わたしは、1996ねん5がつ4かに、しながわの りとるけんねる 
 というところでうまれました。
 きょうだいのなかで、どういうわけか、さいごまでのこっていました。
 ちょっとふあんになりかけたとき、おとさまがあらわれました。
 おとさまは、ひとめでわたしをきにいってくれたようで、
 それからいっしゅうかんほどでひきとられました。
 そのときに、うまれてはじめて、くるま にのりました。
 でも、おとさまは、とてもきをつけてやさしくうんてんしてくれたので、
 ぜんぜんよいませんでした。 
 それどころか、とてもくるまにのるのがすきになっちゃったんです。

 おうちにつくと、いろいろなものがすでによういされていました。
 おとさまは、わたしのなまえをつけるのに、すごくくろうしたみたいです。
 わたしのめが、ほかのいぬたちとちがって、あーもんどがたしてるのがすごく
 すきなんだそうで、そのかたちから、あるものをれんそうしたのです。
 おとさまは、かんきつけいのくだものがだいすきで、わたしのめのかたちから
 さいしょはれもんをそうぞうしたらしいのですが、
 「れもんじゃ、ちょっとよびにくいなぁ、みかんもすきだけど、う〜ん、
  すだち、かぼすじゃ、あんまりかぁ・・・・」
 ということで、らいむにしたそうです。
 
 おとさまは、いいとしこいてひとりものです。
 「ひとりものだから、おとさまはやめろぉ、らいむにいとよべぃ。」
 っていってます。
 でも、おとさま のほうがふんいきあるから、
 らいむにい なんていってあげない。
 いいでしょ? おとさま。