

2000年11月30日(木曜日)
やっぱし違うなあ..........というのがこのところの印象です。講演だったり、寄稿だったり、出演だったり、いろいろな依頼が私の所には舞い込みますが、やっぱり「会う」「会わない」で大きく違うのです。
何が違うかというと
面倒ないと言えばそうだが、私の体験から言うと「メールだけの依頼」というのは、講演でも原稿でも、依頼者の意図がどうも見えないことが多い。分かったようで、少し時間が経つと「あれ」ということになる。電話はもう少し記憶に残る。メールの本数より電話の本数の方が少ないと言うこともあるが、主には依頼者の声やその声の調子が耳に残っているからだと思う。それが私のサイドに残る情報や責任感になる。
会えばもっと意図が伝わる。相手の顔を見れば、その後ろにある団体や雑誌(紙)の性格や、何を望んでいるのかが分かる。30分話をすれば、ものすごく親しくなれるし、その間に付帯情報も絶え間なく交換される。会って依頼された講演や原稿を忘れることはまずない。
アメリカの本に「トンネル効果」という言葉が出ているのを読んだことがある。メールはトンネルを走るようなものだ、という意味だったと思う。付帯情報はない。用件だけが伝わる。それはそれでいいが、本来の人間の情報交換というのはそういうものではない。
やはり依頼者と被依頼者の意志疎通がきちんといき、プロダクト(講演、原稿、出演)などが双方の思い通りに行くためには、「物理的 meeting」が極めて重要だと思う。日本ではあまり報道されなかったが、あのインターネット社会の落とし子のようなシスコ・システムズで、「メール使用の抑制」と「職場で従業員相互の意志疎通の為のスペース設置」が推奨されている事実は、メールが持つ利便性の裏の「メール意志疎通の限界」を示している。

2000年11月29日(水曜日)
29日付けの朝日新聞の経済面(9面)に、「グリーンスパンの魔術」と、その本の一節が紹介されている。「米、いつまで”魔術”頼り」という山脇ワシントン特派員の記事。
山脇さんはワシントンに行かれる前に私のオフィスに来られて、しばらく話をしました。以前から、為替などでコンタクトがあった。記事を見ていると、すっかり落ち着かれたようですね。海外の場合は、大体任期は4年。最初の一年は慣れて、二年目は様子が分かって、三年目はばりばり仕事をして、四年目は飽きる.....というのが大体のパターン。振り返ってみると、小生もそうだった。
まあ、山脇さんは行かれたばかりでこれからでしょう。新大統領が決まって、そしてGDPの伸び率も2.4%(第三・四半期 過去4年間で最低)に落ちてきて、株価も下値模索のアメリカ経済を米新政権がどう舵取りし、日本とアメリカとの関係がどうなるか。今までよりは、ワシントン種が多くなりそうです。今までは、シリコンバレー種、ニューヨーク種だったのですが。
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同じワシントンと言えば、二人の子供さんを抱えた木村さんが、博報堂がやっている子育て関連サイトの特派員となって10月から月1回ごくレポートを載せることになっていて、木村さんの文章も楽しみです。「5人も特派員がいるので、あまり長く書けないのが残念」ということですが、そういえばボルチモアで女の子を出産した知り合いにこのサイトを教えました。
海外での出産は大変でしょうね。全く経験がないので知りませんが。アメリカでもっとも人気のあるサイトの一つ、情報交換の話題は、「子育て」だそうです。日本もアメリカもおばんちゃんの知恵が近くにない場合が多い。こうした情報は重要なんだと思います。

2000年11月28日(火曜日)
フレッツISDNにしたばかりでせわしないのですが、自宅のネット回線をADSLにする手続きに入りました。使っている一つのプロバイダーがイーアクセス経由でADSLに対応したため。
