リバ−ブを持っているアンプを所有しているがあとひとつリバ−ブ・サウンドが心地良くない、透明感が無いと感じていながらあきらめている人は多いと思う。このリバ−ブ・リ−ドは、あなたのリバ−ブ・サウンドをより向上させることができる。特に60年代のブラック・フェイス・フェンダ−やシルバ−・フェイス・フェンダ−を所有するのならば効果は一段と明確に現れる。通常このリ−ド・ワイヤ−は電源ケ−ブルと同じくト−ンで選ばれてはいない。あくまでも作動することだけが条件である。これは現在発売されている多くのアンプも同様である。電源ケ−ブルをAC3.3、AC1.6に換えればサウンドは格段に向上しアンプが持つ能力をフルに発揮するのと同じく、従来のワイヤ−を交換するとリバ−ブの透明感はより良くなり、ゲインまでも増えるようになる。考えてもみればあたりまえのことである。30年もの古いワイヤ−は酸化している。ここを信号が通るのである。錆びたギタ−弦で音が良くないと言っていることと同じことだ。ヴィンテ−ジ・ト−ンにこだわるのなら変えるべきであり、ヴィンテ−ジ・スペックにこだわるのなら酸化したワイヤ−をストックしておけばよい。必要なのは極上のト−ンとサウンドであり、部品はリセ−ルのためにストックしておけば良いだけなのである。よりリバ−ブ・サウンドを心地良いものにするために、リバ−ブ・タンクの中のコイルを固定することを勧める。特に60年代のリバ−ブ・タンクのコイルはグラグラしていて信号のロスが大きい。このロスを無くすために楊枝でコイルを動かないようにクサビのように固定する。後は注意深く瞬間接着剤を楊枝にしみこませれば良い。決してコイルの線を傷付けたりしないように注意が必要だ。
これで、あなたのリバ−ブは蘇った事だろう。このサウンドがあなたの失われていたリバ−ブ・サウンドなのである。
注意:
リバ−ブ・ワイヤ−の取り外し及び取り付けは、IN/OUTを間違えないようにするため1本ずつおこなってください。通常アンプ表示のリバ−ブ・イン(RCAジャック)からリバ−ブ・タンクのリバ−ブ・インとなります。
使用中のRCAジャックはかなり汚れています。付属の綿棒に接点クリナ−を付け、汚れを落としてください。CA1G-D5を勧めます。また、洗浄後のジャックはプロテクトのためCA1G-P5、あるいはカ−ボン・ダイアトニックを勧めます。
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