銃、大砲の3種類しかない)
3Dエンジンが、DOOMエンジンでなくWalfensteinエンジンの
改良版らしいため、壁の厚みが一定で、曲がり角が皆直角なため
マップが単調なこと、等々負けている点の方が多いです。
ポポリンは、購入後半年くらい毎日チャレンジしたのですが、
いけどもいけども同じ敵・似た風景の連続で、ついに飽きて挫折
しました。
Apogee社が、本当にDOOMに対抗できる製品を完成するのは、96
年になってからです。(系列の3D-REALMSがDUKE3Dを発売します。)
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9.Heretic・Hexen(ヘレテイックとヘキスン)ヘキスンのみ:製品版
・この2作は、中世を舞台にしたDOOMといった趣向です。
首が二つある棍棒をもった怪獣だの、緑色の巨大なトカゲ状の
怪獣だのといった敵を、飛び道具をほとんど使わずに殴り殺して
進まなければなりません。(超シビヤですよ)
最初に、戦士・魔術師・騎士から選んでスタートするので、
魔術師を選べば飛び道具(魔法の光線)を使えるのですが、魔術師
は殴られると戦士や騎士より大ダメージを受ける、というような
仕組みになっています。
それと、マップの仕掛け(というか、脱出の謎解き)が、他の
作品より抜群に複雑にできています。怪獣との戦いより、むしろ
謎解きの方がメインのような感じです。(雑誌などでは、RPG
的な要素を取り入れた・・・みたいに紹介されています。)
・DOOMのIDソフトウエア社が、その3Dエンジンを使って、同じく
シェアウエアで有名なRAVEN社と共同で制作した作品です。
例によって、「Heretic」がシェアウエア製品、「Hexen」が店頭
パッケージ製品です。ポポリンは、Hexenのみ保有しています。
・ところで、すでにHexen2も発売されているらしいのですが、ウイン
ドウズ版でDX2では超重いという噂なので、ポポリンは買うのを
躊躇しています。(実は、手持ちのヘキスン1の謎が複雑すぎて、
1年たってもまだクリアできていないので、2を買う自信がない
のです・・・(T_T)・・・)
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10.Dark Force(ダークフォース)製品版
・ルーカスアーツ制作の、「スターウオーズ版DOOM」という趣向の
作品です。
主人公は元帝国軍人で、今はフリーの賞金稼ぎのカイルカターン
という人物。このたび反乱軍に雇われ、帝国軍の施設を破壊したり
捕虜を奪還したりといった任務に赴きます。
敵は、映画でおなじみの白いトルーパー兵士とか、変なヘルメット
の兵士・将校たち、それに三つ目の宇宙人などです。(ダース
ベイダー卿は、合間のムービー部分にしかでてきません。残念!)
あと、映画にない新兵器という設定で「ダークトルーパー」という
超強力なトルーパー兵士もでてきます。
・これも、「ついにDOOMを超えた!」みたいにさんざん宣伝された
作品ですが、通信対戦機能がないため、さほど大ヒットはしなかっ
たらしいです。(この頃の同型式のゲームは、そろって「DOOMを
超えた」とか、「DOOMよりここが優れている」みたいな宣伝を
していました。ポポリンは、最初割と正直に信じていたのですが、
試す度に「やっぱDOOMの方がいいじゃん」感を強め、そのうち
この手の宣伝はただのはったりと確信するようになりました。
そしてついにDUKEが出たときも、パッケージに「DOOMは死んだ!」
と書いてあるのをみて、「かなり吹くじゃん」とか思ったものです)
しかしこのDark Forceは、対戦こそできませんが、謎解きは易し
からず難しからずで、一人用には最高と言ってよい出来映えです。
・ところで、これも「ダークフォース2」がすでに発売されています。
2では対戦機能も追加され、グラフィックも数段きれいらしいので
ポポリンはちょっと興味を感じているところです。
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11.Terminator Rampage(ターミネーター:ランページ)デモ版
・Bethesdaソフトウエア社(あまり聞いたことない)が、シュワ
ルツネッガ主演の映画「ターミネーター」を題材に制作したDOOM風
ゲームです。倒しても倒しても復活する人型ロボットや、ふわふわ
浮いている球形ロボットなどを破壊しながら、建物からの脱出を
目指します。
・独自の3Dエンジンがあまり出来がよくないためか、普通の状態
でも妙にカクカクする感じです。
マップは、制作年代にも関わらず天井が一定の高さのタイプです。
・現在は2がでているらしいので、これらも改善されている事でしょ
う。