NTTもADSLへの対応を今までの消極的姿勢から転換して開始したようですが、こちらの方はまだ私が持っている電話番号地域での対応はこれから。しかし、イーアクセスのサイトで自分の電話番号を調べたら、同社では12月の初めから対応ということが判明したので、とりあえず同社で試すことにしたもの。
どのくらいスピードアップするかというと、下り(自分のPCへの情報伝送速度)は640kに、上り(逆)は320kで、下りがISDNの10倍、上りが5倍。かなり速くなると思う。
追加コストは、月額ですが6200円です。フレッツでも5000円近くだったと思ったので、スピードを考えればペイする。プロバイダーとは年間契約ですから、使いたい放題でこの金額はリーゾナブルだと判断しました。今後競争が激化すれば、安くもなるでしょう。
接続方法は二つあって、USB対応とモデム対応。私はどちらでも良いんですが、USB対応は Windows 98se(セカンドエディション)とWindows me だけに対応。我が家のPCは前者なのでこれを一応考えているのですが、10ベースのハブを使うモデム方式も魅力があると考えています。まあこれから決めます。初期費用がともにかかる。
一番の問題は回線チェックがまだ終わっていないこと。マンションの電話回線は、マンションを作った業者がいろいろやっている可能性があって、たまに新しいサービスに対応できないケースもある。今のところ、しばらくISDN回線はそのままにしてADSL専用のアナログ回線を引く予定なのですが、うまくいくかどうか。

2000年11月27日(月曜日)
ジョークが入荷しましたので、紹介しましょう。タイムリーなものですが、ちょっと長すぎる印象もする。うーん、誰が考えたんでしょうね。ここに載っている金融機関に極めて詳しい人、内部の人のような気もするが.......
タイトルは「世界最大の銀行が米国を救う」(原題:MIZUHO SAVE MISERABLE FLORIDA)です。出典は「11月26日付 ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル他」とある。ははは、この二つの新聞にこのような記事は小生は見かけませんでしたが。ある意味で、日本の銀行員の悲哀も漂うジョークです。
世界最大の銀行「みずほファイナンシャルグループ」が、今世紀 最悪の混沌と言われた米国大統領選挙に終止符を打った。11月 23日、フロリダ州のパームビーチ、ブロワーズ、マイアミ・デイ ドの3郡で手作業による大統領選挙の投票結果を再集計していた 開票作業員たちが、突然、作業の続行をボイコット。州最高裁が 定めた期限(日曜日の夕方)までに全ての作業を終えることは不 可能、とお手上げ状態になった。3郡計の618,000票はもちろん 、投票集計機による読み取りで白紙とされた10,750票分の再集計 も出来ないという事態に、州選挙管理委員会は天を仰いだ。直後、日本の銀行から大胆な提案が舞い込んだ。提案の差出人が 3人の共同CEOの連名であることに、ハリス州務長官は大きな 違和感を覚えたというが、「手作業要員333人が既に成田空港 からフロリダに向けて飛び立った。」という日本の金融機関とし ては異例のスピード決断に驚き、藁にもすがる思いで提案を受け 入れた。
333人の手作業要員の内訳は、DKBの預金部、富士銀行の預 金部およびIBJの証券事務部の精鋭部隊各111人。アメリカ 東部時間24日午後にオーランド国際空港に到着した彼らは 、長旅の疲れも見せず各集計所に直行。直ちに集計作業を開始し た。
同州の手作業による再集計は、16日以降、4人一組で行われて きたが、集計作業は殆ど進んでいなかった。ところが、日本から やってきた銀行員たちは驚くべきスピードで集計を進めた。彼ら は「札鑑(さつかん)」という特殊技能を備えており、投票用紙 を機械のようなスピードで数えていく。特に、悪名高いパームビーチ 郡の「バタフライ投票用紙」については、IBJ行員が目覚しい活躍 をおさめた。同行は「ワリコー」という一風変わった愛称の金融債を 発行しており、「現物(げんぶつ)」を扱う証券事務部のメンバーは、 厚紙を数えるツボを心得ている。
