ライム で〜す。

 犬種は イングリッシュ・コッカー・スパニエル

 日本ではあまりポピュラーな犬種ではありません。
 同じコッカーでも アメリカン・コッカー や キャバリア 
などの犬種は、比較的よく見かけることができます。

イングリッシュ・コッカー・スパニエルの特徴

 顔 断面は四角く細長い

 耳 頭の低い位置にあり、長い程良いらしい。

 足 体格の割には手足がやたら大きく、見るからに頑丈そう。

 尾 断尾します。

 体重 12kg前後が標準

 目 アメリカン・コッカーのようにドングリ眼ではなく、アーモンド型

 おしり まあるくてとてもかわいい

 この犬種は、もともとガンドッグとして使われていました。

 草むらの中の鳥を、暴れることによって(吠えてではない)追い出したり、
 撃ち落とした鳥を草むらから回収するのに使われていたようです。
 うちのライムにはその習性がかなり強く残っているようです。
 持来欲がつよく、また、草むらをみると、いてもたってもいられなくなって
 かけずり回ります。
 その性格のせいでしょうか、ライムは比較的しつけは楽でした。
 どんな場合でも、(たとえほかの犬がいて、そちらにライムの
 興味がいっていても)名前を呼べば、必ず戻ってきます。
 よっぽどの人混みや、交通量が多く危険な通りでない限りは、
 ノーリードでも不安はありません。

 吠えないように品種を定着させた犬なので、無駄吠えはあまりしません。
 飼い主に大変従順で、訓練性能も比較的高く、丈夫(うちのは今まで病気一つ
 してません)

 活発で遊び好き、毛の手入れもやさしい部類です。

 
 欠点は、何でもよく食べるのはいいのですが、気をつけないといくらでも
 食べておなかをこわしてしまうので、食事の量や質には注意が必要です。
 でも、それはどのような犬種でも、食事に注意するなんてのは犬を飼う上では
 当然のことですから、さほど大きな欠点ではないでしょう。

 もう一つ、遊び好きの犬ですから、一人で留守番をしているようなときには
 いたずらをしてしまいます。
 紙切れをずたずたにする、ゴミ箱をひっくり返す、ぐらいですから、まあ
 可愛いもんですけど、万が一のことが起きないように、ガスの元栓をしめ、
 熱を発生するような電化製品(ドライヤーなど)は必ずコンセントを
 抜いてから外出しています。

 それから、間違って、金属やプラスティックなどを飲み込まないように、
 口に入りそうなものは犬用のおもちゃをのぞいて、すべて手(足?)の
 届かないところにおくことも忘れてはいけない事項です。

 小さすぎず、大きすぎず、吠え声も神経質ではなく、攻撃的なところもなし、
 丈夫、訓練性能も良好、好奇心旺盛で明るい性格は、都会で人と一緒に暮らす
 犬としては相当得点が高いと思うのですが、
 どうしたことか日本では、個体数が少ないようです。

 最近は徐々に飼う人が増えてはいるらしいのですが。

 

 この犬種を飼っている方は、一緒に遊びながら十分に運動させてください。

 本来ガンドッグなので、かなりの運動量が必要です。