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12.CyClones(サイクローンズ)デモ版
・地球を狙うエイリアンは、人間をさらってサイクローンと呼ばれる
ロボット状のモンスターに、どんどん改造しているらしいのです。
そこで捕虜を解放しエイリアンの侵略を阻止するため、主人公は
超強力な装甲服(宇宙鉄人キョーダインに似てる)を着て、エイリ
アンやすでにサイクローン化された連中と戦います。
・HexenをIDソフトウエア社と共同開発したRaven社が、DOOMエンジン
の改良版を使って独自に制作した作品で、画面の雰囲気等はDOOMに
よく似ています。
ただ操作方法が若干異なり、移動はキーボード、照準はマウスで
行うのがデフォルトになっています。(DOOMをカスタマイズした
状態とは違って、マウスは方向転換には使えませんが、画面上の
どこでも照準できます。)
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13.Greed(グリード)デモ版
・遠い未来の話。主人公達5人の乗った宇宙船は、非友好的な生物
(人間型)のすむ惑星に不時着します。そこで生き延びるために
略奪や戦闘を繰り広げるストーリーです。
敵は高度とはいえないまでも、石造の都市に住み弓矢などで攻撃
してくるので、そこそこの文明を持っているようです。
ビジュアル的には、半裸で入れ墨、動物の頭骸骨をかぶった人間
や、頭だけで直接手足が生えた家畜らしい敵が印象的です。
主人公側も負けず劣らず個性的で、メインのサイボーグ、恐竜の
ような仲間、頭が牛のMOOMANという仲間など。これも5人から1人
選んでプレイします。
・Channel7ソフトウエア社の、1995年の作品です。
悲壮感あふれる非常に美しいテーマ音楽がついています。
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14.Josephin(ジョセフィン)デモ版
・主人公のジョセフィンがどういう身分なのか(FBI?それとも私立
探偵?)よく分からないのですが、カセットテープらしい物で指令
を受けて、テロリストを退治するためアジトへ潜入します。
敵は、実写取り込みのリアルなテロリスト達です。
ゲーム中は見えないのですが、ムービー部分でみるとジョセフィン
は金髪オカッパ頭にサングラスの白人女で、皮ジャン・ジーンズ
といったいでたちです。
・MediaAgeソフトウエア社の、これも95年の作品です。
キャラクターに比べてマップに工夫がない点と、遠くにいくほど
青く見える(他の作品では、暗く見えるのが普通)変な3D効果
が多少難点かもしれません。
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15.CyberMage(サイバーメイジ)製品版
・自分の意志に反して軍にサイボーグ手術をされてしまった主人公
は軍を脱走します。敵は、主人公を抹殺しようとする光線銃などで
武装した兵士達や、サイボーグ戦士達です。
・他の分野では「Crusader」シリーズなどで有名なOrigin社の
作品で、戦車に乗って戦えるのが特徴です。今ではShadowWarrior
のロー・ワンも戦車に乗りますが、当時は画期的だったようです。
(そういえば梯子をよじ登る様子もよく似ています。)
・主人公はぱっと見ロボコップ風で、通常は手をグーにして前に
構えています。(DOOMならピストルが見えるところにグーです。)
武器の発射キーを押すと、グーがまことちゃんの「サバラ」に
変わって、赤いエネルギー弾が発射されます。この、DOOM風画面に
「サバラ」の絵は雑誌や広告によく使われていたので、ご記憶の
方も多いでしょう。また、某マシンに一時期バンドルされていた
記憶もあります。
超メジャーではないにしても、そこそこ高い評価を受けていたので
しょう。
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16.Duke Nukem 3D(デユークニュッカム3D)製品版
・ポポリンの紹介も、やっとDUKEにたどり着きました。(けっこう
長かったですね。)
皆さんが日々励んでおられるVer.1.3については、あらためて
書くこともないので、ここではVer.1.4「アトミックエデイション」
をご紹介します。
エピソード3のアメフト場で最後のボスを倒したDUKEに、新たな
敵が現れます。「エイリアンクイーン」と呼ばれる新しいボスに
率いられたエイリアン達を倒すため、ハンバーガー屋とかスーパー
マーケット、テーマパーク、巨大タンカーなどいろいろ変わった
場所で、従来にもまして激戦が続きます。
これがエピソード4「ザ・バース」で、Ver.1.3に追加された
部分です。「エイリアンクイーン」は、映画「エイリアン」の