大統領選挙の再集計を巡っては、開票作業員の恣意性により、不 公正な結果がもたらされるのではないか、との懸念から、双方の 弁護士立会いのもと行われてきたが、米国の選挙権をもたない日 本人による集計は、中立性という点からも大いに評価できる。ブ ッシュ、ゴア両陣営は、元国務長官級の大物を次々とフロリダ入 りさせて、様々な発言を通して関係者にプレッシャーをかけたが 、英語が良くわからない日本の銀行員たちは、こうした雑音に邪 魔されることなく、黙々と作業を続けた。
日本の銀行員たちは疲れ知らず。深夜労働を何とも思っていない ようだ。時差のせいか、それとも生活習慣の違いからか、報道陣 が寝静まった深夜になると、がぜん集計のスピードが上がり、ア メリカ東部時間25日朝には第一回目の集計を完了。同日午後 5時には、海外からの不在者投票も含めて第二回目の集計も完了 した。
頼みもしない二回目の再集計が行われたことについて、ハリス州 務長官は戸惑いを隠しきれない様子であったが、日本の銀行で は、上司からの指示がなくても、現金等は必ず2回以上数える 「再鑑(さいかん)」が行われるのが常である。驚くべきことに 、一回目と二回目の誤差はゼロであり、日本の銀行員たちの集計 精度は、フロリダ州が採用した投票集計機の精度をはるかに上回 るものであった。
集計結果は、大方の予想通り、パームビーチ郡で票を伸ばしたゴ ア候補が大逆転。納得がいかないブッシュ候補は、再集計結果を 無効として、連邦裁判所に持ち込む構えを見せている。しかし 、同氏は、記者会見の席上で、IBJを「International Bank of Japan」、富士銀行を「Geisha Bank」、またDKBをドレスナ ー銀行(DrKB)と混同するなど、日本の某首相と同レベルの「問題 発言」を行い、共和党内部からも大統領候補としての「資質に問 題あり」と糾弾されている。結局、これ以上の政局の混乱は避け たいとの慎重論に押され、最終的に提訴は見送られる模様。クリ ントン大統領は「アメリカにとって最も重要なパートナーである 日本の協力によって大統領選挙が完了したことをうれしく思う 。」とのコメントを発表。ホワイトハウスからニューヨーク州チャパカへ の引越し準備を開始した。
お手柄の333人の手作業要員は、本日以降、オーランドのディ ズニー・ワールドやユニバーサル・スタジオ、パームビーチのゴ ルフ場やショッピングモールなどで、1週間の特別休暇が与えら れる。これだけの大偉業を成し遂げたにもかかわらず、彼らは 「1週間の長期休暇は極めて珍しい」と素直に喜んでいる。全米 のケーブルTVで報道された彼らの特殊技能「satukann」とポケ モンキャラクターをプリントした「みずほTシャツ」(13ドル )が、 フロリダの新名物として爆発的な人気を呼びそうである。
みずほファイナンシャルグループは、今回の集計事務代行により 手数料4百万ドルを受け取った。3で割り切れない特別収入に 、3人の共同CEOは頭を抱えている。ムーディーズは同グル ープの格付け引き上げ見通しを発表。「みずほファイナンシャル グループは、今回の代行事務成功により、選挙集計という新ビジ lスを確立した。正確な手作業を要するこの業務は米銀には到底 参入不可能。より重要なポイントは、労働集約的な新ビジネスの 今後の展開次第では、邦銀の最大の問題点であった過剰人員の解 消に役立つことだ。」と述べた。チェースマンハッタンのエマ上 級副社長も「我々にはないエクスパティーズであり、大いに脅威 を感じる。」と語った。
みずほファイナンシャルグループの3人の共同CEOは「次は東 ティモールでの集計作業を」と目論んでいるが、これに対しては 、労働環境の悪化を理由に、従業員の間から早くも反対の声が出 ているようだ。

2000年11月25〜26日(土〜日曜日)
