おとさまのうちにきた、はじめてのふゆ、ふしぎなものをみました。
あさ、どうろにでようとしたら、いつもとなんだかけしきがちがうんです。
どこをみても、おなじあかるさ。
わたしにはいろわけがわからないから、とてもあかるいとしかいえません。
でも、いつもと、にているのにかたちもすこしちがいます。
おうちのまえのうえこみのかべも、そのなかのつつじも、みんな
まぶしくて、かどがなくなっています。
はっぱがなかったのに、たくさんかぶっています。

まぶしいどうろにでてみると、あしが、さくさくしずむんです。
ふしぎなかんしょく。つめたい。
おそるおそるあるいてみると、ぜんぶのあしが、さくさくしずみます。
はなをつっこんでみました。
どんどんはながもぐっていきます。

よくわからないけど、おとさまはなにもいわないから、だいじょうぶだとおもって
たべてみました。
つめたい、つめたい。
まえにたべさせてもらった、こおりにあじがにています。
そんなにおいしいとはおもわなかったけど、じゃくじゃくしたかんじが
おもしろい。
ほってみると、やわらかくて、からだがもぐるの。
おもしろすぎて、かけまわっちゃいました。
とびこんでみたり、ほってみたり、はしったり、たのしくて、
なんだかとってもきにいりました。
おとさまが、このつめたいものをわたしになげます。
おもわずぼーるあそびのつもりでおくちでとりました。
でも、かたちがくずれて、はんぶんぐらいはとびちっちゃいます。
それがまたおもしろくて、おとさまにずっとなげてもらいました。

おとさまが、このつめたいものは、ゆき だっておしえてくれました。
そらからふってくる、ふしぎなつめたいあかるいもの。
でも、あたたかくなると、みずになって、きえちゃいました。