宇宙生物風で青っぽい色をしていて、水中で子エイリアンを次々
産み落としているのです。(不気味・・・(~_~;))
おなじみピッグコップも、戦車に乗って登場します。
DUKEの武器は「マイクロウエーブ銃」が追加されます。マイクロ
ウエーブという事は電子レンジの原理ですが、撃たれた怪獣は
急激に加熱されて、倍くらいに膨れたところではじけ死にます。
・「アトミックエデイション」は、最初から4エピソードの完全版
としても売っていますし、3エピソードのVer.1.3をアップグレード
するためのパッチとしても売っています。
ポポリンが買ったのはアップグレード版の方ですが、インストール
すると前の版が上書きされてしまい、CD-ROMがないと起動しなく
なってびっくりしました。
あと、1.4の方がテクスチャが多いため、1.4用のユーザーマップを
1.3で使うと一部壁が透明(というかピラピラ状態)に表示される
事があります。
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17.Quake(クエーク)製品版
・時は未来。人類の夢だった物質転送装置(テレポータ)がついに
発明されたのはよかったのですが、そこから異次元生物に侵略される
事になってしまった・・・みたいな、DOOMそのまんまの設定です。
ただ、DOOMは侵略を受ける火星基地や地球が舞台だったのに対し、
Quakeの舞台は侵略をやめさせるため、異次元側に攻めていって
戦うようです。(実際の画面は、若干機械装置のある石造の古城
といった感じで、別にヤプール人がでそうなサイケな雰囲気とか
ではありません。)
全体の方向性はDOOMの拡大改良型のようで、3D化されたキャラ
クターやアイテム類、複雑で陰影に富んだマップ(DOOMでは実現
されていなかった完全な2階構造も実現されてます)、動きが素早く
パワフルな怪獣達、等、戦うための設備や雰囲気は「これでもか」
みたいに強化されていますが、DUKE的なおもしろさ「トイレで戦う
のか・・・ああシビヤ」とか「ギャルがいるじゃん。撃っていいの」
とか「あ!エロ本が落ちてる」みたいなのは一切ありません。
マッチョでパワフルで、生きるか死ぬかのまじめな世界です。
・「IDソフトウエア社のDOOM開発チームは、次回作Quake開発中」と
いう情報は、DOOM発売直後から知れ渡っていたので、「Quake」
(恐慌になるくらい超恐いこと)ってどんなかな・・とかずっと
想像したりして待っていました。当時のスタッフインタビューを
読み返すと、「薄暗い草むらで、死ぬまで殴り合う・・・」みたい
なことが書いてあって、実際の製品に至るまでの紆余曲折が偲ばれ
ます。(このモチーフは、Hexenに生かされたようですが。)
結局、発売タイミングは3D-REALMS(&APOGEE)のDUKE3Dに、今度は
逆に対抗したような形になり、エンターテイメント性でやや負ける
状況になったのは、本当に残念だと思います。
・Quake用のユーザーマップ集というのも買ってみたのですが、どれも
これも薄暗いトンネル状かただの広場ばかりで、本屋とか映画館
とか具体的にイメージできるものがなく、どれも同じに見えます。
これも、テクスチャに戦い以外の日用品が全く無いためでしょう。
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18.Marathon2(マラソン2)製品版
・物語は、あまりにもぶっ飛んでいてポポリンにはよく理解できない
のですが(?_?)、銀河系の中心から97光年の場所に、惑星ロウオン
という植民地があって、軍人である主人公は、エイリアンからこの
星を守らなければいけないらしいのです。
「惑星タウ・ケテイ」とか「悪のコンピュータ:デユランデル」
とか「植民宇宙船:マラソン」とかいった単語が、説明も全く
なしにポンポン飛び出すので、「何?ソレ。今日初めて聞きました」
状態です。(冊子では「あふれるSFテイスト」と表現してます。)
とりあえずゲーム自体はDOOM式なので、時々表示される会話や
指示が意味不明でもそれほど問題なく遊べます。
敵は、巨大キリギリスが立って走り回っているみたいなプフォール
族(ロウオンの原住民?)、緑色で胴体前面に縦に大きな口が
ある変な怪獣などで、なぜか駆け足でやってきて、撃ち殺すと
黄緑色の血液が飛び散ります。
主人公の武器には、「ゼウス級核融合ピストル」とか壮絶な名前が
ついていて、「ピストル弾に水爆の弾頭がついてるの!?」とか
心配しましたが、撃ってみるとただの光線銃でした。(^。^)
マップは、「古代遺跡」と説明されていますが、特徴の少ない
石壁の部屋が連なった感じです。
主人公は、水には潜れますがジャンプはできません。
・Marathonといえば、元々Mac用のDOOM型として有名だったのですが