人間誰でも、「時間」は24時間しかもっていない。そして、その時間を巡る争いが新しい局面を迎えようとしている。12月01日からBSデジタル放送が始まり、私がやっている番組も12月の第二週から通常放送以外に従来放送とほぼ同時進行で行うことになっている。見る側の選択の余地は一段と増えることになる。
しかし、常識的に考えて競争は熾烈なものになるだろう。今までテレビは、地上波がNHKの教育テレビを含めて関東地方で6波だった。そこに衛星放送がまず多局化をもたらし、それがまた今回一段と増加する。BS-I、BS日テレ、BS朝日、NHKなどなど次々に登場して視聴可能チャンネルが激増するのである。
テレビの他にラジオ、インターネット、本、映画などなど、我々が見たり、聞いたり、読んだりするために提供される媒体は山ほど出てきた。問題は、視聴者が自分の時間をどう割り振りするかという点だろう。で私の予想は、メディアが増えてもひとり一人の総視聴時間は伸びないだろう、というものだ。寝なければならないし、働き、酒を飲み、だべらねばならない。
自分の事を考えてみてよく分かる。BSが始まったからと言って、時間は伸びないだろうと思う。今でもテレビをゆっくり見ている時間は少ない。昔から「テレビが300チャンネル」とか言われてずっと「そりゃなんだ」と思ってきた。一人の人間が自由にテレビを見れる時間を4時間とすると240分。それを仮に300局で割れば、一局1分にもならない。
問題は、次々に増加してくる局が自局を十分にアピールできない点である。局数が増える分だけ、弱小局は特徴を出さなければならないのだが、それが十分でない。私の予想を言うと、たぶんテレビ局もインターネットの世界に似てくる。誰でもが見るサイトと、たまにしか見られないサイト。
しかし、たまにしか見られないサイトでは広告料は取れない。とすると、ネットサイトは極小資金でできるが、テレビ局はコストは安くなったがそれでも資本が必要になる。特にデジタル化では膨大なコストがかかる。ということは、今はテレビの局、放送の局の数が増える最盛期であって、今後はコストが高く、売り上げ増が難しい放送関連の局は提携、合併の道を探らざるを得なくなるだろうということである。
BSデジタルはまだ受像器も完成状態ではないと聞く。かなり危なっかしいスタートになった。電波を送り出す側としても、頭を絞らねばならない時期なのだろう。

2000年11月24日(金曜日)
今までネットでの本購入はずっと紀伊国屋のサイトで行っていたのですが、アマゾンで初めて本を買ったら、文庫本にはカバーがついて送られてきました。ちょっとびっくり・嬉し。ハードカバーの本にはカバーは付いていませんでしたが。ひと味違うサービスという観点でしょうか。
アマゾンといえば、金曜日の米東部時間の午前11時30分から30分間、いっさいのオーダーが取れなくなったそうですな。一つの本屋のシャットダウンがウォール・ストリート・ジャーナルの項目記事の一つになるというのは、ネットワークを持つ私的機関が一挙に公的性格も持ち始めた証拠で、それはそれで面白いのですが、今回のシャットダウンはハッカーなどのいたずらによるものではなく、同社のコンピューターの一つが hiccup(しゃっくり、一時的なトラブル)を起こしたためらしい。
アマゾンは労働組合の結成など動きなどもあり、まだまだニュースになりそうな会社です。
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「ゲームファンド・ときめきメモリアル」に関して文章を書いたら、マネックスの商品開発部長からさっそくメールで、「内容に関して補足させていただきます」とメールが来ました。ということでした。ゲームファンがお金を持っているというのは、すぐに自分の子供の事を考えてしまうので意外でしたが、そうですね電車の中でちゃんと働いていると思える連中が漫画をしっかり読んでいるのを見ると、ゲームのファン層も厚いのでしょう。彼によれば、「ちなみに同じデザインの販売用資料がYahooオークションで販売されるという事態が発生しています」とのこと。ゲームファンの方の購入はもちろん多いですが、目論見書の内容など今までになく 突っ込んだ内容の質問がEメールなどで寄せられています。また投資信託に対する興 味を持っていただくきっかけになったという投資家の方もいらしたようです。二番目 の分類のお客様も多いというのが実感です
