化学の教育についての情報交換の場が欲しいという者が集まり,
サークルを発足させた。誰でも参加でき,化学教育に関して幅広く
情報交換ができる継続的な活動を目指している。高校現場における
我々は,いろいろな姿や顔を持っている。理科の教員としての白衣
の似合う姿,部活動の顧問としてユニホームが板についた姿,クラ
ス担任としての優しさと激しさを内に秘めた顔,時には生徒指導や
受験指導で鬼にも仏にも・・・
このような中で理科の教師としてのバックボーンを鍛える機会は
そう多くない。多くの化学の教員が授業に対してノウハウを持って
いる。しかし,それを情報交換できる場は,校内にも校外にも決し
て多くは存在しない。個々の持っているノウハウ,大きなものから
小さなものまで気楽に出し合える場が欲しい。このような考えの者
が集まりサークルが出来上がった。
ChEC Hyogo(化学教育兵庫サークル)と第一回会合で
命名した。ChECは,Chemical Education Circle in Hyogoの略であ
る。現在のメンバーは,高校の理科の教員を中心に,中学校の教員,
大学や大学院の学生で構成されている。ここに,神戸大学の野上智行
教授(理科教育),上地真一教授(有機化学)の両先生が顧問として
参加されている。定例の研究会を持つことと,会合の度にレターを出
すことを活動の原点として,長く会を続けて行きたいと考えている。
息長く続けていくために,また多くの先生方が持っている講義や実
験のノウハウを広く共有し合うために,多くの先生方に参加していた
だければ幸いと考える。
(栗岡 誠司)