開発元のBungie社としても、Windowsのシェア拡大を黙って見て
いられなかったのか、マラソン2はMac用・Win用両方を発売しま
した。しかし、Win用のマラソン1はどうも存在しないらしいので
続編である2も、話がちんぷんかんぷんで困ってしまいます。
ひょっとすると、攻略本も出している販売会社のアテイン(株)
の、「知りたかったら本も買って」的な戦略かもしれません。
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19.ZPC(ゼットピーシー)製品版
・ZPCが何の略なのか(それとも略ではないのか)何の説明もないので
分かりません。これも背景が難解な作品です。
時代は未来(?)。神の血を引き(?)、不思議な能力を持つ
「Arman」少年は、反逆者達に王である父を殺され、自分も殺され
かかったところ、冷凍冬眠状態で宇宙に脱出させられ、かろうじて
生き延びます。反逆者達の新政権は地上に圧制をしき、人間の
生命エネルギーを結晶化(?)して食べる(!)技術を確立、
まさに弱肉強食の悪夢の時代が到来したのです。そしてこの圧制が
400年(!)続いたある年、「Arman」少年は成人した姿で
(冷凍でも年をとるの?)帰還し、メシアとして全人類を救うため
立ち上がる、という訳です。(キリスト教徒の方にはもしかすると
心に沁みる何かがあるのかもしれませんが、よく分かりません。)
画面は、アメコミ風というか、輪郭がはっきりした版画風で、
アバンギャルド風というか、アールデコ調というか、ギザギザや
グルグルのインパクトの強い模様でいっぱいです。
主人公は「黒いウエットスーツのイエスキリスト」みたいな外見
で、ジョニー7というピストル・ショットガン・ロケットランチャ
を兼ねる万能兵器を持っていますが、全ての弾が切れても「チー
パンチ」とかいって手のひらから衝撃波を出せます。
アイテムや隠し部屋を発見すると、「アーアー、アー♪」みたいな
荘厳な聖歌風のコーラスが流れます。
・Zombie社の1996年の作品です。背景が難解なのは別にかまわな
いのですが、各マップのクリア条件もいまいちわかりにくいので、
何度も行き詰まってしまいます。(ゴールの場所に行っても、敵を
全員殺していないとダメとかですが、面によってそうでない場合も
あるのです。)
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20.Blood(ブラッド)シェアウエア版
・ストレートに「血」というタイトルですが、確かに敵をやっつけた
時の血しぶきはかなり盛大です。
主人公は、悪魔を崇拝する変な宗教の信者でしたが、ある時自分が
生け贄にされて死んでしまいます。しかし日頃の信心のおかげで
しょうか(?)ゾンビとなって復活し、悪魔教に復讐する設定です。
主人公の外見は、黒いツバ広の帽子にアイマスク、白いブラウスに
紺色のスラックス、上には黒いコートで、ピストルを持った怪傑
ゾロといった感じです。
敵は、むくんだ顔つきのゾンビとかフード姿の修道士みたいな
連中、ほかに翼の生えたドラゴン状の怪獣もでてきます。
マップは、走行中の列車の中とかサーカスとか、割と工夫されて
いてよくできています。
・DUKE3DのCD-ROMに、オマケとして次回作の画面イメージがついて
いたのですが、それが「Blood」と「Shadow Warrior」でした。
この2作はDUKEエンジンを使って並行して作られていたらしいの
ですが、「Blood」は開発中にモノリス社に売却されてしまい、
結局同社で完成・販売にこぎ着けたようです。(3D-REALMS社も、
いろいろお家の事情があるらしいです。)
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21.Shadow Warrior(シャドウウオリアー)製品版
・以前にも紹介しましたので詳細は省きますが、現在の3D-REALMS
社の最新作です。
変な日本で変な忍者達が戦う、アレです。
ところで、くの一はSMの女王様にしか見えませんね。(^.^)/~~~
・BUILDも専用のものが付いていて、少しだけ試してみたのですが、
ドアやリフトなど可動物の設定がDUKEよりも遙かに複雑になって
います。
追加マップ集はいつ頃でるかわかりませんが、ちょっと楽しみ
ですね。
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あと、次のゲームについてもいつか書いてみようかな。
・アウトロー
・カズム
・シン
・アンリアル
・ダイカタナ
どれもスゴクおもしろかったけど、長くなりそうなのでまたこんど。
デワ♪
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