- 償還金額は今後制作する新作ゲーム2本の出荷本数によって決定しますが、例え ばそれぞれ20万本と15万本出荷されれば「元本相当分が戻ってくる」というイ メージになります(償還金額は予定です)。35万本づつ出荷となればファンドの投 資金額1万円に対して14500円が償還される予想です。前2作が53万本(累計) と37万本(6ヶ月)という出荷実績が判断材料になると思います
- 購入者はプロフィールを分析したわけではありませんが、問い合わせや申込みの タイミングを見ると次の3つに分類されるようです。
- ときめきシリーズのファン、あるいはゲームのファンの方
- 純粋に投資対象として分散投資の一環で投資をしようとしている方
- 今まで投資信託やオンライン証券に投資するきっかけが無かった投資の初心者 の方
それからゲームファンはお金を持っている人も多いようです。キャラクターのテレカのオークションに何十万円も払う人もいます。他のゲームに比べ歴史が長い分、ファ ンの年齢も少し高いようです。
なお、ファンの方はときメモと略すよりときめき、と言っているようです。コンテンツの証券化というのは今までデビットボウイが音楽版権の証券化を行った り、ソニーやディズニーの映画などの例があったようですが、いずれも機関投資家を 対象にした私募形式で投資金額も億円単位で個人投資家には投資する機会がありませ んでした。今回のファンドは公募で誰でも投資でき小口で販売されるものとしては日本初、おそらく世界でも初めてではないでしょうか。
このパンフレットを私ももらいましたが、オークションに出しているのは、私ではありません(^o^)ハハハ

2000年11月22〜23日(水〜木曜日)
おもろいモノがいろいろでてきますな。今週の日経産業新聞を読み直していたら、月曜日の「金融商品 幅広げる」という記事の中に、eワラント、ミニ株などの他の少額投資金融商品と並んで、「ゲームファンド・ときめきメモリアル」というファンドが紹介されていた。
これは、コナミグループが製作するゲームの製作資金を、一般投資家から調達する新手法。小口証券化して投資家からお金を合計12億円集め、「ときめきメモリアル」の新シリーズ二本を製作するという。
そのシリーズが売れれば、この事業から生じる利益の分配を受ける投資家の受取額も増えるという仕組みらしい。もう数年前からアメリカではネット上で事業計画を明確にし、それだけでお金を集める手法が話題になったことがあったが、それがきちんとした事業として登場してきたと言うことでしょう。
しかし、その仕組みを見るとなかなか複雑です。タックスヘブンに特定目的会社を設立し、さらに外国投信を通したりしている。eワラントは中身が最後は見えないよりはましですが。結局購入する人は例外なくゲームを知り、それで遊ぶことを知っている人たちでしょうから気にしないということもあるでしょう。償還が2003年6月30日とかなり先。
このシリーズの第一作は昨年の10月発売で53万本、第二作が37万本出ていて、今回のファンドで資金を集める第三作は35万本売れた段階で「元本相当分が戻ってくる」というイメージらしい。
このゲームが好きで、ファンドも買った人は自分への配当を増やすためにも友人に「これは面白いよ」というだろうし、コナミの狙いもそこにあるのでしょう。まあしかし、この種のゲーム好きの連中は、どうみてもお金はないだろうな.....。そこが問題ですか。マネックスのサイトにのみ、詳報がある。

2000年11月21日(火曜日)
うーん、非常に嫌な予感がするな....。政治でも、経済でも非常に大きな事が起きているような気がするのに、それを読めないでいるような......

2000年11月20日(月曜日)
とんだ茶番劇を見せられちゃいましたな。「新しい日本を作る」はずが、あの着地とは。どこが新しいんだ....と言いたくもなる。加藤さんがこれで総裁候補として台頭してくるのは少なくとも当分は難しいでしょう。たぶん、加藤派の再統一もままならない。
夢を振りまいた人は、その夢を撤回した段階で振りまかなかった人より強い失望の対象となる。加藤さんは同志と国民を大いに失望させた。彼の言葉が軽いことがばれてしまった。このホームページを21日早朝の段階で読んで、一段とそう思う。
しかし、問題はそこにとどまらない。今回の着地で、結局なにも展望が開けなかったことが最大の問題である。日本の政治の将来は一段と見えなくなった。これで森政権が安定したとはとても言えない。では、一体どこに首相候補がいるだろうか。一体どこの政党のどの政治家が、日本を実効的に導けるのか。これはアメリカの政治危機よりよほど深い。
二つの県知事選を見る限り、日本の選挙民の出している結論の一つは、「無党派候補者への投票」である。地方自治体は直接選挙だから、これが出来る。石原都知事でも、福田県知事でも、田中知事でも誕生する。しかし、国政選挙は政党をベースに出来ているから、その政党に対する不信が強まると、本当に受け皿がない。来年の参議院選挙、そしてあるかもしれない衆議院選挙に「どこに投票するか」を考えると、今の枠組みの中では非常に難しい。
人間の作る社会にあまり高い基準点を設けるのには、賛成できない。社会主義は、社会の基準に高すぎるハードルを設けて、「人間をもっとも効果的に不幸にするシステム」を作り上げた。人間の社会はどこかいい加減で、ハンドルの遊びがあるからこそ多少道を外れてもスムーズに前に進める。
どこの国の政治にもみっともないことは起きるし、それはある程度織り込まなくはならないと思う。ハンドルの遊びだと。しかし、遊びが大きすぎてもやはり運転は難しくなる。今回はなによりも、運転手の一人がハンドルを急激に切りすぎた。しかも、自爆に近い。あれでは、誰も付いていけない。
20日の夜に加藤さんが流した涙は、自分の不甲斐なさに対する、同志に悪いという感情の反映かもしれない。しかし、今夜の出来事は日本の政治の涙とも受け取れる。悲観してばかりでも、何も始まらないけれども........

2000年11月17〜19日(金〜日曜日)
中央政界の政変は確かに面白いが、この国の政治の先行きを考えるんだったら、先の長野県知事選に続く19日の栃木県知事選挙の方が重要でしょうね。今朝書いた長い文章の一部で私はこう指摘した。
栃木県知事選挙で、6党(自民、民主、公明、自由、保守、自由連合)推薦の現職・渡辺文雄さん(71才)が前今市市長の福田昭夫さん(52才)に破れたのは日本における有権者の政治意識の変化、政党への期待の低下、政党の支配力の低下をまざまざと見せつけて、興味深いものでした。いくつかの新聞が中央政界の混乱よりこの県知事選挙の結果を一面トップに持っていった判断は、正しかったと思う。保守には二つの意味があったと思う。考え方としての保守、そして実利としての保守。考え方の保守には魅力があるし、「真の改革は保守にしかできない」というバーグの言葉もあるとおり、いつまでも価値があると思う。しかし今の日本の保守は、手法とか制度を守ることに汲々としている。これでは魅力がなくなる。保守とはもっと何を守るかを明確にしたものであるはずだ。次期政権を巡る争いで中央政界は政党という枠組みの中でいろいろやっているが、先の長野県知事選、そして今回の栃木知事選で選挙民はそもそも「政党政治」に対する期待度の低下、嫌気を明確に示したと言うことができる。ある意味で、栃木知事選挙は今の永田町の政変をあざ笑う結果を出した。長野、栃木ともどちらかといえば、「保守」が強い基盤をもっていたのに、その保守の基盤に民主など野党も乗り、それでもその候補者は当選できなかった。政党の力も落ちたものだ。
むろん現職が71才で、かつ5選を目指したという特殊事情はありました。しかし、6党推薦が破れるとは現職陣営は予想もしなかったでしょう。議会制民主制を支える政党政治そのものが選挙民の信を失っているとしたら、今後も日本の政治ドラマは予想しないような形で進む可能性が高いと言うことです。
もう一つの保守は実利の保守だが、今の日本では予算配分でメリットが受けられることに伴う「保守であることのメリット」というのは着実に減殺されている。なにせ予算がないのだから、魅力もない。それで縛ろうとしても誰も付いてこないという現状。
アメリカの政治を見ても、有権者は今までに見られなかったような形で中道化し、かつ既成勢力と距離を置き始めた。日本でもその傾向が見られるが、日本の方が受け皿がないのが現実である。だから、6党推薦の知事候補が新人に敗れる。
永田町で次の総理を巡って喧々囂々の騒ぎを展開している政治家達は、長野や栃木の県知事選の結果を分析する方が先ではないのか。受け皿がないのだから、総選挙になっても有権者は白ける。このまま行けば、石原さんがついに日本のトップに座る可能性が高まるような気がする。良い悪いの問題は別にして。

2000年11月16日(木曜日)
昼ごろに京都を出て帰ってきたのですが、帰るというと良い天気。ほんまに皮肉です。まあでも毎年来ていると、いろいろなことに気が付く。今回は企業さんも何カ所か回りました。研究所になんかいて企業の人にあまり会わないのは良くないのです。
メーカーの人に日本の将来を心配する人が多いのにはびっくりしました。日本の若者の将来を心配しているのです。「では、御社に入ってこられる若者はそうなのですか...」と聞くと、それはそれで私どもは教育していますから....という答え。
京都駅ビルの中に伊勢丹が入って2〜3年たちますかね。ちょっと入ってみたら、地下一階と二階の食品売場は人で一杯。しかし、5階とか6階の男性関係のフロアは人影もまばら。店員と話をしていて、「どう」と言ったら「あきまへん.....」と。郊外の安い店に客を取られるのだそうです。
華々しい出店で始まった京都の伊勢丹ですが、少なくとも男性衣料の部分では苦戦のようです。まあ、これはどの百貨店でも同じ事ですが。
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東京駅に着いてタクシーに乗ったのですが、えらく道が混んでいてのろのろ運転。時間がかかりそうだし、車はのんびり走っているしでちょっとメールのチェックと返信をしてしまおうと思って、PCを起こしてピッチを使ってメールを見ていたら、つい最近会社を代わった勉強会仲間の河野君からメール。
河野君はいままで第一生命経済研究所で主任研究員をしていたのですが、今度「BNPパリバ証券会社経済調査部長・チーフエコノミスト」ということになって会社を代わった。メールには、「まずは、インフラ作りから始めています。PC環境がこれまでと違うので、結構苦労しています.....」などとある。
まあそうなんでしょうな。今は新しい職場に移ったらPC環境の整備から始めなければならない。自分使用のPCを作るのはなかなか時間がかかる。だからこそ、デルのように個々の顧客のニーズを読みとってそれに沿った出荷をするメーカーには注文が集まるし、株価もそれに反応してくると言うことでしょう。
PCを買い始めた頃は、自分仕様にソフトを入れるのはなかなか楽しいものです。しかし3台目、4台目になると同じソフトウエアを入れるのがばからしくなる。自分仕様でのPCが売っていないかと思う。日本のメーカーにもそういうメーカーが出てきて欲しい。
河野君には、新しい職場でも良い仕事をして欲しいものです。電話番号は、5290-2831で「東京サンケイビルという大手町の面白いビルに入っているらしい。
そうそう思い出しましたが、ピッチの64kは多摩地方に行くと32kになって駄目なのですが、先週、今週と出張した金沢、京都でも問題なく64kで使えました。ピッチの64k地域はかなり広がっていると見ました。また、ピッチは車が40キロ以内で走っている分には支えることを発見しました。それを超えて50キロになると着実に切れてしまう。

2000年11月15日(水曜日)
火曜日から京都に来ていますが、ずっと天気が悪い。秋の京都ということで、観光客の数は凄いのに、可哀想なくらいです。「京都は20日間で商売している」という言葉があるらしいのですが、それはこの秋の紅葉の季節と、春。
この二つの季節は京都のホテルはどこも一杯になる。問題は冬。いろいろ努力をするのですが、冬の京都に観光客を呼ぶのは大変なんだそうです。これは、ホテルのマネージャーの話。その肝心な秋の一番重要な時に天気が悪いのでは、ちょっとまずい。
毎年恒例の京都の経済界の人たちとの会合の為に来ているのですが、アメリカ大統領が決まらないという異常事態で、本来は次のアメリカ大統領の政策のような題でお話しする予定が、急遽変えて人口減少とIT化進展の中での日本経済という話をしました。このところずっと、この問題を研究していたモノですから。結果的には、この話題の方が良かった。出席者の関心も高かったように思います。
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FOMCは予想通りフェデラルファンド金利のリスクの所在に関する認識を変えなかった。株式市場の一部には、リスクの所在に関する認識を変えるのではないかとの見方があったので、株価は引け際にかけて日中の上げ分の大部分を失って終えた。
しかし、これは期待のしすぎでしょう。FRBの立場からすれば、最近の株式市場の乱高下は懸念の材料であっても、水準そのものは「程良き調整」の範囲を出るものではない、ということです。
For immediate releaseThe Federal Open Market Committee at its meeting today decided to maintain the existing stance of monetary policy, keeping its target for the federal funds rate at 6-1/2 percent.
The utilization of the pool of available workers remains at an unusually high level, and the increase in energy prices, though having limited effect on core measures of prices to date, still harbors the possibility of raising inflation expectations. The Committee, accordingly, continues to see a risk of heightened inflation pressures. However, softening in business and household demand and tightening conditions in financial markets over recent months suggest that the economy could expand for a time at a pace below the productivity-enhanced rate of growth of its potential to produce.
Nonetheless, to date the easing of demand pressures has not been sufficient to warrant a change in the Committee's judgment that against the background of its long-run goals of price stability and sustainable economic growth and of the information currently available, the risks continue to be weighted mainly toward conditions that may generate heightened inflation pressures in the foreseeable future.

2000年11月14日(火曜日)
客 :「おーいママさん御勘定.....」ははは、そんなことが本当に出来そうなんですよ。必要なのは、ジャパンネット銀行の口座と残高、それに客が携帯していなければならないものとしては、ネット接続可能な携帯端末。携帯電話でもPDAでもPCでも良い。ママさん :「あいよ、あんれ今日はよく食べたね....えーーーと3人で2万5300円だね」
客 :「はいよ....あれ....足りねえな....」
ママさん :「おや、珍しいね...でもうちは掛け売りはしてないし....」
客 :「ああ、いいこと思いついた。今から振り込むからさ....」
ママさん :「振り込むって、もう夜だよ....」
客 :「それが出来るんだな、振り込み口座教えてよ。今目の前でやるからさ...」
実は、先週だったと思うのですが、ものは試しと思ってこの銀行に口座を持ったのです。何が出来るのか....と。最近の私の銀行に対する不満は、三つで
面白いのは、「マネー簿」というソフト(一種の家計簿)と連動していて、その中の「通帳」という項目に銀行のサーバーにある情報(通帳情報)がダウンロードされることです。資金の出し入れ、振り込みなどの移動。従って、このソフトの中に普通は通帳に記帳される資金の移動がずらっと表示される。つまり、記帳をしに銀行まで行く必要がなくなった。これも